もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

ヨーロッパ企画「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」

2018-09-19 23:57:59 | お芝居
第37回公演 サマータイムマシン・ブルース 本多劇場  2018.08.27 19:00~
第38回公演 サマータイムマシン・ワンスモア 本多劇場  2018.08.29 19:00~

ヨーロッパ企画の20周年記念ツアーということで、
「サマータイムマシン・ブルース」の再演と、その15年後を描いた「サマータイムマシン・ワンスモア」を
交互上演・・・なんか得した気分(笑い)

「サマータイムマシン・ブルース」は映画にもなった有名な芝居なんですが、
私は全くの未見なんです。ヨーロッパ企画ファンとして情けない・・・

だもんで、これは先にブルースの方を見よう!と固く誓い・・・
その後にワンスモアだ!!
これは、大正解でしたね。それも、ブルースを見た二日後にワンスモアを
見たんで、頭の中にブルースの内容がめっちゃインプットされている状態でして
すごくすごく楽しめました。
あれがここにつながって~なんてのが、あれこれあって。
ワンスモア見終わって、感動したりね。

ブルースは最初の上演は2001年だから、みなさん20代前半で演じられてたわけですよね。
17年たって、アラフォーで演じる・・・んだけど、なんかわちゃわちゃ感が学生のノリだから
違和感がなくて(笑い)

どっちの芝居も笑いましたよ。ほんとに笑ったし、面白かった。
毎年見に来るたびに、すごいな~って感動するんだけど、
今回ももちろん感動でした。

もう一度見たいけど。。。うーん時間がない(汗)
ワンスモアだけでも・・・なあ。調整しないと
ってか、その前にチケットとれないだろうな。
両日とも、補助椅子も出てびっしりのお客さんでしたよ。


さてさて、芝居の感想ですが。。。
一応記事を分けようかと思ってます。


ブルースのほうはこちら

ワンスモアのほうはこちら


両日とも、アフタートークがある日で(ねらってるんだけどね)
どちらの日も、音楽を担当のアーティストさんでした。
ブルースは、ホフディランの小宮山雄飛さん
mooolsの酒井泰明さん

音楽作成についてや、思いをお話ししてくれました。
2作品とも、作品にあったというか、ノスタルジックっぽい感じを受けたんですけどね。
ほわっとした感じが心地よかったです。私には・・・
でも、アプローチというか考え方とかはだいぶ違うみたいで、面白かった。

酒井さんは生演奏してくれて感動でしたよ。すごい雰囲気があって
よかった。その前の話で爆笑してたのに、空気を一変させて。。。さすがでした。

二日間通えて、楽しめてすごく幸せでした。
また来年・・・とはいわず、1年に2回公演でもよいので、、、
楽しみに待っています。

そうそう、二日とも劇団プレステージの今井さんがいらしてました。
(同じ日に観劇でうれしかった)
またヨーロッパ企画と劇団プレステージのコラボ企画も見たいな!

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ヨーロッパ企画第38回公演 「サマータイムマシン・ワンスモア」見てきました(ネタバレあり)

2018-09-19 23:56:21 | お芝居
第38回公演 サマータイムマシン・ワンスモア 本多劇場  2018.08.29 19:00~


ということで、ブルースの二日後に、ワンスモアを観劇いたしました。
頭の中に、どっぷりブルースの内容が残っている状態で見れてよかったわ~
たぶん、まっさらな状態よりも何倍も楽しめたと思います。

思いっきりネタバレしますので、スペースあけます。
これからご覧になる方は、ご注意くださいね。










さて、どんな場面から始まるのかと思いきや・・・・
ブルースの終わった場面からで・・・
それだけで胸熱です。

そして次の場面になると、、、、
一気に15年後に。
ブルースのときは大学生だった彼らも、みなさん社会人に。
同窓会を行ったあとに、この部室にやってきたってことで・・・
変わらないな~と、感動する彼ら。

わかるわ~私も、何年か前にサークルの同期会のあと
大学に寄ってみたもん。でも、サークルの部室の感じは
だいぶ変わってたし、我々のサークルはなかった(涙)

そして部室には、SF研究会の男子と、カメラクラブの女子の現役生も。
談笑する彼らのところに、またタイムマシンと田村くんが登場する。来た~!!!
田村くんは2008年に戻る予定がちょっとずれてしまったとのこと。
久しぶりの再会に、大興奮のメンバーたち。
当然のごとく、またタイムマシンに乗ろうとします。が、相変わらず小暮だけは
過去が変わるのを恐れて、阻止しようとするけど、結果的に「過去を変えないように」
タイムリープすることに。

今回の目的は・・・

って、前回は、「コーラをこぼして使えなくなったエアコンのリモコンを取りに行く」という
小さな野望だったけど、今回もあまり変わらず
でも、3つのグループに分かれて・・・
「ギリギリ時間切れで出し忘れたレポートを出したい」
「カメラから出されてダメになってしまったフィルムを取り戻したい」
「学園祭に来ていたらしいレディ・ガガを見に行きたい」
という目的でタイムリープすることとなる。

今回はタイムリープだけでなく、2018年・・・今の世界でも、大きな動きがあるわけで。
それは客演の岡嶋さん演じる蛭谷が今の大学をショッピングモールにするという計画を起こしていて、
どうもそれはほぼ決まりになりそうだと・・・

そうすると、、、2028年の田村くんのいる世界では大学がないことになり
あれ?おかしいぞということに。ということは、整合性を取るためにはこの計画を阻止する必要があるわけ。

そんなこんなが、ぐちゃぐちゃに絡まって、相変わらずドタバタして。。。。
さらに、タイムマシンが3台も出てくるんで、もうカオスになります。
4台目も出てくるんだけど。。。あれ?

最終的に、小暮と蛭谷でショッピングモール建設計画を阻止し、あれこれつじつまがあって
なんとなく、ほっこりと終るわけですが。
といっても、最後の最後で、またコーラをリモコンにこぼしてしまい・・・・
「小暮、タイムマシン作れる?」って・・・・ループだループ(笑い)

大いに爆笑させてもらいました。
前半で、たくさん出てきたフラグというか、疑問というか、いろんなことや、
ブルース後どうなった?え?という話の結末や(特に甲本と柴田のあたり)
それが解決して、ちょっとうれしかったりね。
なんというか、いろんなパズルのピースが、きちんとはまって、やったー!って感じ。


いろいろ、思ったことを箇条書きにしていこうかなと思います。

まずは、ブルースの映画の券はどうなったか。
なんとあの映画館はあのあと、火事で燃えてしまったとのこと。

タップダンス場というのが作られていたけど、2018年はもう使われてなくて
そこをタイムマシンの乗降場

ブルースの最後で、田村くんって・・・ってひょっとして!ってことでしたが、
そう、未来から来た田村くんは、柴田の子供だった。
親子喧嘩が当然のごとくあるわけで。
おかしかった。家に帰れば、小学生の田村くんがいるのに、実際目の前には
大学生の田村くん。柴田も混乱するよね~

そして、客席がもっとも盛り上がったというか、ひえ~ってなったのが、
SF研の現役生の彼が、「そういえば名前なんて言うの?」って聞かれて
それもかなり終盤で、「田村です」って答えたとき。
最初、ザワザワって会場がなったあとの、あのどよめきと爆笑が忘れられないです。
え?え?田村くん?そういうこと?

たださ~私、いまだに混乱してるんですけど、
この現役生と柴田が夫婦ってあれ?
現役生の田村くんが、過去にタイムリープしたときに、そこで柴田と出会って結婚したってことになるよね。
で、そのまま田村くんは、力技で(自力で)現代に帰ってきたということ?
そうなると、2018年の田村くんはどういうこと?この田村くんがホントの田村くん?


あと、さっきも書いたけど「自力で現代に帰ってくる」
ブルースのときは、甲本が、ロッカーの中に1日隠れていて、自力で帰ってくるってのが
ありましたけど、今回はもっとスケールアップ。
2週間ならまだしも、半年とか・・・・・どうやってたんだ。二人存在してたんだよね(笑い)
それも働いてたって・・・(笑い)
田村くんにいたっては、15年自力で存在してたの?


それから曽我は今度は天狗になったり、
レディーガガはレディーガガではなかったり(笑い)
カメラから出されたフィルムは実は自分が犯人だったり。。。

あれこれ、細かいことまで言い出すときりがないくらい面白かった。

ところで。。。最後の大きな疑問
あのタイムマシンはだれが結局作ったの?
冷蔵庫の設計書は、小暮が15年前に、田村くんの乗ってきたタイムマシンを見て
作ったんだよね。
最初はだれ?ってのが、いまだによくわかりません。



ヨーロッパにしては上演時間が長くて、途中休憩がありました。

客演はブルースと両方が、早織さん(柴田役)
そしてワンスモアは理子ちゃん、岡嶋さん、それと劇プレの城築さん。
城築さんは、もうね、本多力さんの弟って感じでしたね。なるほど、そういうキャスティングね(笑い)
理子ちゃんはもう準劇団員ですよね。

キャストの感想は・・・
もう何も言うことないです。みなさん最高でした。
ホントにチームワークというか、キャストさんたちの空気感が最高です。

ワンスモアの続編も、またぜひみたいな・・・
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ヨーロッパ企画第37回公演 「サマータイムマシン・ブルース 」見てきました

2018-09-19 23:54:31 | お芝居
第37回公演 サマータイムマシン・ブルース 本多劇場  2018.08.27 19:00~

ヨーロッパ企画の20周年記念ツアーということで、
再々々演になるのかな?「サマータイムマシン・ブルース」見に行きました。

私は、未見だったので、すごく楽しみにしてましたよん。
だって、映画にもなったくらいだしね。

話の内容ですが、
ワンスモアのときに、あらすじも配られてましたけど。。。

「夏、とある大学の、SF研究会の部室。
SF研究を一切しない部員たちと、その奥の暗室に居をかまえる、カメラクラブのメンバーたち。
そんな日常に、ふと見ると、部屋の片隅に見慣れぬ物体。
「これってタイムマシンじゃん!」どうやらそれは本物。興奮する一同。
先発隊に選ばれた3人は早速タイムマシンに乗り込み、昨日へと向かうが…。」

一応、ネタバレも含まれるので、少しスペースあけますね。














何がおかしいかっていうと、普通タイムマシンに乗ってどこかに行こうとすると、
たとえば、江戸時代に行くとか、原始時代にいくとか、逆に22世紀に行こうとか・・・
そういう壮大な話になりそうなんだけど。

昨日の同じ時間に行こうという発想がすごくよいのですよ。
それも、前日にコーラをエアコンのリモコンにこぼしてしまい、
リモコンが使えなくなって、エアコンがつけられない→非常に暑い。
じゃあ、ちょうどよいから、前日に戻って、リモコンを持ってきてしまったら
エアコンが使えるんじゃないかっていうような・・・
しょうもないし、せこい!

そこでふと思う。
前日で何かおかしなことをすると、過去が変わってしまうから、
それはいけないんじゃないか(笑い)

そんなことを、わちゃわちゃと、ドタバタとするわけです。

SF研究会の面々は、また個性が強いし、その奥の部室のカメラクラブの面々も
負けないくらいの個性なわけで・・・
大学にまつわるカッパ伝説とか、風呂屋でのシャンプーの窃盗事件とかも絡むし、
さらには、SF研究会の甲本がカメラクラブの柴田に恋をしている話とか

さて、そのタイムマシンですが、25年後のSF研究会の田村くん・・・すなわち後輩ね。
彼が乗ってやってきたってことで。
ところが、この田村くんは、柴田さんの子供であることが判明します。
同じカメラを持っているってことで・・・
甲本は、ショックを受けるわけです。子供の苗字が田村ってことは~田村さんと結婚したってことで。
それが最後の「苗字って変えられるのかな?」という一言になるんですが
・・・これには爆笑した。さらに、、、ここで幕という、神のような終わり方で。

余談ですが、これを踏まえての、ワンスモアが最高でした(笑い)


何が面白いかって、昨日と今日を行ったり来たりするんで、
衣装替えがすごい!早替えなんてもんじゃなかったんで。そこは感動でした。

いつものことながら、テンポ感がすごくよくて、
昨日と今日を行ったり来たりするうちに、いろんなことが、
パズルのピースのようにはまっていくのが、すごくおもしろくて・・
そういえば、写真に写ってるとか、カッパの顔が曽我さんに似ているのはそういうわけかとか。
それ以外にもケチャが姿を消してたのはとか。。。キリないくらいいろんなエピが
あ~そうか!と納得できちゃうのが、ほんと面白くて心地よかったです。

あと、笑えたのは、一人だけタイムマシンに乗りそこなった、甲本さん・・・
過去の自分と会わないようにと、部室のロッカーに隠れるんですよね。
そのまま、ずっと翌日までいたって(笑い)
ありえないけど、おかしいんだよね。

タイムマシンは、25年後のメンバーが作ったのかとおもいきや、
冷蔵庫の中にあった設計図をもとに作ったって・・・

ん?でも、その設計図って、酒井さん演じる小暮さんがそのタイムマシンを見ながら
書いたものだよね。え?どういうこと?ってのが、一番の謎でしたけど。

それから、タイムマシンの形が、いかにもで笑いました。
あんなんで行けるんだ(笑い)
それも、時間の指定はできないのと、前後99年しかいけないって・・・
うーんどんな設計だ?

そんなこんなで、ほんとに楽しませていただきましたぁ

映画も見たくなったです。WOWOWでやってほしいな。

それと。。。。、みんな老けたけど、しっかり大学生っぽく演じてたと思います・・・

そうそう。。。それと、この日はすごい雷でした。
劇場の中にいても、聞こえるくらいの雷鳴。
最初、タイムマシンの効果音かと思ったんだけど、
いやいやこれは雷だって。。。すごかった

しかし芝居が終わって出るころには、もう雷も雨も大丈夫でした。
ただ、アフタートークでいらした小宮山さんは大変だったそうです。

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