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もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「わたしは真悟」見てきました

2017-02-18 01:34:49 | お芝居
ミュージカル「わたしは真悟」 新国立劇場中劇場 2017.01.14 13:00~

お友達に誘われて、行ってきました。
主演は高畑充希ちゃんと門脇麦ちゃん。

原作は楳図かずおさん。
私の中では楳図さんといえば「まことちゃん」なんですけど。
それと、奇抜な衣装と奇抜なおうち・・・

この本は未読だし、正直予備知識なしで見に行きました。

会場に入ると、舞台上にはロボットが動いていて、舞台袖には、
でっかいなんていうんだ?オープンリール?でマニュピュレータさんが音を出していて。
一種異様な感じを醸し出してる。
え?これってどんな物語?ってまず、思ったよ~

話の内容はざっくり書けば、
工場見学のときに出会った、小学生の真鈴と悟。
二人は運命的な出会いに惹かれあい、工場でこっそりと会うようになる。
そこで出会った、産業用ロボットに、文字や知識や二人の知ってることをたくさん教えた。

夏休みが終わると、真鈴は親の転勤でイギリスに行ってしまう。
二人は結婚の約束をして、子供の作り方をロボットに聞くと
「333のてっぺんからとびうつれ」
二人は東京タワーのてっぺんから飛び降りる。

飛び降りたことで、ロボットは「真悟」となり、意思を持った存在となる。与えられた作業をしなくなった「真悟」を工場長らが壊そうとするが、「真悟」は攻撃をしかけ逃走する。
飛び降りた悟は、別の町に行き、真鈴はロンドンの病院で目覚める。
その後、真鈴はストーカー男、ロビンによって監禁されてしまっていた。自分の母である真鈴の危機を知って、父である悟の言葉を伝えようと、「真悟」は真鈴を探しに行く。人工衛星をのっとり、世界中のコンピュータとつながり、電化製品ともつながり、ついには真鈴を救う.
真鈴のメッセージを受け取り、今度は悟に伝えようとするが、ダメージを負った「真悟」にはその力はなく・・・

といった感じの話。


「真悟」とはそういう意味か。と、1幕が終わって納得。
この話って1982年にかかれたとのことだけど、その時代に、今のネットワークで結ばれた世の中を描いていたってことに
驚きましたよ。楳図先生、すごいっす。
1982年っていったら、まだ大型コンピュータの時代ですからね。バッチジョブですよ。
ネットワーク技術だって進んでなかったし・・・

一種のSFのような話ではあるけど、でも、これって「愛」の話ですよね。
父と母の間の愛のメッセージを伝えようとする「子供」のロボットですもんね。
琴線にふれるいい話なんだけど、最後はちょっと悲しかったかな。
でも、真鈴と悟がブランコに乗って、そこに真悟もいて・・・
真悟にとってはうれしい瞬間だったのかも。と。夢の中だとしてもね。


高畑充希ちゃんと門脇麦ちゃんはランドセルをしょって小学生。いやあ、かわいかった。
そして歌もうまかった。充希ちゃんが歌がうまいのは知ってたけど、麦ちゃんもうまいのね。
麦ちゃんの衣装が、紅白のストライプでまるで楳図先生だった。

それよりかわいかったのが大原櫻子ちゃん。ホントにかわいかった。ぬいぐるみにして持って帰りたいくらい。
8歳に見える。見える!!

二人の子供であり、自意識を持つようになったロボットをどう描くのかと思ったら、
心の動きは、成河さんが描き、そして実際の動きは黒子たちが動かして、それがシンクロしていくんですね。
上手く言い表せないけど、これがほんとにすばらしかった。
特に、成河さんの、身体能力はすごかったな~ひょいひょいという感じで動くかと思いきや、俊敏に鋭く動いたり、
体の動きだけで心の動きを表現するなんて・・・ホントにすごいと思いました。

なかなか適材適所のキャスティングでなかなか面白い舞台だった。
楳図かずおさんがこんな話を書いていたのもしらなかったし。

そう、音楽が舞台袖のオープンリールの機械3台で全部やってました。
3人の演奏者も動きがあってパフォーマーって感じでした。近未来的な感じが出てたし、面白かった。

カーテンコールは♪333のテッペンカラ~に合わせてだったんだけど、
けっこうこの曲耳に残りました。

それにしても。。。。大原櫻子ちゃんのかわいさは異常だった。
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