邦題 :一年でいちばん暗い夕暮れに
著者 :ディーン・クーンツ
ドッグ・レスキューとして虐げられた犬の救護に情熱を傾けるエイミーは、その夜、恋人のブライアンとともに不思議なゴールデン・レトリーバーを助けた。
同じ夜、ある邪悪な男女が、長年追い続けた獲物を捕える罠をついに完成させようとしていた。
因縁で結ばれた二組の男女の運命の岐路に、突如現われた黄金の犬が起こす奇跡とは?
人の悪意がもたらす恐怖と犬への深い愛が織りなす、サスペンスフル・ドッグ・ストーリー。
Odd Thomas のシリーズでクーンツにはまったYAYAです。
この本の主人公は表面上はドッグ・レスキューのエイミーですが...
真の主人公はゴールデン・レトリーバーのニッキーです♪
Odd Thomas にも愛犬(幽霊犬)がいるようにクーンツ様は犬好き♪
Trixie という名のゴールデン・レトリーバーの主人でもあります。
だから
犬の細かいしぐさなどが実に愛らしく表現されていて
たまらなくワンチャンが飼いたくなります。
家の近所にはワンチャン達がたくさんいて、お友達になった子たちがたくさんいます。
でも実際に飼うとなると、いろいろたいへんなので難しいところです...
この本もそうですが、クーンツ様の作品に共通しているのが”希望”です。
今の世に生きるということは過酷で、将来が良くなるという気配もほとんど見えないですが
それでも”Miracle”はきっと起きるし、”Hero”もすぐ近くを歩いてるはず♪
ということが読後にしっかりと感じられ、ナイスです♪