うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
お散歩の徒然に観たこと感じたことなどなどを書き込んでいこうかな、

「聖徳太子の正体」

2008年07月25日 | ブックスタンド
小林恵子著 文芸春秋刊

この本の内容は異色でした。
われわれ日本人は「聖なる徳を持つ太子」として神か仏のように聖徳太子をあがめている。
仏心篤き聖人聖徳太子、しかしその実態は海を渡ってやってきた騎馬民族・突厥の英雄、ジンギスカンのご先祖様かもしれないモンゴルから流れ着いた国王「達頭」(名前)であり、推古天皇の摂政ではなく倭王であった。
東アジア史研究の成果が浮びあがらせた聖徳太子の真実だったと結論づけている。

著者は広く日本、中国、朝鮮半島の古文書から引用して推理をはたらかせて聖徳太子は「英雄は海を渡ってやってきた」人物である事を証明しようとしている。

小林先生の努力と書かれた内容には敬意を表するし、歴史的事実かもしれないが、私にはこの説をそのまま素直に受け入れることはできそうもない。

私的にはやはり聖徳太子は聖人であったほうがロマンがあっていいと思う。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おいちゃん)
2008-07-25 13:58:03
歴史には明らかになっていない事実がありますね。ですから…色々な説があってもいいですよね。楽しいです。
代表的なのは、義経伝説。北海道にもたくさんあります。ジンギスカンになった訳ではないでしょうけど…。(笑)
返信する
義経ジンギスカン説 (もみじ)
2008-07-25 16:00:11
一時期騒がれたことがありましたよね。
でも年代的に無理があって自然消滅(笑)
返信する
読んでみようかな? (もうヘトヘト)
2008-07-27 09:13:36
歴史小説は、仮説の上での話しと思っても引き込まれますね。
返信する

コメントを投稿