寒いので長らく靴箱で眠っていたタラウマラ族のサンダルがいよいよシーズンイン ♪
今年のテーマは足底筋の強化なのです。
きっかけは、なんといってもコノ本 !
書名 :Born to run走るために生まれた
副書名 :ウルトラランナーvs人類最強の“走る民族”
著者名 :クリストファー・マクドゥーガル/著 , 近藤隆文/訳
要旨(BOOK):この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
YAYAのランニング暦はそこそこ長いですが (初フルマラソンが18年前...)
ランニングって、ちょっと苦手...と ず~と感じてました。
だって
同じように練習しても、自転車に比べてレースのリザルトやタイムがぜんぜん×...
でも BORN TO RUN 読んで
もしかしたら、走り方を間違えていてのかも...
なんて気になり、少しいろいろ調べてみました。
そんなので
読んだのがこの本 ♪
書名 :裸足ランニング
著者名 :吉野剛/著
出版者 :ベースボール・マガジン社
要旨(BOOK):裸足王子・吉野剛が贈る“裸足ラン・メソッド”でクリストファー・マクドゥーガルの世界、メキシコ・タラウマラ族の世界を体験しよう。
著者紹介(NS):静岡大学中退後、カリフォルニア大学サンディエゴ校留学。裸足ランニングを実践。2009年Saitama Running Club、10年裸足ランニングクラブを立ち上げる。日本ベアフットランニング協会理事長、日本スポーツ&ボディ・マイスター協会顧問。
BORN TO RUN と内容的に若干かぶりますが、この本によると...
シューズの性能が格段に向上したので、凸凹のほとんどないアスファルトを走るランナーは地面からの自然の息づかいを感じる力が鈍ってしまった。
もう一度自然の感覚を取り戻し、自然が本来持っている能力を知ることが総力アップの秘訣 !
カカト着地に対してフォアフット着地は着地時にブレーキがかからないのでロスが無い。
足底筋とヒラメ筋が着地の衝撃を吸収するのでケガの予防にもなる。
さらにヒラメ筋の戻りが推進力にもなると良いこと尽くめ。
JSBMでは ビブラム・ファイブフィンガー という五本指ソックスにゴム底つけたような靴を推薦してます。
BORN TO RUN にも、ちょっと登場します。
でもビブラムが1万円越え...
とても買えません。
で
前出の古タイヤをリサイクルしたタラウマラ族のランニング・サンダルを自作したのですが
ついでに
日本にも飛脚という最強のベアフット・ランナーがいたなぁ...
ということに気が付いて
いろいろ関連本を読みました ♪
書名 :わらの民俗誌
著者名 :斎藤たま/著
要旨(BOOK):日本人の暮らしが、「わら」とともにあったころ。古来、その自然のぬくもりで私たちの暮らしを温かくつつんできた、わら。布団、畳床、蓑、わらじ、ぞうり、いづめ、むしろなど、さまざまなわらのある暮らしをたずね歩く全国“聞き書き”民俗誌。
ぞうりの語源...
横緒の付け根から後ろ半分は引きずって歩くので...
引きずりの ズリ...
ズリ → ゾウリ ?
などなど 藁の関するトリビアたくさん ♪
短い藁ぞうりの 足半(あしなか)の情報も 盛りだくさん ♪
ちょっと 欲しくなります。
書名 :はきもの
シリーズ :ものと人間の文化史 8
著者名 :潮田鉄雄/著
藁製に限らず、日本伝統のはきものがテンコ盛り ♪
草鞋に関する情報量もすごいですが
一番印象に残ったのが、この田んぼ用カンジキ
昔の田んぼは底無しで、ズブズブと沈みこみ...
場合によっては死んでしまうこともあったようです !
ぜんぜん ランニングと関係無いところにいってしまいましたが...
草鞋は藁だと2日しかもたなかったり
戦場用の草鞋の改造方法などなど、なかなか興味深いです ♪