もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

初秋の里道を辿り 横瀬寺坂棚田の彼岸花を訪れる

2016年09月25日 16時53分12秒 | 日記
 今朝は5時半起床。秩父鉄道・西武鉄道合同ハイキングに行くための早起き。外は明るかったが晴れてきそうだった。

 いつものように自転車で東川口駅まで行く。武蔵野線に乗ると、霧が出ていて周りの景色が霞んでいた。新秋津駅で降り、秋津駅から西武秩父線に乗る。所沢で快速急行に乗り換えて、午前9時前、横瀬駅に着く。電車を降りると青空が出ていた。以前、武甲山登山の時に降りた駅だ。

 駅前で申込書を記入し、スタート受付場所に並ぶ。思ったより人が少ない。午前9時、スタートする。

 街中を行くと、横瀬町役場があった。新しい庁舎だ。今日の一つの目的地である「寺坂棚田」までは、思った程遠くはなかった。

 棚田に着くと稲刈りが終わった田に稲が干してある。最近は見かけない光景だ。コンバインで刈り取った場合は稲わらを干すことはない。昔ながらの手刈りでやっているのは大変だろうと思う。

 棚田の中に彼岸花がたくさん咲いていた。稲穂の中に案山子が立ち、赤い彼岸花が咲いている風景は気持ちが和やかになる。坂を上がると棚田越しに武甲山が聳えている。天気も良く、風も爽やかだ。田の上をドローンが飛んでいた。上空から棚田を撮影しているのだろう。操縦している人を見ていたら、自分もやってみたくなった。

 棚田を後にして進み、横瀬大橋を渡る。川の水は、雨が続いたためか少し濁っている。さすがに歩くと汗ばんでくる。

 10番札所の大慈寺で暫し休憩。誕生したばかりの4人目の孫の健やかな成長を祈願する。空を見上げたらトビ?がゆっくりと輪を描いている。どこかに止まってくれないかと見ていたら、遠くの空へ飛んで行ってしまった。

 大慈寺の脇から山道に入る。道がぬかるんでいて歩きにくい。野鳥の姿を探しながら歩いたが、姿が見えたと思うと葉の陰に隠れてしまう。

 遠くの木に何かがあると思ってカメラを向けてみた。撮影したが、カメラの液晶モニターでははっきりしない。ゴミでも引っかかっているのかと思い、1枚しか撮影しなかった。

 家に帰ってPCで拡大してみたら、何とアオバトのようだ。羽の色が緑色をしているので、多分そうだろう。もっとたくさん撮影してくればよかったと後悔する。

 これまでも、何の気なしに撮った写真が意外なものだったことがある。やはり、カメラだけでなく、双眼鏡も必要だという気がしてきた。

 山道を下るとリンゴ畑があった。そう言えば、秩父の芦ヶ久保は果物の栽培が盛んで有名なところだ。

 平地に戻り、舗装道路を行くと聖地公園に着いた。公園墓地でお墓が並んでいる。しかし、どのお墓も洋式風で四角いものばかりだ。昔ながらの和式の墓石は一つもない。何か、寂しい気がする。

 公園の隣に旧秩父駅舎があり、無料休憩所になっていた。駅舎はモダンな造りで、当時の人々はびっくりしたことだろう。中に入ると椅子とテーブルがあったのでお昼にする。おにぎりを食べていたら、事務所の人がお茶を入れてくれた。喉が渇いていたので、お茶が実に美味しかった。

 聖地公園を後にして、神門寺に向かう。秩父札所18番の寺だが、境内に入ると趣ある建物だ。ここでも、4人目の孫の健やかな成長を祈願する。

 寺を出ると大きな通りに出た。国道140号線だ。秩父へ行くにはこの道路しかないため、いつも渋滞している。今日も秩父方面に向かう車が数珠つなぎだ。

 ゴールに行く前に、愛宕神社に寄る。裏から入ると赤い鳥居が並んでいる。本殿を囲む林には彼岸花がたくさん咲いていた。今日は、どこを歩いても彼岸花が満開だった。木陰で一服する。

 線路を超えるとゴールの大野原駅だ。ポイントカードを出すと、累計ポイントが480になっていた。



 帰りは西武秩父線で帰るか、東武東上線にするか迷った。12時1分発の寄居行きがあったので、東武線で帰ることにした。ところが、寄居に着いて驚いた。寄居から小川まで行く電車が1時間に2本しかない。1時間近く待つことになってしまった。西武線の方が速かったようだ。

 小川から快速に乗り、朝霞台で降りる。朝霞には2年間勤務した思い出がある。勤務した所が内部事情が複雑で、いろいろなトラブルがあったことを思い出してしまった。

 朝霞台からは武蔵野線で東川口へ戻り、自転車で家に帰った。万歩計を見ると、17,026歩で12.5㎞になっていた。それほどの距離でもなく、ほとんど疲れもない。

 これからは、紅葉を求めてハイキングに行こうと思っている。