亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

今回の逆イールドは「騙し(だまし)」なのか?

2019年03月26日 20時34分15秒 | 金融市場の話題
週明けNY市場は、前週の長短金利逆転劇の余韻が残る展開で、その中で金は続伸となった。金市場でいうならばロンドンの時間帯に予定されていたのが、ドイツのIFO経済研究所が発表した3月の同国企業の景況感指数だった。結果は99.6と市場予想の98.5を上回り前月比で7ヵ月ぶりに改善。前週末の悲観的ムードは後退し、ドイツ10年債利回りは上昇し一時プラス圏に浮上。欧州株を下支えした。ユーロは対ドルで買われ上昇 . . . 本文を読む
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追い風吹く金市場 予想されていた逆イールド(長短金利の逆転)

2019年03月25日 21時00分09秒 | 金市場
先週末のNY市場で起きた長短金利の逆転現象(逆イールド現象)。卵が先かニワトリかという感じで、ユーロ圏製造業PMIとともに発表されたドイツの3月の製造業PMI速報値が44.7と2012年8月以来の低水準で、3ヵ月連続の50ポイント割れとなったところで(当然フランスも他も低下して)、欧州株全般が売られドイツ債は買われ長期金利(10年債利回り)はマイナスに。流れはNYに飛び火した。米国のそれは(PMI . . . 本文を読む
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バンク・オブ・アメリカがパラジウムは1800ドルと

2019年03月20日 17時00分47秒 | 金融市場の話題
グーグルがゲーム参入。ストリーミングでダウンロード不要、ゲーム機も必要なし。なるほど、そうだようなぁ・・・・と。5Gで2時間余りの映画が2秒もかからずにダウンロードできるという時代でインフラが出来ているわけで、なるほどと。やはり、先を行っている。任天堂やソニーは今日のところは売られたが、さてどう対抗するのか。 話しは変わって貴金属市場では、パラジウムが連日の高値更新でスポット価格が一時1600ド . . . 本文を読む
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政治的不確実性の嵐の中でハトが舞う

2019年03月19日 20時22分01秒 | 金市場
米国株式はFOMCを前にして、すでにハトが舞い飛ぶ金融相場の様相で、長短金利が低下しS&P500種、ナスダックが戻り高値を更新。しかし基本的には出来高面で難ありということか。米企業の1-3月期は11四半期ぶりの減益見通しとされるものの、ハトの舞にモメンタム系が浮かれて、“ええじゃないか♪ええじゃないか♪ええじゃないか!!”と踊り狂う・・・という感じか。思惑通り、ハト派の内容となっても目先の材料出尽 . . . 本文を読む
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NY株も為替も金市場もこう着状態

2019年03月15日 20時24分26秒 | 金市場
Brexit、(英国のEU離脱)騒動は、伝えられているように延長戦入りするにあたって、これまで2度にわたり否決された離脱案の可決を前提にしたうえで、6月末までとするというもの。否決されると、どうなるか未定ということで、それではEU側も延長を認めにくかろうということのよう。そもそも6月末までとしたのは、5月のEU議会選挙を経て新議員の任期が7月から始まるので、6月末までに切るのがよかろうということら . . . 本文を読む
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日経平均1万8000円割れで日銀保有のETFは含み損発生

2019年03月14日 21時55分42秒 | トピック
昨日は午後に都内で講演会。金市場を語るにあたり、主要国中銀の政策方針について触れることになるが、日銀について取り上げるのに格好のニュースが前日12日に飛び出した。雨宮副総裁が、日銀保有の株式ETFについて、「日経平均株価が1万8000円程度を割り込むと、日銀の保有ETFの時価が簿価を下回る」と参院財政金融委員会で語ったというもの(日経クイックニュース)。共産党の大門実紀史議員への答弁とされる。ちょ . . . 本文を読む
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ユーロ売りとともに金売りにも一巡感

2019年03月12日 22時33分24秒 | 金融市場の話題
米政府機関閉鎖の影響で、データがそろっていなかったNY金先物取引におけるファンドの動向だが、先週末でやっと通常ペースに戻った。発表されたデータでは、先週3月5日までの2週間で約180トンもの売りが出たことが判明(オプション取引を除く重量換算)、1300ドル割れに至った背景がやはりファンドの利益確定、あるいは取引解消の売り(手じまい売り)が主体であったことが示された。 一方で、ここでも指摘して来た . . . 本文を読む
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経済指標のフレに市場は右往左往、様子見のFRB

2019年03月11日 23時45分05秒 | 金市場
本日は1月の米小売売上高が発表される予定。2月14日に発表された12月の内容が予想外に大きく下振れたことで、バレンタイン・サプライズとも呼ばれることになった。小売りにとって最もホットなシーズンゆえに、この下振れのセンチメントへの影響は大きかった。先週はそれまで下向きトレンドに完全に組していなかったドラギECB総裁が、ついにgive up。さすがに中国の急減速の影響は交わしきれずというよりも、最大の . . . 本文を読む
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2019年もプラチナは供給超過

2019年03月07日 23時22分32秒 | 金市場
2019年もプラチナは供給超過 昨日6日のNY市場で、貴金属の中で下げ幅が比較的大きかったのはプラチナ。プラチナの投資分野の広報販促調査機関ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)が、四半期リポートを発表。その中で2019年のプラチナ需給は昨年より供給過剰状態が拡大し、その規模は少なくとも2013年以来最大になるとしたことによる。といっても、プラチナの話ゆえに、金に比べ数字 . . . 本文を読む
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NY金、ECB理事会を受けユーロがどうなるか

2019年03月06日 21時02分34秒 | 金市場
昨日の続きということで書くと、最後に触れた2018年12月の新築住宅販売戸数が発表された。このデータも政府機関の閉鎖で発表が遅れていたもの。結果は、(年率換算で)前月比3.7%増の62万1000戸と予想外によかった。戸数ベースでは、昨年5月以来7ヵ月ぶりの高水準となる。ただし、今回11月のデータが、当初の65万7000戸から59万9000戸に大きく下方修正された。市場予想は修正前の数字を基に60万 . . . 本文を読む
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