モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

禿岳は紅葉よりも展望【後編】(2021年10月25日)

2021年11月13日 | 甑山・神室・禿岳

(本頁は「禿岳は紅葉よりも展望【前編】」の続きです。)

五合目の前後から、ところどころ樹林が切れ、鬼首カルデラが眺められるようになる。
今回、紅葉は思ったほどのものではなかった。他の山でもそうだったが、紅い紅葉がほとんど無い。
黄色や褐色(日が当たるとオレンジ)ばかり。ここではもっぱら上から眺めおろす紅葉が続く。

鬼首カルデラの眺め。主に大柴山方面。



カルデラ壁の紅葉



鬼首カルデラの眺め。主に荒雄岳方面。




カルデラ越しに栗駒山を望む。



あと少数だが、春に咲いた花の返り咲きを見つけた。

ミヤマスミレの返り咲き                              エチゴキジムシロの返り咲き
 



八合目付近まで登ったら、向町盆地(こちらもカルデラ)がまた見えるようになった。
今度は雲海がほとんど消えていた。
しかし奥の方、最上川の本流に沿った細長い盆地(新庄盆地の南端の方)はまだびっしりと雲海に覆われていた。
高空は薄い雲に覆われて来た。今日は山頂からも鳥海山をぜひ見たい。それまで天気よ。持ってくれ。

向町盆地(こちらもカルデラ)の眺め。左奥に月山。



またまた月山をアップで。




紅葉越しに月山                                 残り少なくなった稜線の紅葉

   



真南方向の眺め




いつもそうだが、真南の方角は逆光気味になり、よく見えない。船形連峰や蔵王もハッキリしなかった。

それでも村山盆地が雲海=霧に覆われていることはわかる。
今日の山形県(内陸部)はスッポリ霧に覆われたままのようだ。

神室連峰火打岳



九合目・不動明王様                              エゾオヤマリンドウの残り花
   


北側、虎毛山方面を望む。



コースタイムでは花立峠から約二時間のところ、今回は約二時間半かかって10時40分頃、山頂に到着した。




今日の山頂は人が多かった。山頂標の周りには常に人が居た。

山頂から鳥海山が見えた。
西の空はあいにく高曇りになっていたが、今までにここから見た中では一番ハッキリとした鳥海山だ。

神室連峰小又山(左)と天狗森の間から鳥海山



神室連峰の眺め。主峰の神室山は右の山。



神室山



北側、秋田の山々を望む。左から山伏岳、高松岳、虎毛山。



山頂は風が強く、{{{゚◇゚;}}}ガクガク 寒くて長居は出来なかった。早い昼飯は風を避けて灌木帯の中に身を沈め、食べた。


山頂付近で見かけたあれこれ。


オオカメノキの冬芽
 



ナナカマドの実



1000m超の登山はたぶん今回が年内最後になるだろう。


以上。



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2 コメント

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Unknown (ra9gaki_do)
2021-11-13 09:55:31
おはようございます(^-^)
札幌絵手紙 楽描堂と申します。
当方のブログをフォロー頂き
ありがとうございます。

当方からもフォローさせて
頂きました。
札幌から〜どうぞ宜しくお願い致します。
返信する
ra9gaki_doさんへ。 (モウズイカ)
2021-11-13 10:18:21
わざわざお知らせ頂きありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
返信する

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