もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

ピチピチ チャプチャプ ランランラン

2016年09月20日 13時03分37秒 | 日記
 今日も朝から雨模様。台風が過ぎるまで青空は望めそうもない。

 妻は洗濯物が乾かないと嘆いている。そう、我が家には乾燥機がないのだ。乾燥機付きの洗濯機が主流の今、我が家は時代遅れのようだ。しかし、今使っている洗濯機は故障しそうにない。故障してもいないのに、買い替えようとは思わない。

 妻は、雨降りが続くとコインランドリーへ洗濯物を持って行く。乾燥だけだと100円か200円で済むそうだ。それで十分だと思うが、持っていくのが大変だと宣っている。

 外で一服しながら雨を眺めていたら、子ども時代に口遊んだ歌を思い出した。確か、「雨ふり」という題の歌だったと思う。

 「雨 雨 ふれふれ 母さんが 蛇の目でお迎え 嬉しいな ピチピチ チャプチャプ ランランラン」

 あの軽快なリズムが、鬱陶しい雨空を吹き飛ばしてくれる気がしたものだ。

 歌詞を思い出すと、2番は「かけましょ カバンを 母さんの あとから行こ行こ 鐘がなる」で3番は「あらあら あの子は ずぶ濡れで 柳の根方で泣いている」。そして、4番は「母さん ぼくのを貸しましょか 君 君 この傘 さしたまえ」となり、5番は「ぼくならいいんだ 母さんの 大きな蛇の目に入ってく」で終わる。それぞれの後半が「ピチピチ チャプチャプ ランランラン」と続いている。

 口遊んでいると、その光景が頭に浮かんできた。何とも微笑ましい光景だ。大きな蛇の目傘を差しながら、母子で歩いていく姿を思い描くと瞼が厚くなる。

 蛇の目傘は今ではほとんど見かけなくなり、透明の安い傘が出回っている。時代と共に様々なものが変わってきたが、母子の関係だけはいつまでも変わってほしくないものだと思う。