著者;忠鉢信一
発行;文藝春秋
2008年5月現在 マラソン男子の年間トップ20のうち13人がケニア人。
トラック種目でも、1万メートルは8人、5000メートルは7人、3000メートル障害では10人を占める。
あまりに圧倒的な走力...
彼らは他の選手となにが違うのか?
・高地に住んでるから
・ハングリーだから
・キャンプという独特の集団練習をするから
・体重が軽いから
・脂肪をエネルギーに変えるHAD酵素の活性が遺伝的に高いから
エトセトラ...
いろいろな人がいろいろな説をあげてます。
しかし環境的、練習内容、遺伝 どれをとってもケニア人特有のアドバンテージは無いと、著者はいいます。
著者の結論は
ケニア人は”自分を信じられる...”!
まじめに練習すればかならず世界で勝てるランナーになれる!
だからどんな練習にも、どんなタフなレースにも耐えぬき、勝てる!
というメンタル面をあげてます。
ランス・アームストロングの言葉にも”自転車レースに勝つのが耐えることによるものならば、私にはそれをだれよりもよく行うことが出来る。”とあります。
メンタルな強さ...
大事なのは分かるけど、鍛えるのはたいへんそう...
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