モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩秋の八塩山と東光山。(2018年11月11日)

2020年11月25日 | 東光山・八塩山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

11月11日はここしばらく見てなかった鳥海山を見たくて、由利本荘市にある低山ふたつに登ってみた。
ところが残念なことに鳥海山は厚い雲に覆われ、その雪姿を拝することは叶わなかったが、
それぞれの山で晩秋の風情を愉しめた。

はじめに登ったのは八塩山(713m)。こちらの紅葉はほとんど終わっていた。




上りは尾根(鳥居長峰コース)を歩く。




登り始めの雑木林                                   鳥居長峰コース、尾根の根っこ道 

 



山頂台地のブナは葉を落として冬姿になっていた。


山頂台地のブナ林 




山頂台地のブナはスラリと背が高く、日が当たると幹が白く輝き出す。
まるで高原のシラカバ林(秋田には無い)のようだった。

 



ブナの樹冠は脳血管の模型みたい。




帰りは風ぴらコース、ただし瘤ブナは経由せず、急坂を降下する。
風ぴらコースの急坂はロープが無いと通過が難しい。 急坂のブナの木はごついのが多かった。

 
 


落葉の下にはイワウチワの葉が。来春の花が愉しみだ。




登山口で見かけたサワフタギの実




次いで、東光山(594m)。
こちらに登る頃には青空になり、日も射してポカポカ快適な山歩きとなった。

山麓の大滝付近から見た東光山(594m。右側)。左に突き出した山は仏洞山(488m)。






ちょっと歩いたら、一合目。




こちらはまだ紅葉が残っていた。

 



 



意外にも見ごたえのある紅葉が続く。







今年のラスト紅葉は11月7日に訪ねた岩谷山(こちら)かと思っていたが、東光山が正真正銘のラスト紅葉になった。

狛犬のような佇まいのブナ                                                                                     干餅岩
 



紅葉は中腹の干餅岩付近で終わり。それより上は落葉して明るくなった林が続く。




稜線に上がると大きなブナの木が現れる。

八塩山とは樹形が違う。「あがりこ」だろうか。いずれにしても見応えのあるブナが多い。

 


稜線のブナ林
 



山頂部は西側が伐採され、片面だけは展望良好。しかし鳥海山は雲に隠れて見えなかった。


本荘市街地や日本海方面を眺める。

 



山頂のお社で
今日は休憩している人が居た。  お社の陰にご神体?を見つけた。

 



以上。



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