モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

早春の白川郷(2017年3月6日)

2021年03月06日 | 街並みと建物

(本頁は「早春の北陸旅行・金沢タウン」の続きです。)

今回の旅行は季節的にも、本来私が行きたい筋の山岳観光地(例えば白山や立山、黒部など)
に寄ることは難しいものがあった。

それでも山の香りのする処をナントカ一箇所は掠めてみたいと思い、白川郷を強引に組み入れてみた。





そこは凄い山奥で豪雪地帯、しかも岐阜県だが、金沢からは比較的近く、
金沢駅からバスに乗れば僅か一時間少々で行ける。

こんなに近いのは立派な高速道路が走っているおかげ。
時間的には秋田市から田沢湖に行くくらいの感覚だろうか。見逃す手はない。

金沢駅のバス発着場
 



袴腰山というのだろうか。標高1500mくらいの山脈の下をくぐる長い長いトンネルを越えると

そこは別世界、秘境としか言いようの無い山里だった。
秋田は自然がとても豊かだが、こんなに深い山里は無い。時間が有れば五箇山にも降りたかった。

 



一時間と少しで白川郷(荻町集落)に到着。




すぐさまシャトルバスに乗り換え、集落を俯瞰できる台地(荻町城址展望台)まで上がる。

城址展望台から荻町集落を俯瞰すると・・・。
 

荻町集落





 

集落の奥に見える白いお山が気にかかるので、写真を少しでかくしてみる。
高曇りの天気なので空も真っ白でメリハリはイマイチだったが、一応、山頂まで見えていた。
 

三方崩山(2059m)だろうか。




三方崩山の右奥にある白いお山。これは白山(2702m) でいいのかな。







展望台からは10分くらい歩けば、集落中心地に降りられる。
そこには合掌造りと呼ばれる独特の家屋が立ち並んでいる。







折角来たのだからと合掌造り住居の内部を一箇所だけ見学してみた。
「神田家」という由緒あるお屋敷。



 

神田家の玄関                                 玄関の石畳 
 



床の間
 



「おえ(居間)」のど真ん中にある立派な囲炉裏。


 

中二階、根曲がりの梁


 

火見窓                                                                                                               ネコのおうち
 



中二階にある火見窓から下を覗くと、
「おえ」の中心に有る囲炉裏がこのでかい家屋の全ての熱源になっているのかと感心。

何やらこの囲炉裏が宮崎映画の「ハウルの動く城」に出て来る火の悪魔カルシファーのように見えて来ました。

蚕だな
 



二階の様子
 



神田家二階から北側を望む。
高台の上にある建物が展望台。




 


バス停に戻る。インバウンドの皆さんが多くなった。

  



次は「富山シティ」。



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2 コメント

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Unknown (夢母)
2021-03-06 15:01:30
初コメントです

神田やさん
高校生の夏休みに
友人と
一泊しました
翌日は高山市へ行きましたよ

現在は見学のみのようですね

懐かしい風景でした♪
ありがとうございます💛
返信する
夢母さんへ。 (モウズイカ)
2021-03-06 15:10:20
コメントありがとうございます。
私も夏とか秋にも行ってみたいです。
コロナ禍で海外はもちろん、国内も遠方には行きにくい状況が続いております。
会社リタイアしたので(家族介護ひと段落後は)いろんな処に行くつもりでしたが、そうもまいりません。
早く収束して欲しいものです。
返信する

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