25日のNY金は3営業日ぶりの反落で、今月2日以来約3週間ぶりの安値に沈んだ。通常取引は前日比62.20ドル安の2353.50ドルで終了。
前日比の騰落比は上昇していた通常取引終値との比較となる。前日の下げはナスダック総合を中心とした株安の広がりの中で金市場の方も時間外取引で売りが加速しマイナス圏に沈んでおり、実質的には続落ということになる。時間外取引終値との比較では44ドル安ということに。
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25日のNY金は、前日比8.40ドル高の2415.70ドルで通常取引を終えた後の時間外取引で節目の2400ドル割れに水準を落とした。
25日アジアの午後からNYの時間帯を通し買いが先行する流れで、NY時間に入り上値追いに転じ昼前には一時2433.00ドルまで買われこれが高値になった。その後、ファンドと見られる益出し売りに水準を切り下げながら相場は進行した。
もともと前週に大きく . . . 本文を読む
7月23日のNY金は5営業日ぶりに反発した。前日までの下げで値ごろ感の買いが入り、自律反発的な動きがやっと出たと言える。通常取引は前日比12.60ドル高の2407.30ドルで終了した。
FRBによる9月利下げ着手観測の高まりに反応し、先週前半に2営業日にわたり過去最高値を更新していたNY金。足元でそれ以上の手掛かり材料はなくモメンタムの失速で反落。先物市場にて前週1週間で重量換 . . . 本文を読む
週明け7月22日のNY金は4営業日続落した。通常取引は前日比4.40ドル安の2394.70ドルで終了した。
前週末にファンドの比較的規模の大きい利益確定及び手じまい売りに57.30ドル、2.3%もの下げを見た後ではあるものの、自律反発的な動きは限定的で戻りは2414.40ドルまで。むしろ戻りを売られる感じで、2400ドル割れの終了となった。
ただし、下値も限定的でNY午前の中頃に一時2385. . . . 本文を読む
先週木曜日から九州出張中にて久々の更新に。
まず日本時間本日22日の早朝にバイデン大統領が選挙戦からの撤退を発表。
自身は候補者としてハリス副大統領を指名したとされ、民主党全国大会にて正式決定される。米政治リスクは地政学リスクの範疇に入り、年初から米政治分断リスクが24年リスク項目のトップに位置付けられてきた。しかし、表面化は年後半の見られたが、すでに年後半に入っているのだっ . . . 本文を読む
7月16日のNY金は続伸し前日比38.90ドル高の2467.80ドルで終了。
5月20日に付けていた終値(2438.50ドル)及び取引時間中の最高値(2454.20ドル)を更新して終了した。
昨日も同様のことを書いたが、金市場にありがちな何かのイベントに反応した最高値更新ではなく、静かにかつ力強く水準を切り上げた。
一連の米経済指標が減速傾向を示す中で高まってる9月利下げ観測に加え、株式市場 . . . 本文を読む
トランプ前大統領銃撃事件。しかし、若干20歳の若者がライフルで150メーターもの距離から狙撃できるというのは驚きで、アメリカならではということだろう。もともと米政治分断というか、今回は趣を異にするが政治がらみのリスクは今年下半期の懸念事項ゆえにやはりということか。大統領選挙の結果判明後に安定を維持できるかがまず問われる。一般的には大丈夫だが、4年前に結果を力づくで変えようという試みがあっただけにど . . . 本文を読む
NY金は3営業日続伸。
今週最大の注目点となっていた6月の米消費者物価指数(CPI)の結果(総合指数)が予想外の前月比でマイナスに転じ、(変動の大きい食品とエネルギーを除いた)コア指数もわずか0.1%の伸びにとどまったことで、9月利下げ観測が一気に高まった。
米国債相場は年限を問わず利回りが低下。指標となる10年債利回りは前日の終値ベース4.290%から一時4.170%まで大きく低下。利回りは . . . 本文を読む
7月10日のNY金は続伸した。主要な経済指標の発表のない中で、前日の上院銀行委員会に続き、下院金融サービス委員会で2日目の議会証言に臨んだパウエルFRB議長の発言が注目された。
上院では今後のデータ次第としながらも、インフレ減速を示す指標が続けば「(利下げへの)確信が強まる」と発言。年内利下げを示唆する内容と受け止められ10日の金市場は、アジア時間から買いが先行する流れとなり、静 . . . 本文を読む
週明け7月8日のNY金は3営業日ぶりに反落。通常取引は前週末比34.20ドル安の2363.50ドルで終了した。
先週5日は、発表された6月の米雇用統計が予想以上に労働市場の軟化を示したのを受け、10年債利回り急低下の中で28.30ドル高となっていた。その上げをすべて失うことになった。いわゆる「行って来い」状態という展開に。
下げの背景は1カ月半ぶりの高値圏に駆け上がったことに対 . . . 本文を読む