ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部(立山)・室堂山~浄土山(2831m)周回

2014年11月12日 | 山歩き
2014年11月11日(火)

天候:ピーカン

祝!初滑りといきたいところだが、今回は、祝!雪山!で。
どうも冬型が続かない。いつもはこの辺りで滑っているが今回はそうも行きそうにない。
日曜は、富山にいたが下界は雨模様。山は降っているでしょう。
月曜に上がった立山ガイドさんの情報によるとまだ滑るほどはないという。
まあ行くだけ行って見ましょうか。
そして、山スキーヤー視点で色々見てみましょう。

早起きして、一路立山駅へ。11月からは感謝月間と言うことでアルペンルートも2割引。
一番が、0820なのでノンビリ行けた。


ケーブルカー

雪もないということで、お客さんも少ない。しかし、ボーダー2名いた。
室堂に到着後、早速テラスで偵察。


国見岳


室堂ゲレンデ

この辺はさっぱりである。


室堂平と立山

天気はすこぶるいい。風もなく穏やかである。
地面は、踏み固められたところは凍っている。早速、アイゼン装着。
室堂山荘方面へ。山荘の辺りで先のボーダーさん称名川源頭をドロップして行く。


源頭部

とりあえず、室堂山方面へ。トレースはしっかり付いている。



雪面は堅めもしくはモナカであった。沢筋は少し吹きだまっている。



上部の台地状に乗り上げて西側を見たところ。行けそうな所もある。


上から室堂平方面

いつも滑っているところだ。沢状の凹状は吹きだまっている。
室堂山展望台からは、大展望。しかし北ア南部は雲の通り道となっていた。


薬師岳と黒部五郎方面


白山


槍ヶ岳方面

ここで休憩してから浄土山の西面を上がる。


雷鳥さんの足跡

ここもトレース付いており楽である。1Pで浄土山。
まずは立山方面。


立山方面

浄土山山頂は結構雪ついている。神社裏ルンゼも繋がっていた。
雄山から御山谷方面へのルンゼも繋がっている。


別山方面

大走り尾根は見えるところは雪ついていた。ボーダーさん達はそちらへ行ったのであろう。
大走り沢は見えず。雷鳥沢は雪少なし。真ん中の大岩など出ていた。
あちらは陽当たりもいいので、少なめな感じである。


浄土山山頂

山頂から富山大研究所方向へ。
浄土山東カールは、いい感じである。


山頂すぐの稜線から東カール

もう少し進んだところからも1枚。


その2

そして、縦走路に出てから雄山方面



御山谷は、まだまだ少なめ。


称名川源頭部

源頭部は沢状は吹きだまっており、かろうじて行けそうである。


御山谷源頭部

小屋の裏は面ツルのいい斜面があったが、その下がまだ岩岩。


称名川源頭部その2

夏道の辺りは雪あり。その下は岩岩。


浄土山東カール

下から見たところである。行けそう。


称名川源頭部から雷鳥平方面

まだこの辺は厳しいね~
ここ下っている途中、スキーヤー1名すれ違った。
私と一緒で岩&藪スキー大好き人間であろう(笑)


浄土山北東面カール

ここは夏も一番遅くなで残っているところである。シュプールがあった。


称名川源頭から雷鳥平方面その2

雷鳥平方面、あらら(汗)という感じである。


浄土山北面カール

ここももう一息という感じである。

ということで、本日(水曜)夜から明日1日降ってもらって、何とか週末の初滑りには間に合いそうである。
それでは皆さん週末立山で会いましょう。

飛騨・籾糠山(1744m)

2014年11月12日 | 山歩き
2014年11月8日(土)

天候:曇り

このところ飛騨の山ばかりだが、いい山が多い。
ここ籾糠山も以前から行きたいと思っていた山の一つである。
紅葉シーズンなどは結構な賑わいのようであるが、11月に入るとめっきり人もいなくなる。
この日も6パーティーくらいであった。
朝一でうちを出発し、白川郷の展望台に寄ってから国道360号を天生峠へ。


展望台より


天生峠看板

すでに数台停まっていた。
準備して出発。整備された道を行く。


登山道入口

天生湿原への観光ルートでもあるので、整備はされている。
程なく天生湿原。


湿原北側
1周出来るように木道がつけられていた。行きは右から回った。


湿原南側

春以降の雪解け後は、綺麗なお花が咲くようだ。
南の端から籾糠山への道へ行く。
ルートは3本あり、一番右のブナの道へ。


ブナ林

この辺は、ブナとカツラが多い。ブナの急登を一登りで休憩にいいベンチがあった。
そこで軽く休んで緩くなった登山道を行くとツガなどの針葉樹林帯へ。
開けたところで山頂が見えてきた。


山頂方面

山頂へは急登を一登りで到着する。途中、アサギマダラがお亡くなりになっていた。
南方へ行かずに寒さにやられたか?綺麗な状態であった。



山頂に到着すると一組の親子がいた。


山頂標識

そんなに広くはないが何組かは休める。
すぐ隣りに近くて遠い猿ヶ馬場山。


猿ヶ馬場山

谷を挟んですぐであるが、夏の登山道はない。
今冬にでも再度挑戦してみようか。
山頂からは通常大展望であるが、この日は低気圧も接近していることもあり曇り基調。
たまに乗鞍岳や穂高岳方面見えるも遠くのお山は見えなかった。


北アルプス方面

山頂で休んでいると、カラ谷ルートから登ってきた団体さんや前後して出発した方々が登ってきた。
混できたので下山。帰りは木平湿原へのルートを取る。
まずはカラ谷へ下りる。


カラ谷出合

そこから一登りで稜線に出てしばらく行くと木道のある木平湿原。


木平湿原

ここから下ると、朝行ったブナルートとカラ谷ルートに出合う。
そこから少し登ると天生湿原。帰りは行きに寄らなかった小島の祠をお参りした。





峠に戻って、温泉は五箇山の温泉へ。



ダムのほとりで景色はいいが、塩素臭たっぷりはいただけなかった。

そして、雨晴海岸へ行くも今回も富山湾越しの剱立山は見えず。
ここは全敗である。いつかは看板のような景色を拝みたい。





氷見の民宿でブリなどの海鮮三昧に満喫した。