ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

桂離宮・嵐山・(2017・4・1)

2017-04-01 22:19:38 | 街で
桂離宮の参観許可が当たったので、嫁さんと早朝7時に家を出発、
南海バス、JR、阪急、と乗り継いで10時の参観に桂離宮へ。


桂離宮

桂離宮は、後陽成天皇の弟・八条宮初代智仁親王により、
宮家の別荘として創建されたものである。
17世紀初頭にこの地を得られて後、元和元年(西暦1615年)頃に、
山荘の造営を起こされ、数年ほどの間に質素のなかにも格調高い
桂山荘を完成されている。

八条宮家はその後、常磐井宮、京極宮、桂宮と改称されて明治に至り、
明治14年(1881年)十二代淑子内親王が亡くなられるともに絶え。

宮家の別荘として維持されてきた桂山荘は、明治16年(1883年)
宮内庁所管となり、桂離宮と称される。


御幸門

この反対側に、表門があり、桂離宮の正門である。

外人さんも多く、ご参観。


各茶室に入るまでは、なかなか一望できぬように垣根で遮断されている。


外腰掛から松琴亭を望む。

池の左手前が“州浜”黒い扁平な石が敷き詰められれ、先端に灯籠を据えて
岬の灯台に見立て海を演出し、

その先の中島は、天の橋立に見立てたものと・・・。


灯籠

桂離宮には、随所に灯籠があるが、足下と照らすのと、夜舟での行き来の際の
灯台替わりで、写真のように頭だけの低いものとなっている。


松琴亭


特に冬の茶事に使われたようで、大きなかまどがあり、
防寒に備えた造りになっている。


賞花亭へ行くまでの、両方は苔で覆われた一本の切石を渡した橋。


国林堂

賞花亭の山裾にある、本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂。


笑意軒


“笑意軒”の扁額は、曼殊院良恕法親王のお筆。


月波楼

高みにある茶亭で、解放的で月を観るのに良い位置にあり、
池を眺めながら、風通しも良さそう。


御輿寄

書院の玄関で、今までには見られなかった切り石の造り。
一番上には、一枚石の沓脱があり、六つの沓を並べられることから
“六つの沓脱”といわれている。


住吉の松・・・とか。

書院へ向かう際、池からの風景が見えぬように、
視界を遮るための松、すべておもてなしの精神で、細かい配慮が随所に・・・。


宮内庁の方のガイドにより、約一時間の参観、ゆっくり、じっくりと
十分楽しませてもらいましたで・・・・・
舟を浮かべての、夜の離宮も見たいもんですが、無理ですな・・・。

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そのあと、昼食を愉しみに、嵐山に


嵐山



渡月橋

凄い、人でいっぱい。


豆腐料理 松ヶ枝

候補にあげていた3軒の中の一軒。
人気蕎麦屋“よしむら”プロジュースの豆腐料理店。
昼時でしたが、ラッキーにもすぐに入れて、嫁さんもご機嫌。


先付・淡い美味しさの湯葉に、もちもち感の生麩の田楽、今が旬の菜の花。


筍とわかめの若竹煮、私にはもってこい、おなかに優しい豆乳スープ。


白と緑のコントラスト、市松模様の湯豆腐。


天ぷらも、手術後、初挑戦、何ともなかったです。


なかなかの腰があって旨い、隣の人気店“よしむら”の蕎麦。
そば湯もどろり、おなかに優しく、完食でした。

あと、豆乳小倉のデザートが・・・

味といい、量といい、お値段といい、お値打ちで三拍子良しでおました。

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あとは、天龍寺へ。


有名な、庫裏(達磨図)、の大衝立。



曹源池庭園、庭と背後の景色が一体に、借景でおます。


龍の襖絵。特別公開で天井画も見れたのですが、500円を惜しんで入らず。


床の間の絵にも、達磨さんが。

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嵐電

これに乗って、大宮へ、そこから錦市場、そして河原町で京都に住んでいる息子と合流。
夕飯を一緒に食べて、京都みやげを買って、家路に・・・・充実の一日が終了、
延べ2万1000歩でおました。


来月は、修学院離宮でおます。


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