ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

中越(南魚沼)・高倉山(1143.7m)南尾根

2012年01月07日 | BCスキー
2012年1月6日

天候:曇り時々晴れのち雪

岳人かなんかで見た金城山に行ってみたいと思っていた。
この辺の山スキーの記録はあまり見られないが、地形図を見ると行けそうな所いっぱいである。
この辺の山岳会の人や山ヤさんなどは登っているのであろう。
とりあえずこの日は、深夜に出発。雪道なので以外と時間かかる。
8時に阿寺山登山口へ。
しかし、その先の堰堤が工事しておりその人達のための駐車場を除雪している。
体よく追い返され、さてサブルート何本か用意しておいたうちの一つ、高倉山へ行く。
先の登山口の南にある山である。
裏側へ回り、三国ダム手前のキャンプ場へ行く道の除雪終了点で準備。
すでに9時であったが、行けるだけ行ってみよう。
だけど、標高差1000mあるからなー


除雪終了点

まずは杉の林の急斜面に取り付く。
順調にジグを切っていくと上に鉄塔が見えてきた。


鉄塔

この手前でちょっともがく。。。斜度があり膝上ラッセルだ。
ここで一本。反対側の大割山などきれいに見える。


大割山(奥は大兜山?)

尾根は細くまずは藪はないが、徐々に藪出てくる。


当初の尾根の状態

低木が多いところを過ぎると雑木林となった。



左から来ている尾根を見るとあちらの方が登りやすそうであった。


一本左(西)の尾根

ちょっと藪っぽいが、2月以降などはもっと登りやすくなるのであろう。
たまに斜面を絡めながら高度を上げる。
支尾根が結構あり、下りはルーファイ難しそう。
先の左の尾根合わせると、ブナのいい斜面になってきた。


ブナの斜面

やはりブナですな。樹林間隔もいいし雪質もいい。


しゃくなげ湖と1064.8ピーク

振り返ってみると、三角点1064.8の尾根は良さげだ。
その先は、登山道のないネコブ山へ行っている。魅力あるなー
ブナ斜面のあとは尾根がまた合わさる。
この先の尾根上の所は何カ所かコブがある。なるべく登らないようトラバースしたりする。


ブナの尾根

昼はとっくに回っていて、その頃から天気怪しくなってくる。
やっと、山頂が見え始めた。


奥に山頂


阿寺山方面

阿寺山の南も良さそうだ。
細尾根のコブを2つ越すと、ブナの斜面。その上は地形図でもわかる台地につく。
ここ雪洞も良さそうだ。
そして最後の斜面を上がるとやっと山頂だ。
ブーツ~膝上ラッセルを一人で苦闘6時間だった。パーティーだったらもっと早いだろう。


高倉山山頂

山頂に着くと雪がチラホラ。
山頂はリッジになっており尾根が合わさった小台地にて滑降準備。
陽が当たったところは少しクラストしてきたが、ブナの中はパウパウであった。
カメラマンがいないので写真はないが。。。(笑)
ガスも上がってきて速攻下ると、40分で到着であった。
雪も本降りになってきた。

帰路は、五十沢温泉に行ってみた。これがまたいい温泉で。
500円で、泉質もよく露天なんかもいいし内風呂もよかった。
また来ようと思う。
さて明日はどうしようかと思ったが、7日朝は起きられず、素直に家に帰る。
明日は絶対行くぞー