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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部(立山)・室堂周辺、浄土山(2831m)

2014年11月17日 | BCスキー
2014年11月15日(土)~16日(日)

11日に偵察に行き、12日以降の降りで滑降可能でしょうということで、この週末出陣!
室堂の絹さん曰く、1,2回立山側からのバスが運休にならないとダメという通り、
木1日、金早め切り上げ、土1日運休となり、充分滑降可能となった。

第1日目

天候:雪

今回は、スノボーからスキーに転向させて4シーズン目のあーさんと2シーズン目のヨーさんの
2名をお連れしての初滑りツアー。
土曜と言うことで、早めに無料駐車場取らなければと行くが、拍子抜け。
ガラガラである。ラッキー。
大町温泉郷を過ぎた辺りから雪模様であった。


無料駐車場

この辺で10cm位か。


扇沢ターミナル

いい感じで降ってますよ~
ターミナルもいつもより少ない感じである。それでも1番に乗るために多くのBC愛好者が並んでいた。
今日は、天気もそんなに良くないので、こちらは2本目で行きましょうとベンチでノンビリ。


1発目の列

2本目はBC愛好者少なかったが、観光客タイムであった。まあそれもダムまで。
ダム以降は、空き空き。


黒四ダム

室堂に着くと、立山側からは運休のため空いている。
天候もそんなによろしくないので、喫茶リンドウでダムカレーを食す。
他にもそんなパーティーがおられた。その中によく覗かせてもらうブログのご夫妻がおられた。
そのブログ見ると思いっきり私が写っていた(笑)
「青い山、白いヤマ」の方々。精力的に山行かれています。


室堂

視界はあまり良くないが、本日の宿泊場所みくりが池温泉へ。
看板のエビの尻尾がいい具合に発達している。



みくりが池温泉に向かうのにアップダウン2回あるが、凹凸よく見えず2人とも転がっていた。


みくりが池温泉


みくりが池

荷物をデポして、散歩がてら警備隊の所にいる絹さんの所へ顔を出しに行く。
みくりが池を左に回って室堂山荘へ行く。
風は強いが、行けないこともない程度。視界も開けたり不良だったり。
室堂山荘から少し室堂ゲレンデの方へ上がって、今シーズン初滑り。
少し上の方にスキーヤーとボーダーさんいるが、視界が悪くお互いガス待ち。
この時、霰が降ってきて急に気温下がったように思う。気温-10度。
たまに見えるターミナル目指して、ドロップ。パックパウダーであった。吹きだまりはパウ。

祝!初滑り!!ガスガスでしたが。。。

絹さんにおみや渡して、みくりが池温泉へ戻る。
温泉入って、たっぷり夕食いただいて爆睡モード。





お二方は、テニス見るとかで23時に起きていったみたい。私は爆睡で気づかず。


第2日目

天候:晴れのち曇り

今日は、確実に天気いいでしょう。起床して窓開けたらテンションアゲアゲ~
速攻、朝食いただいて、出発準備。
外へ出てみるとピーカンの予感。いいツアーとなるでしょう。
思ったより寒くはない。


立山連峰


みくりが池と浄土山


朝光当たる剱岳


地獄谷と奥大日と大日岳

今日も昨日行ったみくりが池左ルートへ。


みどりが池と立山連峰

室堂山荘裏も多少藪出たところもあるが面ツルのいい斜面で飛び込みたくなるが、我慢。
称名川側の尾根から1パーティー上がってきていた。
我々は一ノ越へ向かうトレースに入る。先頭は団体さんである。
それでもまだバス来る前なので少ない。
途中から、右の沢状へ入っていく。こちらにトレースはない。


称名川源頭

雪質は、パックパウダーだ。
1本取ってから、通称スキーヤーズレフト前進。



一ノ越への喧噪をよそにこちらは貸し切り。
一番と思いきや、1本いいシュプールが入っていた。
おそらく、我々が浄土山の北面カール付近に通過中に、いい粉あげて称名川へ飛び込んでいった方かと。
シュプールは浄土山東面から刻まれており、その形からかなりの猛者とお見受けした。
まあ我々は比較的斜度の緩い南東面へ。




浄土山東面カール

この右の小尾根から登りあげる。登っている途中に縦走路をスキー担いで登って行く方もおられた。
山頂稜線は風強し。斜面は、堅くなく難なく登りあげられた。


山頂

11日には、祠とか山頂標識見えていたが、今日はすっかり雪の中であった。


山頂から剱方面


立山連峰


龍王岳と針ノ木岳

針ノ木も随分白くなった。


白山方面

白山も白く浮かび上がっている。
そうこうしているうちに、先のスキーヤーさんカールへ飛び込んでいく。



気持ち良さげ。
こちらも行きますか~


ヨーさん


一ノ越に向かって


あーさんもいい感じ~




私も脳内麻薬出まくりで雄叫び上げる(笑)
地雷2回ほど踏んだが大したことはない。
途中、当日組み上がってきたが、残念ながらファーストいただきました。
あとは、快調に進みターミナルへ戻る。
諸般の事情によりヨーさん早めに切り上げ見送り、あーさん室堂ゲレンデ。
私はというとまったり温泉浸かっていたのでした。
途中会った、雷鳥方面の方に話聞くと雷鳥沢ファーストの方々のようで、多くは剱沢滑りに行ったとのことでした。

1日目はガスガスでしたが、スキーが使えた喜び。
そして、2日目は好天&良い雪質で最高の開幕となりました。
1年の約3分の2は雪山。使わない手はないでしょ(笑)


北ア北部(立山)・室堂山~浄土山(2831m)周回

2014年11月12日 | 山歩き
2014年11月11日(火)

天候:ピーカン

祝!初滑りといきたいところだが、今回は、祝!雪山!で。
どうも冬型が続かない。いつもはこの辺りで滑っているが今回はそうも行きそうにない。
日曜は、富山にいたが下界は雨模様。山は降っているでしょう。
月曜に上がった立山ガイドさんの情報によるとまだ滑るほどはないという。
まあ行くだけ行って見ましょうか。
そして、山スキーヤー視点で色々見てみましょう。

早起きして、一路立山駅へ。11月からは感謝月間と言うことでアルペンルートも2割引。
一番が、0820なのでノンビリ行けた。


ケーブルカー

雪もないということで、お客さんも少ない。しかし、ボーダー2名いた。
室堂に到着後、早速テラスで偵察。


国見岳


室堂ゲレンデ

この辺はさっぱりである。


室堂平と立山

天気はすこぶるいい。風もなく穏やかである。
地面は、踏み固められたところは凍っている。早速、アイゼン装着。
室堂山荘方面へ。山荘の辺りで先のボーダーさん称名川源頭をドロップして行く。


源頭部

とりあえず、室堂山方面へ。トレースはしっかり付いている。



雪面は堅めもしくはモナカであった。沢筋は少し吹きだまっている。



上部の台地状に乗り上げて西側を見たところ。行けそうな所もある。


上から室堂平方面

いつも滑っているところだ。沢状の凹状は吹きだまっている。
室堂山展望台からは、大展望。しかし北ア南部は雲の通り道となっていた。


薬師岳と黒部五郎方面


白山


槍ヶ岳方面

ここで休憩してから浄土山の西面を上がる。


雷鳥さんの足跡

ここもトレース付いており楽である。1Pで浄土山。
まずは立山方面。


立山方面

浄土山山頂は結構雪ついている。神社裏ルンゼも繋がっていた。
雄山から御山谷方面へのルンゼも繋がっている。


別山方面

大走り尾根は見えるところは雪ついていた。ボーダーさん達はそちらへ行ったのであろう。
大走り沢は見えず。雷鳥沢は雪少なし。真ん中の大岩など出ていた。
あちらは陽当たりもいいので、少なめな感じである。


浄土山山頂

山頂から富山大研究所方向へ。
浄土山東カールは、いい感じである。


山頂すぐの稜線から東カール

もう少し進んだところからも1枚。


その2

そして、縦走路に出てから雄山方面



御山谷は、まだまだ少なめ。


称名川源頭部

源頭部は沢状は吹きだまっており、かろうじて行けそうである。


御山谷源頭部

小屋の裏は面ツルのいい斜面があったが、その下がまだ岩岩。


称名川源頭部その2

夏道の辺りは雪あり。その下は岩岩。


浄土山東カール

下から見たところである。行けそう。


称名川源頭部から雷鳥平方面

まだこの辺は厳しいね~
ここ下っている途中、スキーヤー1名すれ違った。
私と一緒で岩&藪スキー大好き人間であろう(笑)


浄土山北東面カール

ここは夏も一番遅くなで残っているところである。シュプールがあった。


称名川源頭から雷鳥平方面その2

雷鳥平方面、あらら(汗)という感じである。


浄土山北面カール

ここももう一息という感じである。

ということで、本日(水曜)夜から明日1日降ってもらって、何とか週末の初滑りには間に合いそうである。
それでは皆さん週末立山で会いましょう。

飛騨・籾糠山(1744m)

2014年11月12日 | 山歩き
2014年11月8日(土)

天候:曇り

このところ飛騨の山ばかりだが、いい山が多い。
ここ籾糠山も以前から行きたいと思っていた山の一つである。
紅葉シーズンなどは結構な賑わいのようであるが、11月に入るとめっきり人もいなくなる。
この日も6パーティーくらいであった。
朝一でうちを出発し、白川郷の展望台に寄ってから国道360号を天生峠へ。


展望台より


天生峠看板

すでに数台停まっていた。
準備して出発。整備された道を行く。


登山道入口

天生湿原への観光ルートでもあるので、整備はされている。
程なく天生湿原。


湿原北側
1周出来るように木道がつけられていた。行きは右から回った。


湿原南側

春以降の雪解け後は、綺麗なお花が咲くようだ。
南の端から籾糠山への道へ行く。
ルートは3本あり、一番右のブナの道へ。


ブナ林

この辺は、ブナとカツラが多い。ブナの急登を一登りで休憩にいいベンチがあった。
そこで軽く休んで緩くなった登山道を行くとツガなどの針葉樹林帯へ。
開けたところで山頂が見えてきた。


山頂方面

山頂へは急登を一登りで到着する。途中、アサギマダラがお亡くなりになっていた。
南方へ行かずに寒さにやられたか?綺麗な状態であった。



山頂に到着すると一組の親子がいた。


山頂標識

そんなに広くはないが何組かは休める。
すぐ隣りに近くて遠い猿ヶ馬場山。


猿ヶ馬場山

谷を挟んですぐであるが、夏の登山道はない。
今冬にでも再度挑戦してみようか。
山頂からは通常大展望であるが、この日は低気圧も接近していることもあり曇り基調。
たまに乗鞍岳や穂高岳方面見えるも遠くのお山は見えなかった。


北アルプス方面

山頂で休んでいると、カラ谷ルートから登ってきた団体さんや前後して出発した方々が登ってきた。
混できたので下山。帰りは木平湿原へのルートを取る。
まずはカラ谷へ下りる。


カラ谷出合

そこから一登りで稜線に出てしばらく行くと木道のある木平湿原。


木平湿原

ここから下ると、朝行ったブナルートとカラ谷ルートに出合う。
そこから少し登ると天生湿原。帰りは行きに寄らなかった小島の祠をお参りした。





峠に戻って、温泉は五箇山の温泉へ。



ダムのほとりで景色はいいが、塩素臭たっぷりはいただけなかった。

そして、雨晴海岸へ行くも今回も富山湾越しの剱立山は見えず。
ここは全敗である。いつかは看板のような景色を拝みたい。





氷見の民宿でブリなどの海鮮三昧に満喫した。


越美・銀杏峰(1440.7m)

2014年11月04日 | 山歩き
2014年11月4日(火)

天候:曇りのち晴れ

3日当直明けで、うちの雑事をこなし夕方発。
高山の松之木峠手前で、デカいクマ五郎轢きそうになる。
マジ、焦りました。今までシカ、カモシカ、狸に狐、テンにおにゃんこなどにはお目にかかりましたが、
クマは初めてです。しかしクマも轢かれたくなかったか、寸前で止まったようです。
タイミングは完璧当たっていましたが。。。
飛騨に来てからは、雨は降ったり止んだり、越前大野に着くまでも降ったり止んだり。
あまりこちら側は良くないようです。
大野は、あまり車泊適地がないように思う。まあしっかり寝ましたが。。。

朝もパラッと来たが、天気図的には大丈夫でしょう。
さて、銀杏峰と書いて、げなんぽ と読みます。
この山、数年前に若栗の頭で会った福井のテレマーカーさんに聞きました。
福井の方のホームはどこ?と聞いたところ、このインパクトのある名前が記憶に。
福井の山は、まだ荒島岳のみでしたので、この機会に行って見ようかと。
まずは、町のコンビニから宝慶寺を目指します。
山の稜線は雲の通り道となっています。
宝慶寺橋の手前を左に上がり、宝慶寺いこいの森へ。
ここにキャンプ場があり、駐車場及び登山口もここに。


いこいの森

ここからすぐの登山道が名松新道。ここから林道を行くと小葉谷登山道。この登山道入口にも駐車場ありますが、
小葉谷から名松新道周回としたので、ここに停め、トボトボ林道を歩く。






小葉谷橋

この橋過ぎて、一登りで登山道入口へ。林道1P歩くのでうんざりくるが我慢。


小葉谷登山口

ここで一本入れて、細尾根へ上がります。結構急登です。
一登りするとまた林道と行き合い、左少し下へ行くと、また尾根に取り付きます。
そのすぐ上が、この山の由来ともなったと言われる銀鉱山の跡がある。



ここからも急登上がって行きます。北斜面のため、まだ陽は当たらず。


虎ロープが至る所に

広葉樹林の尾根を行くと比較的大きめのブナ。ここで一本。




ブナの木

この山も「銀杏峰を愛する会」の方々がボラで整備されているようだ。
看板もしっかりしていて、道も整備されている。
後ろに大野市街の盆地。



だいぶ高度稼ぎました。この山も1000ちょっと登ります。
この尾根は一気に突き上げています。あと、小葉谷を右左に分けている尾根でもあります。
ブナの木から上がって行くと100m毎看板が。


1200m


1300m

1300m看板までは急登続きますが、その上は低木帯となり傾斜も緩みます。


1380m

この辺りが極楽平。山頂付近は広い稜線となり歩きやすい。
この辺の山、雪深いためかわからないが、山頂付近は低木帯か笹原である。


山頂方面

この広い山頂部には散策用の道もあるようだ。


案内看板

程なく祠のある山頂。


山頂と白山、荒島岳

360度大展望の貸し切りだ。


大野市街と白山、荒島岳方面


遠く御嶽山


姥ヶ岳と能郷白山方面


福井市、日本海方面

先週に比べ、この連休で随分白くなった。乗鞍、北ア方面もよく見えた。
そのうち、声が聞こえてきた。私と同方向から2人組みが上がってきた。少しお話しして、軽食とって下山準備。


山頂と部子山

隣の部子山はここより少し高い。あちらも何れ行ってみたい。


白山


名松新道方面

天竺坂を下るともう一本の登山道、中島親水古道。




分岐

分岐の所に刈り払いされた展望台があった。


山頂方面


部子山と小葉谷登山道

この小葉谷が山頂から滑られている。しかしこの辺りからのドロップは、随分急傾斜である。
その後の谷は良さげ、林道も登り返しなくいい感じではある。
あとは、ブナの林を下りていく。


ぶな~

30分くらいで前山。


前山

ここで石川からの方々が上がってこられた。いろいろお話していたら、
もう引退されてノンビリしているのかと聞かれた。。。(笑)
そんなに年取って見えるか~?ガックリ。。。
あとはまたブナの林を下る。こちらの方が尾根も広くいい。冬もここ上がっているようである。


ぶな~

下の方へ行くと、松に看板が。いくつかあったが、これが一番デカかった。




羽衣の松

この辺から混合樹林帯。この尾根滑っても楽しそうであった。


ドライフラワー寸前のアジサイ

杉の植林行くと、元の位置へ戻ってきた。


ログハウス横の名松新道入口

まだ、13時前であったので、前々から行きたかったこの下の宝慶寺へ。


この手前の駐車場に停める


山門



本堂でお参りをしていると修行僧の方など集まり始めてきた。
中には外国の方や女性もチラホラおられた。
ここは近くの大本山永平寺の次の格式ある道場でもある。
いつでも坐禅など受け付けているようである。雰囲気も肩苦しくなくいい。
いずれ、鍛えに来ようと思う。

いいお参りをして、気持ちもすがすがしく帰路につく。
帰りは九頭竜温泉でお肌ツルツルになった。

最近何か北陸づいているかも。



両白・三方岩岳(1736m)~野谷荘司山(1797m)

2014年11月03日 | 山歩き
2014年10月29日(水)

天候:晴れ

まあ10月は忙しかったですな。
土日つぶれた分の代休をこの日に取ったが、うまいことにピーカン。
今年の2月に野谷荘司山へ滑りに行ったが、雪の状況がよろしくなくピークは踏んでいない。
ということで、三方岩岳と野谷荘司山セットで登ってみた。

白山スーパー林道の三方岩登山口から行けばすぐであるが、それではあっさり過ぎるので、
馬狩から周回コースとした。これで標高差は約1000mちょっとである。
早朝、休みのあったヨーさんと松本出発。高山で飯食って一路白川郷へと思ったら、
高速、6時まで整備通行止め。少し寝ながら待って白川郷へ。
白川郷は、低層雲の中でガスガスであった。
トヨタ自然学校前に車を停める。アジサイがドライフラワーになっていた。



冬はこの先除雪されておらず、ここまで。



支度してスーパー林道をトボトボ行くと、馬狩の料金所。
普通車3240円とちょいといい値段。それを稼ぐために、歩く!(笑)


馬狩料金所

料金所左の駐車場が登山口だ。



当初、白谷左岸を行く。少し行くと尾根に向けて急登を登る。


白谷

ちょうどこの辺の紅葉がいい感じである。



この辺はブナ林がいい。
尾根に上がり、尾根道行ったり、ブナの斜面を上がったりして高度を稼ぐ。
振り向くと、天生峠の向こうにうっすら白い剱と立山が見えてくる。


剱立山方面

合掌作りの萩町集落はまだ雲海の下である。



高度を上げていくと、冬らしい感じになってきた。



素敵なブナ林である。ここを登ると針葉樹林帯に入る。
途中、四等三角点があった。



飛騨岩が見えてからも、まだまだ距離ある感じである。


飛騨岩

尾根上を飛騨岩の右を回り込んで行くと右に加賀岩。
そこに山頂標識がある。


加賀岩

左の日陰は、ガッツリ凍っていた。ツルツル君。
一登りで山頂。林道からと思われる方が一組おられた。
ここからも景色はいい。


笈ヶ岳と大笠山

笈ヶ岳は、岐阜、石川、富山三県の境である。
登山道はなく雪の付いている時にしか行けない200名山である。
深田さんが百名山に入れるかと迷われた山でもある。
今この山一番行きたいかもしれない。


三方岩岳山頂

写真など撮ってから、飛騨岩の方へ戻り野谷荘司山を目指す。
今回は地形偵察も兼ねているので、じっくり見る。


白谷右俣


右俣2

小さなアップダウン繰り返しながら、白山北縦走路を行く。


馬狩荘司山方面

馬狩荘司山の尾根が白谷の右と左を分けている。


縦走路途中にある山頂

普通に歩いていると見過ごしそうである。
下山に使う、鶴平新道の尾根も見えてきた。


鶴平新道方面


白谷左俣

素敵な斜面である。我々の行った数日後に不幸にも雪崩事故があった。合掌
鶴平新道との分岐に荷物置いて野谷荘司山へ。
山頂には一組のパーティーが居た。それが、FB友のトモちゃんであった。


野谷荘司山頂

もう1人は地元のボーダーの方で、お互い話盛り上がりすぎた。楽しかった。
今シーズンのPatagoniaのカタログとそのビデオの場所がここ。


野谷上部

雪がなければ、ただの崖であるが雪が付けばビデオのように滑ることが出来る。
白山は、まだ雪なく茶色かった。


白山方面

そういえば、富士山も顔出していた。北アルプスも西側全山、御嶽までよく見える。
話もエンドレスの勢いであったが、適当に切り上げて下山する。
トモちゃん達は、林道登山口へ。


鶴平新道

1973年にこの下の大窪集落の大杉鶴平さんが開いた道である。
当初は、やせ尾根であるが、それが終わるとブナの急斜面。ここ滑るには最高であった。
歩いて下っているとなんか違和感がする。


ぶな~

新道入口に鶴平さんのお墓がある。合掌


鶴平新道登山口


多分鶴平さんのおうち

舗装道路を少しで、馬狩の駐車地へ。
いつも、敬遠していた萩町内の白川郷の湯へ。


白川郷の湯

平日で空いていて、いい泉質の湯であった。
汗を流して、高山ラーメンいただきに行く。今回は宮川中華そばへ。
九州ラーメンの様な細麺で、美味しくいただいて帰路につく。

さて、雪~降ってくれ~





北ア南部・十石峠避難小屋閉め2014

2014年10月22日 | 山歩き
2014年10月18日(土)~19日(日)

だいぶ前にボルトマンからお誘いを受けていたが、参加の是非が例の一件でギリまでわからずであった。
金曜に目途が立ち、昨年に続いて小屋閉め参加となった。
今回は、この小屋にはお世話になったことあるが、小屋閉めが初めてのマスさん、ヨーさんをお連れした。
総勢25名の小屋閉め隊となった。

第1日目

天候:晴れ

波田支所で待ち合わせて、登山口へ。飛騨へ向かう国道は、乗鞍、上高地への車で混んでいた。
7時に登山口。すでにいつも草刈りをやっていただいているT氏が伐採器もって上がる準備をしていた。
他に石川からの車が1台。山岳会の方の待ち合わせとのこと。石川から20名近く来るとのことであった。
ボルトマンも到着して、打ち合わせして、まずは我々3名で出発。
色づき始めた唐松など愛でながらおしゃべりしてのんびり行く。



途中、草刈り中のT氏に挨拶して、のんびり行く。
東尾根上部は、霜柱や水溜まりには氷が見られた。



すでに日帰り1パーティー登っているらしく、途中ですれ違った。
森林限界近くに来ると霞沢岳、穂高の山並みが見える。


霞沢岳と前穂高岳

この辺で、後続の小屋閉め隊本体が追いついてきたかと思いきや、石川の団体さんであった。



この人数登ってきたの見たのはここでは初めてである。だいぶメジャーになった?
その後ろに小屋閉め隊本体が来た。


十石峠避難小屋

小屋下のチングルマのお花畑が荒らされていた。ガーン!!!???
一部掘られていたが、ほとんどが上部を剥がしたような感じだ。


ボコボコ

剥がされたものよく見ると、根は大丈夫そうだし表にしてみるとイワカガミや他の草も生きている。
何人かで戻すことにする。


戻し作業

一冬過ごして、来夏には戻ることに期待する。ということで、お花復活したか確認ツアー企画します。
お昼もそこそこに窓に板つけて、防腐剤塗ったりと作業へ。
ボルトマンとホリさんなど5名は、所用で下山。
水溜には氷が張っていた。










ノブ頭領は屋根の塗装

展望台では、石川の団体さんが休憩されていた。ここで山岳同定。




槍、穂

作業終えてから、ノブ頭領地元能生のツミレ汁の準備などして夕餉の準備


ツミレ

今回関西から初めての方が2名来られた。その方々差し入れの鴨肉。


鴨肉



まだ、明るく夕陽には時間あるので、のんびりする。
ほろ酔いの頃、夕陽を皆で見に行く。


大崩山辺りに沈む夕陽


夕陽当たる笠ヶ岳から槍穂

あまり空は焼けなかったが綺麗であった。
その後、宴も盛会となる。ノブ頭領の相方、M氏がいつものご機嫌であった。
今回、マスプロはじめ写真好きが多かった。よって、私は爆睡であったが、夜空を皆さん撮っていたようだ。
そこでマスプロの写真何枚か


月が出て笠から穂高まで現れたようだ


北極星写真

素晴らしいですね~
マスプロは3時頃からも起きて撮られていたようである。

第2日目

天候:晴れ

6時前に起床し、ご来光には間に合った。


夜明け前


八ヶ岳中山辺りからのご来光

夏に比べてだいぶ南に下がった。


皆で撮影&拝む?


朝光差し込む穂高連峰


高山市街地の雲海と白山

さすがに寒かったが、風がなくよかった。


朝光差し込む穂高連峰2

コンデジでもそこそこ撮れるので、デジイチならもっと綺麗である。

朝食皆でいただき、女性陣は中の掃除など、男性陣は最後の仕上げをする。



夏玄関を板つけて最後。冬は南側の屋根裏?みたいなところにハシゴつけてあります。
皆で恒例の記念撮影して下山。





天気がいいのでもっと居たい気分であった。





下山後は各々乗鞍の銀山荘へ。
途中、関西チームを十石と乗鞍の展望台へ。


乗鞍岳と三段紅葉

最後に銀山荘入りして、温泉浸かって、豪華弁当いただき解散となる。
参加の皆さんお疲れ様でした。
また、次は12月の忘年会にてお会いしましょう。細部FBにて流します。






北海道2014山旅 阿寒・雌阿寒岳(1499m)

2014年10月22日 | 山歩き
2014年9月20日(土)~23日(火)

第4日目(最終日)

天候:快晴

昨夜は寒いかなと思ったが、思いの外寒くなくシェラフはぐっていた。
今日は内地へ戻らなくてはだが、飛行機は最終便。
それでも、山ヤの性かだいぶ早起きしてしまった。
昨日、斜里岳であった単独の方は、早めに出発したようだ。
朝食作って、早めに出発。今日のコースは、オンネト-起点に周回コースとした。


オンネト-野営地管理事務所

事務所前からオンネト-周遊コースを雌阿寒温泉へ向かう。
エゾマツの静かな歩道だ。


朝のオンネト-

少し行くと周遊コースと温泉への分岐。ここから緩やかに坂を上がる。


原生林

少し下ると、雌阿寒温泉の駐車場に出た。


雌阿寒温泉

多くの登山者が準備していた。
その少し先に登山口がある。


雌阿寒温泉コース登山口

エゾマツなどの針葉樹林帯を一登りで三合目。ここからすでにハイマツ帯となる。


三合目

各合目毎に標識がある。上を見ると山頂外輪山が見える。


山頂方面

途中、先に野営場出た単独の方と会う。昼過ぎの飛行機とのことで、急いで下りていった。
上は風があるようである。


山頂方面2

ハイマツのガレを登って行く。
右下にはオンネト-が見えてきた。その向こうは十勝平野であろう。


オンネト-方面

北側にはフッブシ岳


六合目標識とフッブシ岳

七合目で小尾根に上がる


七合目標識とフッブシ岳


八合目

八合目から右へ外輪山へ向かう。途中、今回あまり食べられなかった美味しいものが。



九合目で外輪山北側へ出る。


九合目

火口は大迫力だ。噴煙もいい勢いで出ている。ここは1998年に小噴火してからはしばらく噴火していない。
それ以前は、噴火を繰り返し登山禁止になることも多かったとのことである。


火口と赤沼

外輪山の一番高いところが山頂のようだ。


山頂

左を見るといかにも火山の山らしい景色が広がる。
程なく、山頂。風強し。


山頂と阿寒富士


阿寒湖と雄阿寒岳方面

あちらの火口もガス噴出。阿寒湖の右に雄阿寒岳。


小火口と青沼と阿寒富士

富士と呼ばれるだけあって、端正な形である。
青沼の横のガス噴出は結構強め。その横に登山道が通っている。
風も強いので、写真撮ってから阿寒富士方向へ下りていくと、例の女性団体さんが。
常念のシャツ毎日違うの着ていたので、常念の○○さんになっていた(笑)
ガスの横は強烈な臭い。オンネト-コース八合目から阿寒富士へ。


阿寒富士

富士山と同じザクザク道をジグザグ上がって行くと山頂だ。


山頂と雌阿寒、雄阿寒

この辺素敵な斜面が広がっている。


オンネト-方面

再度、同じような写真(笑)


雌阿寒と雄阿寒


オンネト-アップ

下りは、ザクザク道をあっという間にオンネト-コース。
こちらは七合目くらいで樹林帯となった。晴れの休日と言うことで、地元の方も多く登られていた。
阿寒富士から2時間で野営場へ到着。


オンネト-コース登山口

車も多く停まっていた。
立てっぱなしのテント回収して、温泉へ向かう。途中、オンネト-撮影ポイントでパチリ。


オンネト-と雌阿寒岳、阿寒富士

観光客もだいぶ増えていた。
雌阿寒温泉は、野中温泉で一汗流す。硫黄臭たっぷりのいい温泉だ。そして250円と激安。
これまでの温泉も300円であったりリーズナブルでいい。


内湯

貸し切り状態だったのでのんびり浸かっても昼頃。
道の駅寄ったり、荷物送ったりして、女満別空港へ向かったのでした。

最初、バタバタしたが天候に恵まれて、素晴らしい山旅となった。
これで地形概念も捉えられたので、また別の季節に来てみたい。
植生も緯度の高い、北海道らしいものであった。メアカン~など山の名前を冠したお花も見てみたいものである。
北海道では日高、利尻がまだ行っていないところである。
また天候みて行こうと思う。






北海道2014山旅 知床・斜里岳(1547m)

2014年10月21日 | 山歩き
2014年9月20日(土)~23日(火)

第3日目

天候:晴れのち一時雨のち晴れ

斜里のキャンプ場は寒いくらいであったが、いつでもどこでも爆睡(笑)
他のテントはもう旅立っていた。
朝食を東屋でとって出発。
キャンプ場の横の広大な畑越しに端正な斜里岳が望める。



いかにも北海道という風景である。
清里町の登山口へ向かうが、ちょっと、わかりづらかった。
舗装の終了付近の看板まで行けばあとはダートをしばし上がる。
しばらく上がったところに清岳荘がある。この小屋の前とその下など合わせると相当な台数は停まれる。


清岳荘

ここで支度して、登山届とノートに一筆入れて出発。


登山道入口

まずはこの木階段上がり、トラバース気味に森の中を行き、林道へ出る。



林道を1km程行くと少し広くなった所へ出る。


林道終点

そこから山道だ。少し行くと沢を渡渉。



ここから石跳び渡渉を十数回で、下二股。


下二股

ここから沢沿いが旧道ルート。右の斜面を行くと新道ルート。
行きは旧道ルートをとる。
石跳び渡渉したり、滝を巻いたりして行く。





滝には看板がありわかりやすい。
たまに迷いトレースなどもあり、登山者が迷ったりしていた。





ナメ滝が連続していい感じである。
後ろを振り向くとオホーツクの海が見えてきた。



この後も滝は多く現れる。巻きもしくは鎖が付いていて登るのは楽勝である。











滝も傾斜がなくなってくると源頭部の様相。





そうすると間もなく上二股だ。



ここには野外トイレ用のブースなどもあった。ここでまた新道と出合う。
ここから少し急な登りが胸突八丁





胸突八丁を登るとコルに出る。


コル

ここでようやく山頂が見えてきた。


奥が山頂

馬の背と呼ばれる稜線を行く。草紅葉が綺麗だ。



馬の背の中間部に祠があった。
この手前で、昨日お会いした女性ツアーの皆さんとご挨拶。


祠と山頂

今日も山頂は大展望である。


知床の山並み


国後島方面


山頂


斜里町とオホーツク海


屈斜路湖と阿寒岳方面

遠く大雪の山並みもここまで来ると望める。稜線は白くなっていた。


南斜里岳方面

単独の方何人かとお話しすると、大体同じような行程である。
ここも地図のコースタイムよりは随分と早く着いたので、ゆっくりした。
展望を楽しんだ後は、上二股より新道方向へ進む。



若干のアップダウンあるが大したことはない。
1200m位の標高でハイマツ帯があるのが、北海道らしい。
途中、斜里岳を望む。


斜里岳南側より


熊見峠こっち看板と1256峰

ハイマツ帯を海を見ながらのんびり行くと程なく熊見峠。


熊見峠

ここから急な下りを一気に下二股まで下りる。ちょっと滑りやすい。



下二股からは沢をまた石跳び渡渉して清岳荘へ。
山頂から2時間くらいで下りてきた。下りてきて上を見たらガスがかかってきていた。
沢登りやっている人には大したことないが、一般登山者には旧道は大変であったであろう。
なかなか面白いルートであった。展望も申し分なかった。

下山後は、清里町の温泉に浸かる。



温泉付く前に雨となったが、のんびり入って出てきたら止んでいた。
一路、南を目指す。とりあえずクッシ-に会いに屈斜路湖へ。


屈斜路湖

以前、仕事で道東来て以来数年ぶりだ。
せっかくなので、摩周湖も行って見た。




摩周湖

そして、食べてみたかった弟子屈ラーメン本店寄って、雌阿寒岳の麓のオンネト-野営地でテン泊。
慣れない酒を一杯飲んだらころっと寝ていた。




北海道2014山旅 知床・羅臼岳(1660m)

2014年10月20日 | 山歩き
2014年9月20日(土)~23日(火)

例の一件でバタバタしており、9月のブログアップが出来ませんでした。
これからボチボチアップしていきます。ちょっと記憶が薄れてしまいましたが。。。
まずは、第1弾から。

この秋分の日の連休は、飛び石連休となったが月曜に休みが取れ、北アルプスのあのルートへと計画していた。
しかし、木曜までの予報は、台風接近を知らせていた。
よって、影響の少ないであろう北海道への山旅を急遽計画。
飛行機もやっとこさ取れたという感じであった。
まめにチェックしていると、ポッと1席とか空くのでそれを狙った。
レンタカーなど一気にネットで押さえて、20日出発に備えた。
金曜の予報は、信州でも大丈夫そうであったが、押さえるもの押さえたので旅立つことにする。

第1日目

天候:晴れ

朝のんびりし過ぎて、高速バス1本乗り遅れた。。。
これでは飛行機ギリ。
新宿へ少し遅れで、羽田へ向かう。モノレールがダイヤ乱れており、快速にすぐ乗れたのはラッキーであった。
それで少し余裕が出来たが、もうチェックインの時間であった。
ほとんど待たずに搭乗。行きは千歳経由である。満席。
女満別へは、羽根つき飛行機であっという間であったが、出発が大幅に遅れる。
女満別最終便で20時過ぎに到着。レンタカー借りて、ほぼ真っ直ぐ道をのんびり行くとガンガン抜かれる。
夜の北海道の田舎道は高速状態だ。それに合わせて、一気にウトロまで。
22時のチェックインには間に合わなかったが、そんなに遅れず宿に着く。
海の音聞きながら、露天入って爆睡。

第2日目

天候:晴れ

夜中に雨がザッときたが、朝は綺麗に晴れ上がっていた。
早起きして、温泉に浸かる。


内湯

オホーツク海も穏やかだ。



一夜をお世話になった「夕映えの宿桂田」



7時の朝食も腹一杯いただき、速攻で羅臼登山口へ急ぐ。
今回は、初めてと言うこともあり最短の岩尾別ルート。
地の涯ホテルの手前の路肩からもう車がいっぱい。


路駐

ホテル前は、舗装していないところが登山者駐車場であるが、あまり停められず、このように溢れるのだ。


地の涯

このホテルの右を少し行くと木下小屋。こちらはまだ数台停められた。


木下小屋

この小屋にも温泉もありいいようだ。いつか泊まってみたい。
登山届を出し、8時半くらいに出発。
当初は、広葉樹林帯を尾根に上がって行く。


登山道当初

ジグザグに上がって行くと、尾根に上がり振り向くとオホーツク海。



山頂方面はガスの中である。行くまでに晴れることを願う。


山頂方面

少し色づきも始めていた。



1Pで、弥三吉清水



ここは数張りテントも張れるようだ。
水は豊富に湧いていた。


清水

これは地中から湧いているように見えたので、がぶ飲みしてみた。とりあえずお腹壊さず。
うまかった~
地図ではここまで2時間くらいであるが、ちょっと大げさに書いてあるのかもしれない。
この先、尾根を少し行くと極楽平。



そして、仙人坂へと続く。ここはジグザグに急登をあがる。
その上に数張りテント張れる、銀冷水。



ここは水あったか忘れた。。。
その先こんな道を行く。



途中山頂方面を見たが、まだガスの中だ。


山頂方面

樹林帯を抜けると沢筋に出る。ここが大沢入口。



ガスも少し取れてきたようだ。



羅臼平も近い。草紅葉が綺麗であった。



羅臼平は、風の通り道で風強ったが、ガスも取れそうで取れないような感じだ。



ここまで、2時間くらいであった。
羅臼平にはテントが一張り。カメラ構えてガス待ちしていた。
三ツ峰方面がさあーっと晴れてきた。


三ツ峰方面

羅臼本峰も晴れてきましたよ~


羅臼岳

一休みしてから、山頂方向へ。
岩清水手前くらいからやっと晴れた~




岩清水分岐

ここから岩場を上がる。上からは続々と下りてくる。すれ違いは注意が必要だ。


山頂方面

山頂にも多くの人が見えてきた。途中すれ違った、ガイドさん以外は全員女性パーティーは
この後の山全てで出会う。


イワキキョウ

山頂近づいてきましたよ。


山頂

岩場をヒョイヒョイ登って行くと、風強いが晴れて気持ちのいい山頂だ。
北側を見ると、サシルイ岳や硫黄山が。





山頂岩の上は、写真撮影で忙しそうだ。
山頂から南を見ると、すぐ下に羅臼湖、その上に知西別岳、その向こうに斜里岳やその左に阿寒岳なども見える。
西側にはウトロの町と知床五湖が見える。


ウトロ方面


知床五湖方面

そして、山頂標識と知床山系の山々


山頂


硫黄山方面

いつかはあちらへ縦走してみたい。東へ目を向けると国後島もすぐそこだ。
風も強いので、そこそこ休んでから下山にかかる。


羅臼平から山頂方面

大沢上部からオホーツク海と草紅葉が綺麗だ。



すっかりピーカンとなる。





途中、違う角度から硫黄山。


硫黄山方面



下りはあっという間の2時間で下りてきた。地図のコースタイムはだいぶサバ読んでるようだ。
道もしっかりしており歩きやすかったのも早く行けたと思う。
昼過ぎには下りてきたので、念願のカムイワッカの滝へ。


羅臼岳

カムイワッカへ行くには、この時期シャトルバスへ乗る。
駐車場が広い、知床自然センターへ行き、バスチケット買ってシャトルバスで行く。


知床自然センター

途中、知床五湖などに停車する。ここへはマイカーで行けるが、駐車場へ入る渋滞が出来ていた。
バス利用がいいと思う。ここからダートをしばらく行くとカムイワッカの滝下へ。


カムイワッカの滝下

現在は、この橋のすぐ上の一ノ滝までしか行けず、ガックリ。。。
観光客の皆さんは裸足の人やら靴のままの人、靴下の人と様々。私は山靴で上がる。



綺麗ナメである。そして流れているのは温泉なので温かい。


一ノ滝


立入禁止看板

この先にいい温泉滝壺があるのだが。。。
監視のおっちゃんが、下から付いてきて監視している。


おっちゃんと観光客

よって、ここまで来る価値はないように思う。野湯マニアとしてはですけど。。。



駐車場に戻ってから、自然センターでいい温泉を聞いて、斜里方面へ進む。
途中、オホーツクに沈む夕陽が綺麗であった。


オホーツクの夕陽

紹介のあった温泉で汗を流す。やはり地元の人に聞いた温泉はいい場所が多い。
斜里の町で晩ご飯いただき、斜里のキャンプ場でテン泊。
この日は、山テントがあと2張りあったのみであった。















谷川・湯檜曽川東黒沢金山沢~・1482m沢下降

2014年09月16日 | 沢登り
2014年9月14日(日)

天候:晴れ

三連休は、天気良かったですな。
地元、北アルプスは大賑わいだったようで。
こちらはというと、12日川崎でオールナイトのライブ。その足で谷川まで来た次第。
2日間の予定で沢入ろうと思ったが、このところメジャーな沢や山などばかりで、
どうも第六感が鈍っている。今回も鈍りすぎてほとんど記録のない沢へ行ってきました~
白毛門の登山口で車中泊。車はそこそこ停まっているが、三連休の割には少ない。
ところが朝起きてみると、満車御礼という感じ。


駐車場

買ってきた朝食とって、出発しようと思ったら通り雨。。。
しばし車で待機し、止むのを待つ。すぐ止んだが。。。
今日は、ソロなので気楽だ。
登山道を少し行き、登山道が平になったところで踏跡から入渓する。



東黒沢は、途中で分かれる白毛門沢へのアプローチで3,4回目か。
ナメが綺麗である。


ハナゲノ滝

鼻毛が飛び出ているように見えるのか、名前の由来はわからないが、面白い名前である。
右岸を登って行く。ここは右岸に立派な巻きもあるが登れないこともないので。
その先もウォータースライダーの出来そうな所を通過していく。
最近はこの辺りで、キャニオンニングと称してボロもうけしているようだ。


白毛門沢出合

左に行くと白毛門沢。いつもは左だが、今回は右へ行ってみる。
今回遡行図は持っていない。地形図と山と高原地図とコンパス。GPSもなし。
とりあえず、ウツボギ沢への乗越目指してみようと前進。



右に入ってから最初の滝。



思ったより、水温は高く朝でも冷たくない。それが助かった。
2つ滝を越すとゴーロぽくなり、その先に瀞があった。
これは、そんなに深くないのでそのまま行けそうであったが、右を巻ける。
瀞の先で、左に屈曲して滝がかかっていた。
その後も手頃な滝が現れる。少し滑っていやらしいのもあった。





しばし行くと二俣。ここで何を間違えたか右に行ってしまった。
地形図での自分の地点と現在地を思い間違えていた。この時コンパスを当てるべきであった。
勘違いほど恐ろしいものはない。その気で登って行くととんでもないところに出ることもある。
金山沢最初の滝は、逆くの字。



一見登れそうもないが、右の水流際と倒木利用で登れた。
遡行図持っていたら、こんな滝は出てくるはずもないのだが。。。(笑)
その後もナメは続き、次の滝。



これは左の壁を登ったか。最初の一手のムーブわからず、あーだこーだやっていたが、ドンピシャみつかったら
あとはサクサク。ヌメヌメ注意だが。やはり最近クライミングやっていないので、ビビッとすぐに登れなかった。
その後は、また二俣。これ左行く。


奥の二俣

徐々に源頭部の様相を呈してきた。小粒ながらも手強いナメ滝もあった。
ふと後ろを見ると、一ノ倉沢の岩壁が。この時点ではあれっと思ったが、とりあえず詰めてみましょう。
水が切れてからだいぶ登った。しかしブナが綺麗である。



藪が比較的薄くて良かったが、ひたすら稜線めざし獣道らしきところを行く。
稜線に出ても樹林で、周囲見えず、高いところを目指す。
いきなり、上州武尊が見えて、あちゃ~という感じである。


上州武尊山

とりあえず現在地特定。
・1482の南にいるようである。
白毛門もだいぶ向こうに見えるし、目的地もだいぶ離れている。


白毛門から朝日岳

この方向の写真は滅多にお目にかかれないであろう。
この稜線には登山道なく、冬ルートとして紹介はされているが、ここへわざわざ来る人もいないであろう。


谷川岳

そういえば、現在地から南西方向に池が見えた。あの辺は雰囲気も良さげで、いずれ行って見たが
ヤブコギ必至であろう。
このまま下っても面白くないので、・1482mめざし、ヤブコギ練習。
樹林帯は良かったが、ピーク近くは、トウヒかその辺の低木がハイマツのように生えており、
シャクナゲも登場でなかなかレベルの高いヤブコギになった。
ピークからは上記の写真の展望である。
そこから方向間違えないように、トウヒ激ヤブコギしながら下る。
樹林帯の中に入って一段落であった。その先のコルから下る。



当初は、藪であったが、すぐに水が出てきて沢らしくなってきた。
そんなに難しい滝もなく、ドンドン下る。



この滝の先からはナメの沢になってきた。本流合流も近そうである。



その先に何があるかワクワクするが、みなイージーなものであった。
このドキドキ感が何ともいえない。
程なく、本流へ合流。


出合

金山沢分岐より少し上のはずだ。この先もナメの綺麗な沢が続く。





そして、金山沢出合。



朝来た時と水量が圧倒的に違う。これは通り雨のせいだ。
これで、一周してきたことになる。いろいろ勉強になった。
あとは、来た本流を下る。たまには沢下降もやっておかねば。
白毛門沢の下にはキャニオニングのお姉さん達いるかと思いきや静かなものであった。



ハナゲは巻き道を下り、その先にキャニオニングの方々が遊んでいた。



その後も午後の部の人たちか?続々とパーティーが上がっていった。
そしてこちらは、駐車場へ。帰りは左岸の道を帰った。

いつもの温泉行こうと思ったが、ゲロ混み。水上周辺は混んでいるようであったので、ちょっと離れてみたら
空いているいい温泉発見。のんびりと湯に浸かり下界へ下りると、関越事故通行止め。
下道も沼田へ入ると、R17は当然のことながら裏道も渋滞で、疲れてやっと昭和IC近くの道の駅。
ここで車泊して、翌日は前から行きたかった宝川温泉で一日中湯に浸かり、まったり休日を過ごしたのでした。

今回は、次回に繋がるいい訓練沢旅となった。