ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

越美・銀杏峰(1440.7m)

2014年11月04日 | 山歩き
2014年11月4日(火)

天候:曇りのち晴れ

3日当直明けで、うちの雑事をこなし夕方発。
高山の松之木峠手前で、デカいクマ五郎轢きそうになる。
マジ、焦りました。今までシカ、カモシカ、狸に狐、テンにおにゃんこなどにはお目にかかりましたが、
クマは初めてです。しかしクマも轢かれたくなかったか、寸前で止まったようです。
タイミングは完璧当たっていましたが。。。
飛騨に来てからは、雨は降ったり止んだり、越前大野に着くまでも降ったり止んだり。
あまりこちら側は良くないようです。
大野は、あまり車泊適地がないように思う。まあしっかり寝ましたが。。。

朝もパラッと来たが、天気図的には大丈夫でしょう。
さて、銀杏峰と書いて、げなんぽ と読みます。
この山、数年前に若栗の頭で会った福井のテレマーカーさんに聞きました。
福井の方のホームはどこ?と聞いたところ、このインパクトのある名前が記憶に。
福井の山は、まだ荒島岳のみでしたので、この機会に行って見ようかと。
まずは、町のコンビニから宝慶寺を目指します。
山の稜線は雲の通り道となっています。
宝慶寺橋の手前を左に上がり、宝慶寺いこいの森へ。
ここにキャンプ場があり、駐車場及び登山口もここに。


いこいの森

ここからすぐの登山道が名松新道。ここから林道を行くと小葉谷登山道。この登山道入口にも駐車場ありますが、
小葉谷から名松新道周回としたので、ここに停め、トボトボ林道を歩く。






小葉谷橋

この橋過ぎて、一登りで登山道入口へ。林道1P歩くのでうんざりくるが我慢。


小葉谷登山口

ここで一本入れて、細尾根へ上がります。結構急登です。
一登りするとまた林道と行き合い、左少し下へ行くと、また尾根に取り付きます。
そのすぐ上が、この山の由来ともなったと言われる銀鉱山の跡がある。



ここからも急登上がって行きます。北斜面のため、まだ陽は当たらず。


虎ロープが至る所に

広葉樹林の尾根を行くと比較的大きめのブナ。ここで一本。




ブナの木

この山も「銀杏峰を愛する会」の方々がボラで整備されているようだ。
看板もしっかりしていて、道も整備されている。
後ろに大野市街の盆地。



だいぶ高度稼ぎました。この山も1000ちょっと登ります。
この尾根は一気に突き上げています。あと、小葉谷を右左に分けている尾根でもあります。
ブナの木から上がって行くと100m毎看板が。


1200m


1300m

1300m看板までは急登続きますが、その上は低木帯となり傾斜も緩みます。


1380m

この辺りが極楽平。山頂付近は広い稜線となり歩きやすい。
この辺の山、雪深いためかわからないが、山頂付近は低木帯か笹原である。


山頂方面

この広い山頂部には散策用の道もあるようだ。


案内看板

程なく祠のある山頂。


山頂と白山、荒島岳

360度大展望の貸し切りだ。


大野市街と白山、荒島岳方面


遠く御嶽山


姥ヶ岳と能郷白山方面


福井市、日本海方面

先週に比べ、この連休で随分白くなった。乗鞍、北ア方面もよく見えた。
そのうち、声が聞こえてきた。私と同方向から2人組みが上がってきた。少しお話しして、軽食とって下山準備。


山頂と部子山

隣の部子山はここより少し高い。あちらも何れ行ってみたい。


白山


名松新道方面

天竺坂を下るともう一本の登山道、中島親水古道。




分岐

分岐の所に刈り払いされた展望台があった。


山頂方面


部子山と小葉谷登山道

この小葉谷が山頂から滑られている。しかしこの辺りからのドロップは、随分急傾斜である。
その後の谷は良さげ、林道も登り返しなくいい感じではある。
あとは、ブナの林を下りていく。


ぶな~

30分くらいで前山。


前山

ここで石川からの方々が上がってこられた。いろいろお話していたら、
もう引退されてノンビリしているのかと聞かれた。。。(笑)
そんなに年取って見えるか~?ガックリ。。。
あとはまたブナの林を下る。こちらの方が尾根も広くいい。冬もここ上がっているようである。


ぶな~

下の方へ行くと、松に看板が。いくつかあったが、これが一番デカかった。




羽衣の松

この辺から混合樹林帯。この尾根滑っても楽しそうであった。


ドライフラワー寸前のアジサイ

杉の植林行くと、元の位置へ戻ってきた。


ログハウス横の名松新道入口

まだ、13時前であったので、前々から行きたかったこの下の宝慶寺へ。


この手前の駐車場に停める


山門



本堂でお参りをしていると修行僧の方など集まり始めてきた。
中には外国の方や女性もチラホラおられた。
ここは近くの大本山永平寺の次の格式ある道場でもある。
いつでも坐禅など受け付けているようである。雰囲気も肩苦しくなくいい。
いずれ、鍛えに来ようと思う。

いいお参りをして、気持ちもすがすがしく帰路につく。
帰りは九頭竜温泉でお肌ツルツルになった。

最近何か北陸づいているかも。