第6回・北野田エンタメフェスティバル・落語会~2024.10.27
12時過ぎから4部制の12人による落語会。長時間ですが、充実の楽しい落語にあっという間に5時半に。ほんま、この落語会毎年楽しみにしてまっせ。
一、桂雪鹿・・・・「延陽伯」
得意の携帯の呼び出し音で始まった雪鹿さん。工夫のあるサゲの「延陽伯」を。
二、笑福亭生寿・・「竹の水仙」
じっくりと語る「竹の水仙」。生寿さん、やはり師匠の生きな噺に近づいてきましたな。
三、笑福亭竹林・・「笠碁」
男の意地の張り合いをじっくり見せてくれる「笠碁」。心の機微だけで笑わすなんて、何て難しい噺なんでしょう。
【第2部】
一、桂八十助・・・「大安売り」
元気はつらつ、真正面からどんと突きかます正攻法の八十助さん。楽しみでおますな。
二、桂笑金・・・・「栄螺閻魔」
なんとも、魔訶不思議な噺。新作はより落語家さんの個性がでますな。異色の落語家さんですか?笑金さん。
三、桂八十八・・・「くしゃみ講釈」
大好きな「くっしゃみ講釈」。八十八さん、独特のくっしゃみしながらの講談語り。この噺がでてくると、やはりもう冬ですな。
【第3部】
一、露の瑞・・・・「時うどん」
瑞さん、ふたりで冷やかすのではなく、一人でうどん屋と絡む米朝一門型。でも、瑞さんのうどんの食べ方秀逸、お上手ですな、上方で一番では・・・。
二、露の眞・・・・「コンパ大作戦」作・桂あやめ
女がわちゃわちゃでてくる「コンパ大作戦」。可愛さよりも師匠都さんの匂いがするのはやはり一門ですな。
三、露の都・・・・「ハルちゃん」作・石山悦子
やはり、マクラも落語も秀逸。都さんワールド全開。この噺。都師匠当てこんんで作った落語だけに、無駄がなく笑いの渦がつきませんな。
【第4部】
一、桂小文三・・・「転失気」
こういうのが入ると、又前菜から始まる食事会のようによろしおますな。でも、いまの若手さんどなたも上手でおますな。
二、笑福亭呂好・・「天狗裁き」
本日の秀逸。まさに15年真打の落語。呂好さんの落語はどれも大好きですが。すぐさまもう一度聞きたい「天狗裁き」です。
三、桂文也・・・・「はてなの茶碗」
やはり大ベテランの味。じっくり語るだけで、落語の真髄、おもしろさが伝わってくる。もう少し文也さんの落語、聞きに走らんとあきませんな。
第6回・北野田エンタメフェスティバル・落語会
2024年10月27日(日)午後12:10開演
堺市立東文化会館3階
【第1部】
一、桂雪鹿・・・・「延陽伯」
二、笑福亭生寿・・「竹の水仙」
三、笑福亭竹林・・「笠碁」
【第2部】
一、桂八十助・・・「大安売り」
二、桂笑金・・・・「栄螺閻魔」
三、桂八十八・・・「くしゃみ講釈」
【第3部】
一、露の瑞・・・・「時うどん」
二、露の眞・・・・「コンパ大作戦」作・桂あやめ
三、露の都・・・・「ハルちゃん」作・石山悦子
【第4部】
一、桂小文三・・・「転失気」
二、笑福亭呂好・・「天狗裁き」
三、桂文也・・・・「はてなの茶碗」