里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」-安倍首相の自衛官話

2017年10月12日 | 社会・経済

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」

安倍首相の自衛官話…護憲派の野党党首はなぜ黙っている

   日刊ゲンダイ 2017年10月12日

 

「子どもから『お父さん、憲法違反なの?』と言われ、悲しい思いをしている」(安倍首相)

  これは今回の衆議院選挙においての党首討論で、安倍首相が気に入ってよく持ち出す話。

   安倍さんいわく、憲法学者の7割が自衛隊を違憲の疑いがあるといって、教科書にもその記述があるんだとか。自衛隊員の子どもたちはその教科書で学んでいるため、親にそう尋ね、頑張っている自衛官がかわいそうだ、というのだ。

  これは、あれだな。参議院選挙で出してきた、嘘パネル、自衛隊による米艦防護は日本人の子どもを抱いたお母さんや老人を乗せた米輸送艦を防護する、ってやつの第2弾か? 当たり前だが、米艦はそんなことしない。

   ウケるためには、子どもを抱いた母親から、自衛官の子どもまで出してくるわけね?ちなみに、7割の教科書に自衛隊が違憲と載っていない

  なぜ、そこで護憲派の野党党首は黙っているのだ(といっても党首討論は時間が短すぎ。そして、安倍首相が話をまとめてブツ切りでテーマを終えることが多い)。こっちも言ってやればいい。

  「この国を守りたいという高い志を抱いて自衛官になった者が、憲法違反の安保法制によって、米国のいわれるまま海外の戦争に駆り出される。自衛官や自衛官の家族に、本当にこの国を守ることになるのかどうかも分からないことのために、我々は命を張らなきゃならないのですか?」

  仕事柄、彼らは表立って発言できないが、そういう声も上がっているのが事実。安倍さんのお気に入りだったからといって、変な女を組織のトップに持ってきたこともあり得ないといっていた。

  自衛官が海外で命を張ることになったり、森友問題では国有地をタダ同然に売っぱらったり。誰が、我々国民の宝を、自分の友達や海外に簡単に、二束三文で明け渡しているのか?

 

  選挙、よくそこを考え、投票に行かねば。