モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2018年の鳥海山。彼方此方から。

2020年12月13日 | 鳥海山(年次)

今年は一月中に晴れ日があった。それを予見して未明に秋田市自宅を出る。
旧鳥海町に差し掛かったら、夜明けが近づいたので、猿倉集落の道端にクルマを停め、
待ってみる。すると・・・


2018/01/20 猿倉から。

 



2018/01/20 猿倉から。 



昨年秋(こちら)に続き、鳥海山のモルゲンロートに立ち会うことが出来た。素晴らしい眺めだったが、

凄まじい冷えで手指の感覚が無くなり、シャッターが押せない。
その後はしばらくの間、手指が痛くて痛くてたまらかった。

この日は更に、カチカチに凍った国道を走り、松の木峠、雄勝峠を越えて山形県へ。

2018/01/20 山形県金山町から。 



新庄鳥海を見た後は、青沢越えの峠道を走り、雪の少ない庄内経由で秋田市に戻った。

冬姿の鳥海山を見るためとはいえ、しんどいドライブだった。

二月も冬晴れの日に鳥海山のウォッチング・ドライブ。

2018/02/02 由利本荘市大内町から。



康新道の稜線がテカテカ光って見えた。
同じ日、にかほ市上浜から。ここから見る鳥海は左側に稲倉岳が突き出して見える。
 

2018/02/02 にかほ市上浜から。



三月は雪割草を見に庄内地方へ。その行き帰りに庄内鳥海を。

2018/03/20 酒田市北部から。



四月、五月は長期間に渡り、鳥海山がほとんど見えなかった。
四月の見えなくなる直前に撮ったのはこちら。↓

2018/04/17 秋田市東部の筑紫森山頂から。 



視程の良くないのは中国の黄砂のせいかなと思ったら、今回はロシア森林火災由来のpm2.5が犯人だとの報道。

再びよく見えるようになったのは約ひと月後。五月も下旬になってから。

2018/05/20 秋田市四ツ小屋から。
 



クリアーな鳥海山は久しぶりだったので、この日はにかほまで走って行った。

2018/05/20 にかほ市田抓(たづかみ)から。



この日の鳥海山は春の新雪を被っていたが、兎の耳やパンダの顔のような雪形はよく見えた。 

それ以降は彼方此方から鳥海山を眺めて歩く。
こちらはちょっと珍しい場所からの眺めだと思っているのだが・・・(詳細はこちら)。

2018/05/21 湯沢市・国見岳から。手前の山は左から雄長子内(おちょしね)山、雌長子内(めちょしね)山。


 

同じ日の午後は栗駒山から。

2018/05/21 栗駒山展望岩塔から。手前右は秣岳、左奥に泥湯三山(高松岳、山伏岳、小安岳)。
 



大仙市北部から。

この付近から鳥海山は意外とよく見えるのだが、写真を撮ったのは今回が初めて。

2018/05/27 大仙市神岡付近から。
 



六月に入り、県南の虎毛山から。昨年、登った山伏岳同様、素晴らしい眺めだ(詳細はこちら)。

2018/06/03 虎毛山山頂付近から。
 



翌日は北麓の桑ノ木台湿原へ。

2018/06/04 桑ノ木台湿原から。
 



2018/06/04 桑ノ木台湿原から。手前に咲くのはレンゲツツジ。 



桑ノ木台湿原は鳥海山の優れた眺望場所。しかも比較的近場なのに、道がよくわからなくて、ずっと行けないでいた。

今回はシャトルバスを利用したので、楽々行けた。(詳細はこちら)。

六月も中旬に差し掛かったので、そろそろ鳥海山に登ってみる。
6月10日は支峰の笙ヶ岳へ(詳細はこちら)。

2018/06/10 長坂道から。手前はハクサンイチゲのお花畑。
 



今年は鳥海山のニッコウキスゲが当たり年と聞いた。

少し盛りを過ぎたかもしれないが、7月20日に行ってみる(詳細はこちら)。

2018/07/20 長坂道から。




手前のお花畑ではニッコウキスゲやハクサンシャジンなどが咲いていた。 

2018/07/20 長坂道から鳥の海と鳥海本体。
 



7月27日は遠方の焼石岳から眺めてみる。

この山には十数回、登っているが、鳥海山がこんなによく見えたのは初めてだった(詳細はこちら)。

2018/07/27 焼石岳山頂付近から。右の子分のような山は稲倉岳。
 



2018/07/27 東焼石岳から。
 



その後、家庭の事情等もあり、しばらく山歩きは中止。

どこにも行けなかったので、自宅付近から。

2018/08/21 夕方、秋田市四ツ小屋付近から。
 



8月21日は、それまで夏の甲子園で快進撃を続けていた秋田・金足農が決勝戦に臨んだ日。

秋田勢としては103年ぶりの準優勝に終わったが、ホントによく頑張ってくれた。金農よ。感動をありがとう。
8月21日の夕方に見た鳥海山は遠くて小さかったが、個人的には今年一番印象に残る鳥海山になった。  

秋になり、山歩きも再開。
彼方此方行ったつもりだが、肝心の鳥海山は見えないことが多かった。

2018/09/21 真昼岳の稜線から。
 



2018/09/28 山形県、滝の小屋入り口付近から望む。




ここから見える鳥海山は外輪山の一部のみ。 

秋深くなっても、何故か見えにくい日が続いた。今年はもう見られないのかと思っていたら・・・

2018/12/02 大仙市、姫神山(大平山)山頂から。





2019年の鳥海山」へ続く。 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ミルク)
2020-12-13 15:27:36
たくさんの、色んな方向からの鳥海山を、堪能させて頂きました。
どこから見ても、どの季節でも、美しいです。
花の季節は、いいですね~♪ もう、歩けないので
鳥海山は、こちらで楽しませて頂いてます。

桑ノ木台湿原へ、一人で行ったことがあり、熊が怖くて、ドキドキしながら歩いたこと懐かしいです(^^;
砂利道を歩いて行きましたが、バスで行くと近くまで、行けるんですね。

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ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2020-12-13 19:25:39
コメントありがとうございます。
鳥海山は見る角度によって大きく姿を変えます。
本シリーズ、ひと段落つきましたら見え方の頁も付け加えようかと思ってます。
桑ノ木台湿原ですが、数年前からシーズンには専用バスが出ております。
お一人での林道歩きはクマが怖いです。もし行かれるとしたら今後はバスを検討ください。
http://www.obako5.com/info/%e6%a1%91%e3%83%8e%e6%9c%a8%e5%8f%b0%e6%b9%bf%e5%8e%9f%e8%a1%8c%e3%81%8d%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%88%e3%83%ab%e3%83%90%e3%82%b9%e9%81%8b%e8%a1%8c/
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