モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

オホーツク挽歌・エゾキスゲ。(2007年7月7日)

2020年04月11日 | 海辺の花

本ブログを始めて約三ヶ月。アップしているのは昔の山歩き記事ばかりだが、
当初、設定したブロクのカテゴリーを一通り、埋めるまでの期間はこのような古い記事が続くことをどうかご容赦願いたい。
本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。


北地に行くと、浜辺に美しい花園が有る。
2007年7月上旬はわけあって会社を休み、道東のあちこちをレンタカーでドライブしていた。
7月7日、網走の小清水町に辿り着いた。この地には原生花園がある。
オホーツク海の一部を湖(濤沸湖)として陸に封じ込んだまっすぐな砂州の上をクルマは西進する。
並行してJR釧網本線も走っている。
途中、カッコいい馬の群れに出逢った。
この光景、以前にも見たような気がする。この場所は初めてだと言うのに、デジャブだろうか。 

 
バックの青い線が濤沸湖。左の山は斜里岳。


小清水原生花園
は線路の向こう、踏み切りを渡った海側にあった。
夏場、ここには「原生花園」という名の臨時駅が出現する。

小清水原生花園





手前の紅紫はハマナスの大株。 

原生花園の駅舎から(^◇^♪キャッキャキャッキャと若者達のはしゃぐ声が聞こえた。

まずはオホーツクの海を見たい。




西側にはぼんやりと知床の山並みが。







 


Casual observer! Superficial traveler!
(宮沢賢治「オホーツク挽歌」より)


原生花園を彩るヒロイン達。

                                            ハマナス                                                                       エゾスカシユリ
 



生まれて初めてエゾキスゲを見た。
その花色はニッコウキスゲと違い、クールなイエローだった。




エゾキスゲは群生していた。







エゾスカシユリの温かみのあるオレンジとのハーモニーがとても良かった。




地味な花たち。

                                   ハマフウロだろうか。                                                               このセリ科は何だろう。
 


このセリ科はたぶんハマボウフウ。ハマナス、ハマニンニクも混ざっている。



今日は
もう数キロだけ、西北西にクルマを進め、能取岬を見てから、南へと折り返した。 

向こうの陸地は網走の能取岬。


 
以上。


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