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もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「ルートヴィヒ~Beethoven The Piano~」見てきました

2022-12-08 00:55:59 | お芝居


ミュージカル「ルートヴィヒ~Beethoven The Piano~」 東京芸術劇場プレイハウス 2022.11.10 18:30~

中村倫也くん主演のミュージカル。
昔、倫也くんの芝居をみたときは、まだ若手で番手も下だったのに、
今や、堂々たる主演を張る、すばらしい役者さんとなり。。。
歌も上手いし演技ももちろん、、絶対見たいと、チケットゲットしました。
演出が河原さんですから。。さらに期待です。

それと、福士誠治さんも好きな役者さん、、、
さらに、、、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの音楽は本当に好きで。

と、いくつも「好き」が重なった舞台でした。


あらすじは
「残り少ない人生を前に書かれたベートーベンの1通の手紙。そして、その手紙が一人の女性の元へ届く。聴力を失い絶望の中、青年ルードヴィヒが死と向き合っていたまさにその夜。吹きすさぶ嵐の音と共に見知らぬ女性マリーが幼い少年ウォルターを連れて現れる。

マリーは全てが終わったと思っていた彼に、また別の世界の扉を開けて去っていく。新しい世界で、新たな出会いに向き合おうとするルードヴィヒ。
しかしこの全ては、また新たな悲劇の始まりになるが…。」(公式より)


ルードヴィヒを倫也くん、福士さん、それから高畑遼大の3人がそれぞれの時代を演じ、また他の人物も彼らが演じるので
途中頭がこんがらがりそうにはなりましたが、何とか持ちこたえて、完走することができました。

話は、シスターになったマリーのところに、ある音楽家がルードヴィヒからの手紙をもって訪ねてくるところから。
マリーが彼に、あの方の音楽を弾いてほしいと頼み、そこからルードヴィヒ半生の物語が始まる。

幼いころのルードヴィヒは、父親からの虐待のような指導を受け、
父は息子をモーツァルトのようにしかたったので、激しいピアノの練習を課した。
でも、ピアノを弾くことは好きだったので、やめずに成功していく。
しかし、そんな彼を襲ったのは、難聴。音楽家として聴力を失うことへの絶望。

そんなとき、彼のもとにマリーという女性が訪ねてきて、音楽の才能あふれるウォルターの先生になってほしいと願う。
しかし、絶望の淵にいたルードヴィヒは二人を追い出してしまう。
親のいないウォルターは、イギリスに帰る船が沈没して、世を去ってしまう。

数年たち、完全に聴力を失ったルードヴィヒのところを、また少年が訪ねて来る。
カールと言い、ルードヴィヒの甥っ子である。
ルードヴィヒはウォルターを失った負い目から、カールを育てることにする。
カールの母から真剣を奪い、自分の養子としてしまう。
そしてかつて自分が父親から受けていたようなスパルタ指導をカールにするのだった。
カールは、自分には才能がないというが、ルードヴィヒは聞き入れない。

そこに建築家になったという男装のマリーが訪ねてくる。
マリーはルードヴィヒが、カールにウォルターを重ねていると思い、
それを指摘するが、ルードヴィヒは受け入れない。
カールもそのことを知ってしまい、ついにはルードヴィヒのもとを
去ってしまう。命を絶とうとしてたのか?

結局、カールは生きていたけど、ルードヴィヒと会うことはもうなかった。

話は、最初の教会に戻る。マリーに手紙を届けたのはシューベルトという青年だった。


そんな感じの話でしたが、
倫也くんも福士くんも、それから子役の高畑くんも、そして木下晴香さんも、
めちゃめちゃいい声で声量があって、歌が上手くて、鳥肌ものでした。

シューベルト役の木暮真一郎さんは、ずっと舞台上にいて、舞台の下手にあるピアノで
伴奏をされていました。これも生演奏で心地よかったです。

それにしても、ラストの第9は圧巻でした。降ってくる赤い花びらの中で、歌う倫也くんは最高にかっこよかったです。
2時間休みなしの、芝居。それもずっと力が入っているような芝居。見ている方も肩に力が入ったりして。


キャストの感想
中村倫也くん
もうね。素晴らしかった。上にも書いたけど、第9とか感動モノでしたよ。
もちろん他の歌も。
彼の芝居はいくつも見ているけど、ホントに歌上手いんですよね~
あとは、聴力を失っていくときの絶望の表情とかも、すさまじかった・・・
「ただ音楽をしたかった」だけなのに、過酷な運命に翻弄された一生でしたね。
でも、あれだけの名曲の数々を残してくれたのは、今の私たちには感謝しかないです。


福士誠治さん
彼も歌うまいし。実際ライブもやってるし。
私の中では「サイケデリック・ペイン」のボーカルかな~一番印象深いのは。
ルードヴィヒをやったり、カールをやったり、忙しかったけど、
どの役ももちろん演じ分けてたし、さすがでした。


木下晴香さん
やっぱり彼女は「夜来香ラプソディ」の李香蘭かな~
澄んだ声量のある声が響き渡るさまは見事でした。


高畑遼大くん
いやあ~子役の子すごい!と感動したんだけど、いろんなミュージカルも出てる、スーパー子役ちゃんだったんですね。
(ミュージカルはあまり見ないから知らなかったけど・・・)
声がね、圧倒的なんです。今後も楽しみ


いろいろなベートーベンの曲が聴けたのもすごくうれしかったです。
あんまりミュージカルとか見てなかったんだけど、演目によっては見てもいいかな~なんて(上から目線)
で思ったのでした。
 

 

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