nandemo kandemo3

nandemo kandemoなんでもかんでもナンデモカンデモ
ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

2008 なつのおもひで~復路編~

2008年08月15日 | 日記

答志島への再来を決意しつつ、帰路に着きます。

復路は一旦神島を南に回り、太平洋をちょっぴり感じて伊良湖水道を横断。

0808kamishimazenkei3

 Kamisimatoudai神島全景です。『潮騒』“新治と初江”の歌島でもあります。

穏やかながら伊勢湾とは違ったう0808iragopilot_boatねりを感じながら南下すると、

過日伊良湖ビューホテルから臨んだ神島灯台が見えました。

 三島由紀夫が“伊勢海と太平洋をつなぐ狭窄な海門”と表した伊良湖水道を渡ります。

 右手に、もやっと大型の船2艇を確認。

太平洋からこちらに向かっているのが見えている時点で渡り始め、

航路境界の浮標にあと一歩という時に、巨大船の水先案内ボートが追い立てるように「ボォー!」。coldsweats02

Kamishimaoogatasen_2 3艇の真後ろを、伊勢湾内に入っていくコンテナ船がゆうゆうと通り過ぎてい0808barolospin きました。

 太陽が頭上から容赦なく照りつけ、風の恩恵を祈っていると程なく、

願いが通じたのか南風が吹き始め、先ゆく『Barolo』艇が

第3のセールと呼ばれる『スピン』を上げるのが見えました。

帆が風をはらみ、みるみる引き離されます。まさに快走。dashうらやまし~

 多くの教訓と課題を与えられたこのクルージング。

帰港早々自艇のスピンを格納庫から取り出し、試行錯誤を始めたわが艇長。

 次回の大海へのいざないを待ち望んでやみません。次はいずこへ…(R)


2008 なつのおもひで~島巡り編~

2008年08月15日 | 日記

じりじり焼け付く肌を気にしながら、答志島北側の舟越浦から南の和具へ徒歩で縦断。

のぼりくだりとおよそ30分も歩いてようやくたどり着いた展望温泉『寿々波』。

眼下には漁船で埋め尽くされた和具港がくっきりみえます。

0808toosijimasuzunamionsen おもいっきり潮も汗も流し、 空腹を抱えてロビーで佇むこと30分。

待てど暮らせど一向に出てこない男性軍にやきもき。

聴けば男湯からは神島、伊良湖に太平洋と景色に格段の差がついていたようで、

“真湯風呂”という低温泉で0808daiharusazae浸り尽くしていたらしいのです。

至福の時を過ごせて何より。

 いよいよお約束二つ目。

温泉お向かいの店『大春』。「とりあえずビール」と、正しい日本人の注文をして待つこと3分。

一品目に出てきたアテがサザエ。

洒落て言えば“サザエの冷製”とでも言いましょうか…

ひんやりつるりの磯風味が身を震わせるほどの美味しさ。

0808daiharunisigai感動覚めやらぬうちにお次のニシガイ。

そして私を一番魅了したのは『鰆の刺身』

舌にのせ、まったりとした食感を楽しんでいるうちに

口の中に広がる脂肪がとてもフルーティー。初めての味覚です。

 “自分へのご褒美”という言葉は好きではありませんが、

時間と労力を費やしてようやくたどり着いた末のこの料理は、報奨品と言えなくもありません。

0808daiharusawara 太平洋と伊勢湾の境い目に位置するこの島は、

荒波から守られつつも豊かでありうる特異な漁場なのかと思えます。0808toosijimadaiharu1

 〆のすし桶は瞬く間に空になり、お腹の中はまさに竜宮城化していました。

ごちそうさま。

 船に戻る道は、ほろ酔いと充実感で足どり軽く、秋の虫の声が心地よく聞こえます。

 あっという間の一日の終わり、眠るのが惜しいくらいステキな夜が更けていきます。

まだ、つづく・・・(R)


2008 なつのおもひで~島巡り編~

2008年08月15日 | 日記

じりじり焼け付く肌を気にしながら、答志島北側の舟越浦から南の和具へ徒歩で縦断。

のぼりくだりとおよそ30分も歩いてようやくたどり着いた展望温泉『寿々波』。

眼下には漁船で埋め尽くされた和具港がくっきりみえます。

0808toosijimasuzunamionsen おもいっきり潮も汗も流し、 空腹を抱えてロビーで佇むこと30分。

待てど暮らせど一向に出てこない男性軍にやきもき。

聴けば男湯からは神島、伊良湖に太平洋と景色に格段の差がついていたようで、

“真湯風呂”という低温泉で0808daiharusazae浸り尽くしていたらしいのです。

至福の時を過ごせて何より。

 いよいよお約束二つ目。

温泉お向かいの店『大春』。「とりあえずビール」と、正しい日本人の注文をして待つこと3分。

一品目に出てきたアテがサザエ。

洒落て言えば“サザエの冷製”とでも言いましょうか…

ひんやりつるりの磯風味が身を震わせるほどの美味しさ。

0808daiharunisigai感動覚めやらぬうちにお次のニシガイ。

そして私を一番魅了したのは『鰆の刺身』

舌にのせ、まったりとした食感を楽しんでいるうちに

口の中に広がる脂肪がとてもフルーティー。初めての味覚です。

 “自分へのご褒美”という言葉は好きではありませんが、

時間と労力を費やしてようやくたどり着いた末のこの料理は、報奨品と言えなくもありません。

0808daiharusawara 太平洋と伊勢湾の境い目に位置するこの島は、

荒波から守られつつも豊かでありうる特異な漁場なのかと思えます。0808toosijimadaiharu1

 〆のすし桶は瞬く間に空になり、お腹の中はまさに竜宮城化していました。

ごちそうさま。

 船に戻る道は、ほろ酔いと充実感で足どり軽く、秋の虫の声が心地よく聞こえます。

 あっという間の一日の終わり、眠るのが惜しいくらいステキな夜が更けていきます。

まだ、つづく・・・(R)