キャラメルボックス「太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう」 サンシャイン劇場 2014.12.10 19:00~
キャラメルボックスは一度行きたいなと思っていたんだけど、なかなか機会がなく・・・
というより、あれこれ他のお芝居に行ってると、キャラメルボックスまで手が出せないという状況で。
たまたま、ぴあポイントがたまってて、ポイント交換でこの芝居がでていたんで、
ポチっと押して、初キャラメルボックスとなったわけです。
ちょうど、少し前に、「SHIP IN A BOTTLE」でキャラメルボックスの大内さんが出演されていたこともあって
身近に感じていたこともあったんですけどね。
会場に行って、初めてわかったんだけど、この芝居って、キャラメルボックスとして初の試みらしくて、
別の劇団のほさかようさんという方が脚本を書いているとか。。。
通常は劇団内の成井さんとかが脚本書かれるんでしょ。ちょっと特殊な芝居だったんですね。
あと劇団のファンの方がとても多いってのに驚きました。
そう、それからこの芝居とカップリングのように上演されているのが(というか、こっちがカップリングのようなものね)「ブリザード・ミュージック」で、これは再演もので人気公演みたいですね。
昼夜で違う芝居で、セット転換を見ることができるイベントなどもやっていたようです。
二つ続けてみる方も多いんでしょうね~
なかなか面白い企画ですよね
で、二編とも宮沢賢治の未発表童話「ペンネンノルデの伝記」がモチーフになっているそうで。。。
さて、宮沢賢治は私も好きで、一時はまってたことがありました。花巻の賢治記念館行ったりしてたし。
でも、「ペンネンノルデの伝記」の話は知らなかったなあ・・・
話の内容は・・・
簡単にいうと、
駅のホームで子どもを救うため、線路に飛び込んで死んでしまった恭一。
恭一と恋人・明音が暮らす部屋へ、恭一の弟の亮二といとこのはるかが、荷物の片付けにくる。
荷物の中に宮沢賢治の作品がいくつもあった。その中にあったのが未発表の「ペンネンノルデの伝記」
この話は主人公のノルデが世の禍の原因である太陽の棘を抜くために、自らを犠牲にして太陽に飛び込んでいくというもの。
賢治に心酔していた恭一は、賢治のように生きたいと思って、自らを犠牲にして子どもを助けたのか・・・
ノルデの本の中に手紙が挟まれていた。その手紙を手がかりに、明音と亮二・はるかは、恭一の友人で賢治のふるさと花巻に住んでいる佐東を訪ね、農家の久松に行きつく。
残された明音は、賢治に心酔し、賢治のように生きたかった恭一の心がわからなくなっていた。
しかし花巻に行き、恭一の心を知った明音たちは、恭一の死を受け止めることができ、恭一が尊敬していた賢治の墓の前で頭を下げるのだった。
というような感じの話です。
確かに、子供を救うために犠牲になってしまった恋人が美談のヒーローになってしまって、
明音としてはさびしいのに、どうしていいか、自分の心の整理がつかないですよね。
さらに、同じ境遇のような自己犠牲を書いた賢治の本がでてきたりすれば、複雑というより、恭一のことが
信じられなくなるのも無理はないと思います。
花巻に行って、解決できてよかったなと、最後はちょっとホッとしました。
さて、申し訳ないくらい、出演されてた役者さんは誰も知りません(ごめんなさい)
で、主演の鍛治本さんは初主演だそうで、若い役者さん。
まあ、率直な感想としては、若い役者さんたちが力が入っているのか、ちょっとオーバーアクション気味かなと。
特に思ったのが、亮二のいとこのはるかを演じてた小林さんかな。
鍛治本さんや恭一の恋人役の岡内さんも。。。一生懸命演じてる感が見えちゃってましたね。
内容がね、悲しい出来事から、残された人たちが、どう向き合っていくかみたいな、そういう話なんだから、
セリフとかも、そんなに大きな声張らないでいいのに、、、と思うくらい、叫んでたなと。
もう少し落ち着いた演技にしていただけるとよかったのに・・・と、辛口で申し訳ないけど、そう思っちゃいました。
正直ちょっと見てて疲れちゃう感じでしたね。
花巻のサークル仲間の左東さんや、農家の久松さんの演技は、ちょっと抑えた感じでよかったです。
このくらいのテイストでみなさんやっていただけたら。。
今回は若手の役者さんが主なキャストだったということなので、
通常のこの劇団の芝居も見てみたいなとは思いました。
けっこう、公演が多いみたいなので、また機会があれば・・・
そうそう、カテコで撮影OKということで、舞台のキャストを撮ることができたんだけど、
席が遠かったのと、私の携帯の性能がよくないのと、使い方がいまいちわかってないのとで。。。
写真の出来がめっちゃ悪いんですが、一応載せておきます
キャラメルボックスは一度行きたいなと思っていたんだけど、なかなか機会がなく・・・
というより、あれこれ他のお芝居に行ってると、キャラメルボックスまで手が出せないという状況で。
たまたま、ぴあポイントがたまってて、ポイント交換でこの芝居がでていたんで、
ポチっと押して、初キャラメルボックスとなったわけです。
ちょうど、少し前に、「SHIP IN A BOTTLE」でキャラメルボックスの大内さんが出演されていたこともあって
身近に感じていたこともあったんですけどね。
会場に行って、初めてわかったんだけど、この芝居って、キャラメルボックスとして初の試みらしくて、
別の劇団のほさかようさんという方が脚本を書いているとか。。。
通常は劇団内の成井さんとかが脚本書かれるんでしょ。ちょっと特殊な芝居だったんですね。
あと劇団のファンの方がとても多いってのに驚きました。
そう、それからこの芝居とカップリングのように上演されているのが(というか、こっちがカップリングのようなものね)「ブリザード・ミュージック」で、これは再演もので人気公演みたいですね。
昼夜で違う芝居で、セット転換を見ることができるイベントなどもやっていたようです。
二つ続けてみる方も多いんでしょうね~
なかなか面白い企画ですよね
で、二編とも宮沢賢治の未発表童話「ペンネンノルデの伝記」がモチーフになっているそうで。。。
さて、宮沢賢治は私も好きで、一時はまってたことがありました。花巻の賢治記念館行ったりしてたし。
でも、「ペンネンノルデの伝記」の話は知らなかったなあ・・・
話の内容は・・・
簡単にいうと、
駅のホームで子どもを救うため、線路に飛び込んで死んでしまった恭一。
恭一と恋人・明音が暮らす部屋へ、恭一の弟の亮二といとこのはるかが、荷物の片付けにくる。
荷物の中に宮沢賢治の作品がいくつもあった。その中にあったのが未発表の「ペンネンノルデの伝記」
この話は主人公のノルデが世の禍の原因である太陽の棘を抜くために、自らを犠牲にして太陽に飛び込んでいくというもの。
賢治に心酔していた恭一は、賢治のように生きたいと思って、自らを犠牲にして子どもを助けたのか・・・
ノルデの本の中に手紙が挟まれていた。その手紙を手がかりに、明音と亮二・はるかは、恭一の友人で賢治のふるさと花巻に住んでいる佐東を訪ね、農家の久松に行きつく。
残された明音は、賢治に心酔し、賢治のように生きたかった恭一の心がわからなくなっていた。
しかし花巻に行き、恭一の心を知った明音たちは、恭一の死を受け止めることができ、恭一が尊敬していた賢治の墓の前で頭を下げるのだった。
というような感じの話です。
確かに、子供を救うために犠牲になってしまった恋人が美談のヒーローになってしまって、
明音としてはさびしいのに、どうしていいか、自分の心の整理がつかないですよね。
さらに、同じ境遇のような自己犠牲を書いた賢治の本がでてきたりすれば、複雑というより、恭一のことが
信じられなくなるのも無理はないと思います。
花巻に行って、解決できてよかったなと、最後はちょっとホッとしました。
さて、申し訳ないくらい、出演されてた役者さんは誰も知りません(ごめんなさい)
で、主演の鍛治本さんは初主演だそうで、若い役者さん。
まあ、率直な感想としては、若い役者さんたちが力が入っているのか、ちょっとオーバーアクション気味かなと。
特に思ったのが、亮二のいとこのはるかを演じてた小林さんかな。
鍛治本さんや恭一の恋人役の岡内さんも。。。一生懸命演じてる感が見えちゃってましたね。
内容がね、悲しい出来事から、残された人たちが、どう向き合っていくかみたいな、そういう話なんだから、
セリフとかも、そんなに大きな声張らないでいいのに、、、と思うくらい、叫んでたなと。
もう少し落ち着いた演技にしていただけるとよかったのに・・・と、辛口で申し訳ないけど、そう思っちゃいました。
正直ちょっと見てて疲れちゃう感じでしたね。
花巻のサークル仲間の左東さんや、農家の久松さんの演技は、ちょっと抑えた感じでよかったです。
このくらいのテイストでみなさんやっていただけたら。。
今回は若手の役者さんが主なキャストだったということなので、
通常のこの劇団の芝居も見てみたいなとは思いました。
けっこう、公演が多いみたいなので、また機会があれば・・・
そうそう、カテコで撮影OKということで、舞台のキャストを撮ることができたんだけど、
席が遠かったのと、私の携帯の性能がよくないのと、使い方がいまいちわかってないのとで。。。
写真の出来がめっちゃ悪いんですが、一応載せておきます