籾井会長退任へ 経営委、再任賛同足りず
毎日新聞2016年12月2日 東京夕刊
NHKの籾井(もみい)勝人(かつと)会長(73)が来年1月の任期満了で退任する見通しとなった。再任には経営委員12人中9人の賛同が必要だが、賛同する経営委員が9人に満たないことが毎日新聞の取材で2日分かった。【丸山進、須藤唯哉】
籾井会長退任へ 経営委、再任賛同足りず
毎日新聞2016年12月2日 東京夕刊
NHKの籾井(もみい)勝人(かつと)会長(73)が来年1月の任期満了で退任する見通しとなった。再任には経営委員12人中9人の賛同が必要だが、賛同する経営委員が9人に満たないことが毎日新聞の取材で2日分かった。【丸山進、須藤唯哉】
「食べもの通信」2016.12
合成樹脂から化学物質が溶け出す可能性も
「シリコーン」と言えば、乳がん術後の乳房のインプラントや、哺乳瓶の吸い口を思い起こす人が多いのではないでしょうか。
シリコーンは耐久、接着性が高く、素材にほんの微量を加えるだけで、驚くほど素材の特性を変化させます。オイル、ゴム、レジン(樹脂)、ゲル(ジェル)、パウダーなどいろいろな形に姿を変えることができるため、近年は繊維、化粧品、食品用容器、医療器具などさまざまな製品で重宝されています。
身近に広がるシリコーン製品
身近なシリコーン製品には、哺乳ビンのゴム状の吸い口やカップのカバー、お弁当のおかずケース、洗濯用の柔軟剤、耐熱性を利用したマフィンを焼く型など調理用具としても出回り始めました。
シャンプーにシリコーンを配合すると、髪の感触や仕上がりが良くなります。化粧品に使用すると、軽い伸びやべたつきのない使用感を与えることができます。
また、農薬の展着剤としても利用されます。・・
歯科医療では、上下の歯のかみ合わせを記録するときの、歯型を取る材料に使われます。
乳房再建インプラント 米国では副作用が問題に
米国医学研究所は、体に入っても影響はないとしています。しかし多くの副作用や違和感が報告されています。
アメリカ食品医薬局は副作用として乳房細胞の被膜拘縮、痛みを伴う細胞の縮み、破裂、収縮、傷が治りにくい、傷口から起こる感染症、壊死など26種類を挙げ、危険性を公開している。
施術した約20%の人が副作用に悩まされ、8~10年以内に取り除く再手術を受けています。
製造過程で特性が異なる製品にするため、さまざまな化学物質を添加します。これらが酸やアルカリ、熱、圧力、光などの条件によって溶け出す可能性があります。ですから自分の体に、入れることは、より慎重にするべきです。
(水野玲子 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議理事)
最近ではメガネの鼻あてにも使われています。私も知らないうちにシリコン製に代えられていて、その部分が赤く傷つき、痛くてメガネ屋さんに駆け込むと、なんとシリコン製であったということがありました。それ以来、シリコン製は使わないでと言っています。