ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・湯俣温泉

2012年08月13日 | 山温泉
2012年8月11日~13日

さて、このお盆休みの天気予報はどうもいけない。。。
土曜は何とか持ちそうだが日曜日からはわからないね~
という感じ。
と言うことで、当初予定の黒部方面は中止して、雨なら雨で
それなりに楽しもうということで、昨年に引き続き湯俣へ行った。

第1日目

天候:曇り(たまにパラっと)

この日は、予報通りのお天気。
昨年、七倉登山口は車がいっぱいであったため用心して早めに行く。
途中、F師匠チームとすれ違う。


七倉登山口駐車場

今年は天気が悪い予報のためか、車は少なかった。
乗り合わせで高瀬ダム上へ。
皆さん烏帽子岳へ行くようである。まあそれが普通か。


高瀬ダム

昨年のようにトンネル真っ暗かと思いきや今年は電気がこうこうとついていた。
ヘッデンしているのが間抜けである(笑)
サクサクと林道を行くと1時間ちょっとで林道終点。
登山道入ってしばしで無名沢避難小屋。


無名沢避難小屋

ここ畳もリニューアルされてきれいであった。
この先、1Pで湯俣である。
途中、1ヶ月前に行った北鎌独標が見えてきた。その横から槍ヶ岳。


登山道途中から独標、槍ヶ岳

ホントここまで来ると槍が近い。
昔はこちらからの登山道あったが。復活の話しもあるらしい。
2時間半で湯俣である。


晴嵐荘

受付済まし、テント張る。まだ9時前で人もいない。
このまま湯俣川遡行しちゃうか~とも思ったが、グッとこらえてテント張る。


テン場

早速、湯俣川の噴湯丘を見学に。というか一湯入魂に行く(笑)
やばい写真はどうしましょう?ミクにアップして退かれても困るのでやめておくか。


水俣川と湯俣川合流地点

水の色が全く違うのがわかるだろうか?
湯俣川は硫黄成分が多く、青い水となる。


噴湯丘地点

噴湯丘の場所へ来た。ここで一般の方々は対岸から見ているが、
こちらは沢靴持参。対岸渡って間近に見る。
まずは昨年もいたキノコちゃん。


噴湯丘「キノコちゃん」

このキノコちゃんは流の中にあり、いつ崩壊するかわからないとのことである。
今年も会えてよかった。


キノコちゃんの頭

頭からは温泉が噴きだしている。
川を渡って、巨大噴湯丘へ。この横に確か昨年はなかったいい温泉が。。。


噴湯丘手前の湯だまり

ここで、一湯目!ちょっと熱いが、入れないことない。44~45度か。


噴湯丘

しかしいつ見ても不思議な物体である。国の天然記念物ですが。
時間は11時近くになり、人がわさわさやってきた。
1パーティー4名のおじさんは遡行するそうだ。
日帰りの方もここは多い。それとはお構いなしに二湯目!


二湯目の河原

お尻からぷくぷく出てくるお湯が熱い。
この辺の源泉温度は75度はあるようだ。適当に川水引き込んで入る。


三湯目

ここは少しぬるかった。


四湯目

一般のお姉さま方も通ったがお構いなしの山変態?


五湯目

ここがここで一番気持ちよかったか。
その後は、時間もあるので水俣川を遡行してみる。
当初何回か徒渉しなければならない。登山靴ではこの時期厳しいだろう。


水俣川

ここを上がっていくと北鎌尾根の末端に出るのであるが、今日は途中にしておく。
途中、硫黄尾根に上がる地点も確認した。いずれ来てみたい。
さて、山荘に戻っていつもの露天風呂見るがどうも最近入っていないみたい。
パンツ一ちょでお掃除にとりかかる。
この湯が一番適温である。


お掃除後の露天

ヘドロみたいなのも無くなり、本日六湯目である。
近くに中学生の女の子連れた家族がテント張っていたが申し訳ないと思いつつ入る。
他の方々は、足湯していたが。
源泉マニアにとっては、最高なんだけどな~
一眠りして、近くの沢へ行ってみる。


近くの沢F1

なかなかいい渓相であった。明日天気良かったらもうちょっと行ってみよう。
帰ってくると山荘では夕食が始まっていた。


晴嵐荘入口

小屋は10名くらいとのことであった。テントは学生もおり賑やかであった。
星もチラホラ見える中、沢の音と虫の声聞いて爆睡。。。

第2日目

天候:晴れのち曇り

朝起きてびっくり!?
天気予報とは全く違って、ドピーカン。。。
気象庁のおバカコンピューターにやられた。自分の分析した読みを信じるべきだった。


朝の湯俣

ゆっくり起きて、周りはすっかり人がいなくなった。
さて、縦走でも行くか~という勢いだが、まあのんびり近くの沢でも探索。


昨日の滝の続き

当初は薄暗い渓相も少し上がると明るくなる。
そのうち、ゴルジュが始まり、側壁から半端ない水量の滝が出てきた。


側壁の滝(20m?)

その先は、ゴルジュではあるが突破は出来そうである。
しかしこの辺で切り上げて戻ることにした。
そういえば、前から気になっていた青のプールにも行ってみた。


湯俣川引き込み水プール

水俣川との合流地点の下にある引き込みからここに流れてきていた。
硫黄成分できれいな色となっていた。
ここちなみに立ち入り禁止です。。。
あとは例のお宝画像をmの方へ。

帰ってから、腹ごしらえして竹村新道を30分くらい上がった所にある展望台へ。
いきなり急登であるが、天気もいいので気持ちいい。
昼過ぎで若干雲も出てきたが。


展望台


湯俣川源流方面

残念ながら三俣、双六の稜線は見えなかった。


燕山荘方面

燕山荘とイルカ岩のあたりが見える。人も大勢歩いていた。
湯俣にいるとイメージつかないが、燕山荘の真下に湯俣はある。


北鎌尾根と槍ヶ岳

先月雨で見えなかった北鎌尾根からの槍もここからきれいに見えた。
しかし、こちらからだと近く感じる。


湯俣噴泉丘

ちょうどこの真上が展望台でした。


湯俣

青のプールもきれいに見える。いい感じの展望台でした。
さらにいい展望台の存在を後ほど知ることになるが、秋にでも行ってみようかな。
下りは急登だったので15分くらいで戻る。
その後は、露天入ったり、はじめて内湯にも入ってみた。
内湯は噴湯丘方面の源泉だと思う。硫黄分が露天よりも濃い。
あとは焚き火してご飯いただき、川と虫の音聞きながら爆睡。。。

第3日目

天候:曇りのち雨

やっと、おバカコンピューターが当たった感じだ。
当初は、降りそうで降らない天気であったが、6時過ぎにはパラパラと。
そそくさにご飯食べてから出発準備。
来た道を戻る。途中、ラッキーなことあり随分と早めに下りること出来た。
そういえばいつも七倉山荘でソフトクリームいただくが今年はやたらきれいになっている。
どうも、オーナーさんも変わってリニューアルしたようだ。


外観


玄関先


お風呂入口


お風呂

7月24日に完成したそうで、お風呂の営業は27日と言っていたか。
きれいなお風呂で汗を流す。
ここ車で行かれるので、紅葉の素晴らしい時期に皆さんもどうぞ。
この時期は、登山者のために8時くらいから日帰り入浴やってくれている。
600円であるが、ネットに今月いっぱい使える割引券があります。
泊まりは、通常8000円、素泊まり6000円
詳しくは七倉山荘のHPで。

http://www.webmarunaka.com/nanakura/index.html

明日からまた山籠もりかと思ったが、今度こそ天気は悪そうだ。




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