亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

NVIDIA決算“祭”とFOMC議事要旨

2024年02月21日 19時26分29秒 | 金市場
3連休明け2月20日のNY金は3営業日続伸となった。 前週は米1月の消費者物価指数(CPI)および同生産者物価指数(PPI)がともに市場予想を上振れる結果となり、米利下げ観測時期がさらに後退し、一時は2000ドル割れまで売られた金。中国をはじめとするアジアさらにインドなどの旺盛な実需を背景とする押し目買いに、再び2000ドル台半ばまで値を戻している。 NYコメックスの通常取引は、前週末比15. . . . 本文を読む
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NY金、ETFに続きファンドの買い建て(ロング)も大きく減少

2024年02月19日 20時51分44秒 | 金市場
先週末2月16日のNY金は続伸で取引を終了。14日には一時2000ドルの大台をロンドンさらにNYの時間帯にも下回ったが、短時間で買い戻され下値での買い引き合いの強さを印象付けた。16日のNY金は、早朝に発表された1月の米生産者物価指数(PPI)は前月比で0.3%上昇と市場予想を上回る伸びを示し、米長期金利が上昇したにも関わらず、上昇で取引を終了した。やはり総じて堅調な米国指標の発表が続く中では、底 . . . 本文を読む
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1月米小売売上高とペプシコの決算

2024年02月16日 17時04分51秒 | 金融市場の話題
2月に入って以降も米経済の堅調さを示す指標の上振れで、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後づれしており、市場が読む利下げタイミングは6月の連邦公開市場委員会(FRB)に絞られつつある。 新たな見通しの中で、発表される重要指標を吟味した市場の反応が続いている。金市場では、主にファンドのアルゴリズム(運用プラグラム)に沿う形で、発表された指標に反応する米長期金利(10年債利回り)やドル . . . 本文を読む
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米1月インフレ上振れはノイズか?

2024年02月14日 20時32分17秒 | 金市場
重要指標の多かった今週発表の米経済指標の中で、もっとも注目されていた13日の発表の1月の消費者物価指数(CPI)。 予想比上振れとなり、市場横断的に値動きが大きくなった。 すでに3月の見通しがほぼ消えていたFRBによる利下げのタイミングが、さらに後ずれするとの見方が広がり、13日のNY市場は、株安・債券安(利回り上昇)・ドル高に動いた。   CPI発表後の米長期金利の急伸とドル指数 . . . 本文を読む
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中央銀行以外のゴールド公的購入とは

2024年02月13日 22時39分08秒 | 金市場
本日はラジオNIKKEIの「マーケット・トレンドDX」にスタジオ生出演だった。 大橋ひろこさんとは1週間前にYouTubeのプログラムにて一緒させてもらったばかり。 本日は2月13日、2・1・3ということで(知らなかったのだが)「ニーサ(NISA)」の日とのことで、その当日に日経平均株価が1000円以上急伸し、一時3万8000円台に乗せたということで、まずオープニングの話題はそれに。 ゴ . . . 本文を読む
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ゴールドに水をあけられるプラチナとシルバー

2024年02月08日 16時01分32秒 | 金市場
金市場では一昨日6日から金ETF(上場投信)の最大銘柄「SPDR(スパイダー)ゴールドシェア」の大口の残高減少が目立っている。 6日に4.04トンと1日としてはややまとまった売りが出たのに続き7日は前日を上回る5.47トンに膨らんだ。 金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が先週発表した10~12月期需給データでは、金ETFは全体で244トンの残高減(売却)となっていた。そ . . . 本文を読む
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「底堅さ」の背景「売れないゴールド」

2024年02月06日 21時42分33秒 | 金市場
今週のNY市場は、主要な経済指標の発表はほとんどなく、日々の注目点は連日予定が組まれているFRB高官のメディアインタビューやTV出演、講演会となっている。 FRB関係者の発言内容といっても、一般的にさほど突飛な事を言うわけではないので、多くは似たようなものになると思われる。つまり、今週は米国関連では手掛かり難の週といえる。ゴールドに関しては米国内要因以外に中東情勢など地政学リスクなども関心事にな . . . 本文を読む
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ちゃぶ台返しの雇用統計

2024年02月05日 20時09分12秒 | 金市場
先週末2月2日に発表された1月の米雇用統計は報じられたようにサプライズとなった。 「ちゃぶ台返し」という表現があるが、市場セントメントおよび価格動向ともに前日までとは逆の流れを引き起こしたことから、まさに「ちゃぶ台返し」ということになった。もっとも、当初は大きく下げていた米株はその後戻して、最高値を更新したので米株についてはちゃぶ台は元に戻ったということか。   1月の米雇用統計 . . . 本文を読む
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最高値接近、ホバリング状態のNY金

2024年02月02日 19時44分34秒 | 金市場
2月1日のNY金は4営業日続伸となった。NYコメックスの通常取引は前日比3.70ドル高の2071.10ドルで終了。朝方発表された米雇用指標が労働需給の緩和を示し、物価上昇が一段と沈静化するとの見方から米国債に買いが入り、利回りは前日に続き大きく低下。金市場は買い優勢に転じ水準を切り上げながら相場は進行した。前日の高値水準を超え昼過ぎには一時2083.20ドルまで付け、これが1日の高値となった。終盤 . . . 本文を読む
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複数年ゴールドを押し上げる「うねり」

2024年01月31日 20時00分11秒 | 金市場
1月30日のNY金は続伸した。翌日に政策決定を控える米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まり、市場全般が方向感の出にくい環境の中で、この日は米長期金利が低下。金市場では金利低下に沿ったファンドのプログラム的な買いが入ったとみられる。 米債の買い手掛かりとなったのは、米財務省による国債発行額の減額見通しだった。需給の改善を好感し買いが入り、利回りは低下しゴールドのサポート要因となった。発表によると . . . 本文を読む
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