モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初夏の深浦海岸と十二湖。(2015年6月中旬)

2020年06月22日 | 海辺の花

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。


青森のウエストコート、とりわけ深浦海岸は景色が良くて花も多いところ。

毎年、ほぼ欠かさず訪ねているが、
今年は6月中旬、初めてお岩木山に登ってミチノクコザクラを見た(記録はこちら)翌日、
ここを掠めて秋田に戻った。

行きつけのお店、いや岬の感の有る行合崎(いきあいざき)から始めてみる。


行合崎の突端方面を望む。 



深浦の町の方を望む。








 

此処は海浜植物の多いところ。

エゾスカシユリ 
 
                                          ニッコウキスゲ


ニッコウキスゲは北地に行くと高山だけでなく海岸でもしばし見かける。
津軽ではこの地の他に白神岳山頂付近と屏風山湿原などで見られる。 


ハマナス。

ちゃんとした花も有ったが、今回は弁の散る姿にキュンとなったので・・・
 


エゾヒナノウスツボ。
ゴマノハグサ科の不思議なキャラクター。


   

クサフジ      
 
                                                                                             キリンソウ(ベンケイソウ科) 


これを初めて見た時はコバルト色のマット状漂着物かと思った。

近寄ってみると、それは植物だった。

 


ハマベンケイソウだ。 




世の中にはこんなに全草が青い植物があるんだと感心。

すぐ近くに咲いていたのは




スナビキソウ。

上のハマベンケイソウともどもワスレナグサの仲間(ムラサキ科)だ。

ハマベンケイソウやスナビキソウを撮っていたら、

近くの五能線をリゾート列車くまげらが走って行った。

 


JR五能線は海岸の人里を結ぶ鉄の道。
行合崎の突端に向かう小道の先は海しかなかった。

 


行合崎からロシアの方向を望む。 



風合瀬(かそせ)の国道端で見つけた謎のフウロソウ。



たぶんハマフウロだと思うが、
高山植物のハクサンフウロよりも青味が強く、大きな花は径4センチを超えていた。

男鹿のオガフウロよりも開花が早く、でかい花だった。


この日は青池にも寄ってみた。

十二湖は(私の住む)秋田市からは割と近場で、かつて希少植物の撮影で三回ほど訪ねているが、
その頃は藪漕ぎばかりで青池も他の湖沼も見てなかった。森を見て池を見ず。
青池がこんなに青い池だとは知らなかった。

青池















青池の隣、鶏頭場(けとば)池 



鶏頭場(けとば)池と崩山(くえやま) 


 

帰り途から見た崩山(くえやま)と右に大峰岳。白神岳は大峰岳の右に連なる。




以上。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは(^^♪ (のり)
2020-06-22 22:19:56
青池、とても神秘的ですね!!
返信する
のりさんへ。 (モウズイカ)
2020-06-23 06:58:18
コメントありがとうございます。
天候や日の当たり具合にもよって変わりますが、ここは神秘的な水色ですね。
返信する

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