商店街の中で営業してる個人商店にはただ品物を売るというだけではなく、いろんな機能があると思います
一つにはお客さんとの相互交通の情報交換機能
例えばマクドナルドに行ってハンバーガーを10個買ったとする。そのときに言う店員の言葉は、「お客様、お持ち帰りですか?ここでお召し上がりになりますか?」。 貴方はハンバーグ10個もお召し上がりになれますか。 このようにマニュアル化された応対だけをするのがチェーン店の対応です。
だが個人商店では挨拶から入って
、老人の愚痴を聞いてあげたり
、子育ての悩み相談にのってあげたり
、世間話に花を咲かせて相互交通のおしゃべりをして
お客さんは入ってきたときとは違ってスッキリとした顔で帰っていく
すなわち町のプラットホームのような存在でもあると思います。
そして近所の子供の顔や名前や住所も知っており
、おかしそうな人と話していると割って入って
、子供を安全に家に返してあげるセーフティーネット機能もある
すなわち個人商店というのは地域の見守りネットワーク機能も持ち合わせているのです
だけど最近はシャッター通り商店街などと呼ばれるようになっている所が多く
、この地域の見守りセーフティーネット機能が失われています
私達商店で働くものはこの地域に根ざした見守りネットワークに気付いて
、お客様にアッピールすることが必要なのではないだろうか
これがお客様の個人商店離れを食い止める一つの方法であると思うのですが
。そして、商店街を活性化するために見守りネットワークを復活する努力が必要だろうと考えています
さらにこの見守りネットワークを復活させるには、女将さんであれ店員さんであれ個人商店で働いている女性達の力がとっても大事だと思います