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もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

WOWOWで「プレイヤー(2017年の作品)」見ました

2020-04-20 03:08:20 | お芝居
緊急事態宣言を受けて、人との接触を8割減目標ということで
私も出勤が週1日となっています。

なので、基本毎日おうち
この機会に、録画してあったものを、あれこれ見ています。

その中で面白かったものの感想を。

今回は、2017年の作品「プレイヤー」

イキウメの前川さん脚本で、阿佐スパの長塚さん演出。
藤原竜也さん、仲村トオルさん出演

何で見に行かなかったんだろうと、めっちゃ後悔する作品でした。
2017年8月にコクーンかあ・・・
って思って、見に行かなかったわけがわかりました。
「魔都夜曲」の次にコクーンで上演された作品だったんですね。
この上演のとき、名古屋とか大阪とか「魔都夜曲」見に行ったりしてたんですね~

それはさておき、ホントに面白い作品でした。

話の内容は、
ある地方都市での公演のリハーサル室が舞台。
その公演には、有名な役者から、地元の大学生まで、いろいろな人が出演予定。
演目は「PLAYER」
死んだ人の言葉が、生きている人間の体を使って「再生」される。
死者の事件を追っている刑事が、その人を死に追いやった(と思われる)カルト宗教?のワークショップに
参加し、だんだんとその中に取り込まれていくという芝居
リハーサル風景と劇中劇を行き来しながら、話は進行する。


劇中劇の「PLAYER」
カルト宗教っぽい団体はいかにも怪しげで、死者の言葉をその場にいる人が次々と
語っていくさまは、洗脳を感じて恐ろしい様だった。
団体の代表(仲村トオルさん)は催眠術者ということなんですよね。
信者をあの世とこの世の架け橋のようにさせて、最後は自分自ら死んでしまう。
うーん、本当にありそうで怖いです。

さらにこの作品を書いた脚本家はすでに亡くなっているという設定で。。。

ん?入れ子の入れ子になっちゃうけど、
ってことは、「このPLAYERって作品って、この亡くなった脚本家の言葉を
役者が次々と語るってこと」にもなるわけか~なんて。背筋がぞぞっと。

プレイヤーは、再生という意味と、演じる人という意味をかけてるってことですよね。
ある意味、演じる人は、脚本家の言葉を再生するってことだから。
そうなりますよね~

あ~やっぱり見に行きたかったな。

劇中劇の世界から、リハーサル風景に戻るさまで、現実感が出るのも面白かった。
市のお偉いさんが来てみたり、役者たちがいろいろ話していたり。。。


あとは、やっぱりキャストがすごかったな

藤原竜也さんは、憑依型の役者さん(だと私は思っている)だから、「PLAYER」そのものだったような。
仲村トオルさんの安定感は抜群でしたね。

それと、この団体に信奉していってしまう、ラジオパーソナリティの村川絵梨さんがすごくよかったです。
安井さんの癒し系もなんか嬉しかった。

真飛聖さんや長井短ちゃんも出てたのね。「グッドバイ」を思い出しちゃった


ということで、やっぱり実際の舞台で見たかったなというのが一番の感想でした。
コメント
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