Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

オーダーメイド殺人クラブ

2011-06-06 21:17:49 | 

 

 

私を殺して...

 

あらすじ:

中学二年生の四月、小林アンは突然友人たちから無視される。同級生の昆虫系(イケてないキャラ物男子)、徳川の言葉をきっかけに仲直りするが、「リア充」の、クラス内ヒエラルキー上位の女子グループの“世界の狭さ”に違和感をおぼえる。
実は、死の香りがする「退廃的な美」に強く惹かれ、独自の世界観に誇りを持っているアン。

美術部の徳川が書いた絵「魔界の晩餐」にも強く惹かれていた。ある日、その徳川が河原で動物をふみ殺しているような現場を遠くから目撃。気になったアンは徳川に近づき、話をするうちに、お互いの中に共通するセンスを感じる。
母親の無理解、友人たちとの関係に、絶望にも似た閉塞感を抱くアンは、自分の美意識を理解できるのは徳川しかいないと確信、ついには「自分を殺してほしい」と依頼する。
普通の中学二年生とは違う、「特別な存在」となるために、今までになく斬新な、人々の記憶に残る殺人事件を計画するふたり。クラス内階級を超えて密かに相談を繰り返す。
アンと徳川の不思議な関係の行方は、そして二人で作る事件の結末とは…。

集英社の特設HPより 

 

 

NHKの週間ブックレビューの特集で、この本を知りました。

1980年生まれの若さでありながら、すでにたくさん著作のある辻村さんの最高傑作と言われてます。

 

YAYAはフィクションはあまり読みません。

特に最近の和物は、なんか内容が陰湿でドロドロしていて生理的に× 

 

本作もあらすじからは、そうとうドロドロ感が漂いますが...

辻村さんのインタビューでの雰囲気が、わりとドライで淡々な感じがしましたので読んでみました。

 

 

ただでさえ男性から見ると女性って、理解不能ですが...

10代の少女...

特に魔の時期と呼ばれる中2生の頃の女子...

 

あらすじ読んで、主人公のアンがかなり変わった特別な女の子かと思う方々も多いでしょうが...

たぶん どこにでもいる普通の子

 

彼女たちの世界感はまさに究極の謎...

たぶんリーマン予想の解明よりも難しい...

 

そんな謎を解明しなくてはいけないお父さんは、たいへんですが...

たぶんこれは、娘を持つことの大きな醍醐味の一つ ♪

 

そう思いたい...

 

謎の解明の参考になるかと、この本を読みましたが...

やっぱり よく解りませんでした...

 

女の子の謎は...

辻村さんが集英社の特設HPでもとりあげてました下記事件の男の子たちよりも解りにくい...

 

書名   :コロンバイン銃乱射事件の真実

著者名  :デイヴ・カリン/著 , 堀江里美/訳

要旨(BOOK):13人を殺害した2人の高校生は何を考えていたのか。全米各紙誌で最優秀図書に選ばれた、迫真のノンフィクション。2010年アメリカ探偵作家クラブ賞受賞。

つい最近まで封印されていた警察情報などがテンコ盛り。

 

 

まぁ

いいんですけどね

 

ファムファタルみたいに 謎の女 は男の子の憧れですから