里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
園地を開放しております。
自然の中に身を置いてみませんか?

白樺樹液採取準備。

2015年03月06日 | 自然・農業・環境問題

「暮らしの歳時記」より

 今日は二十四節気の「啓蟄」。大地が温かくなり、冬ごもりから目覚めた虫が穴を開いて顔を出す頃。「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫(蛙や蛇)という意味です。ひと雨ごとに暖かくなり、日差しも春めいてきて、さまざまな生き物が再び活動し始めます。
 土の中から顔を出すのは虫ばかりではあり...ません。つくしが顔を出し、ゼンマイなどの山菜も採れ始める頃。野山で山菜採りができる季節がやってきます。
 春の山菜には独特の苦味がありますが、実は、この苦味やえぐみが、からだにとても良いのです。山菜を食べると、天然の苦味や辛味が冬の間に縮こまっていたからだに刺激を与えて、からだを目覚めさせ、活動的にしてくれるといいます。「春の料理には苦味を盛れ」ということわざもあるそうです。
最近は、スーパーなどでさまざまな山菜が手に入るようになりました。私も先日、春の味覚コーナーでぜんまい、たらの芽、ふきのとうが並んでいるのを発見!さっそく、たらの芽を天ぷらにして食べましたが、ほろ苦い味がなんともいえず、お酒もすすんでしまいます。


ここはまだまだ冬ですが、きょうもいい天気に恵まれて、春の近さを実感することができました。そろそろ白樺の樹液も出るんじゃないかと、セットしました。
  
まだ雪解け水が地面に達するまでに暖かくないので、出るまでもうしばらくかかるようです。