もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

舞台「旅立ち~足寄より」初日感想(ネタバレあり)

2012-08-01 13:45:33 | お芝居
「旅立ち~足寄より~」 草月ホール 2012.07.30 19:00~

千春の自伝「足寄より」の舞台、初日を見てきました。
同じ内容で、4年前かな?映画にもなりましたね。主演の千春役は大東俊介くんで。

今回はその舞台版。主演はオーディションで選ばれた三浦祐太朗くん
言わずしれた、友和&百恵の長男くんであります。

初日・・・ひょっとすると千春が来るかもというやましい気持ちも多分にあって、チケットゲット。
(私、大体、観劇は平日の昼間なんで、、、、夜の部を取ることはめったにないんです)
残念ながら、千春はこの日の昼にやった公開稽古に来たようでした。


さて、、、舞台の内容は。。。
ここからは、ネタバレが多々ありますので、これから観劇される予定の方は、
ご注意くださいませ。

ちなみに、これから見る方で一番気になるであろう、上演時間は2時間ちょっとくらいです。

では少しスペースあけます。










話の筋は、千春ファンなら当然、また自伝の「足寄より」や映画を見た方なら、みなさんご存知の内容です。

「千春がライオンフォークコンテストで落選してから、竹田さんに声をかけられ、
ラジオ番組を持ち、レコードデビューし、コンサートができるようになる。
そんな中二人三脚でがんばってきた竹田さんが亡くなってしまう。。。
亡くなった日の函館コンサート、千春はアンコールで「旅立ち」を熱唱・・・」

ざっと書くとこんな感じの内容です。

正直な感想。。。

これって舞台+映画?

千春ファンで今回舞台は初めてって方は、あ~こんなもんなのか~と違和感なかったかもしれないですが、
私は舞台というか芝居を多く観劇しているので、ものすごい違和感でした。

っていうのは、全体の1/3くらいは、映像なんですよね。
ステージの真ん中にあるスクリーンを見ている状態なんです。板の上には役者さんがいない状態。

帰ってきてから、パンフを見て、ねらってそういう構成にしてるって書いてあったので、そうなのか~と思いましたが
観劇している最中は、なんか変な感じでした。

千春が竹田さんに言われてラジオ番組を始め、そのラジオ番組の中で、自分とフォークソングとの出会いなどを語るっていうシチュエーションで
その映像が上映されるわけなんですけどね。高校時代の話と、北見に行ってた時代が主でしたけど。
高校時代学園祭で、弾き語りで、停電して・・・ってくだりは、千春が歌ってた曲は「足寄より」になってました。大人の事情かな(笑い)


映画よりも、千春を売り出そうと竹田さんが画策していた様子が、強く描かれていて、RKB毎日放送の野見山さんだっけとか岩手放送のディレクターさんが
竹田さんの勧めで、千春を理解し、一緒に応援してくれるという場面が何度か出てきてました。
ちなみに、野見山さん役は、元ホストの城崎仁さん、岩手放送のディレクター役は若山騎一郎さんでした。


一番最後の函館のコンサートの場面の「旅立ち」は三浦くんが生演奏だったんだけど、彼は歌もうまいし、ギターもうまい。
ギターは正直千春よりうまいと思いました(千春ごめんなさい)
声もなかなかよくて。。。千春の物まねでなく、自分のものとして「旅立ち」を歌い上げてましたね。

で、最後の場面は、客席に、出演者が観客役として入ってきたから、
千春が泣いて歌えなくなって、それを観客役の方が先導して、みんなが歌うのかと思ったんですよ。
スクリーンに歌詞も出てたから。。。
そしたら、三浦くんは、泣きそうではあったけど、最後までちゃんと歌い切っちゃって。。。

ワタシ的にはあれあれ??って思っちゃいました。
まあ、会場に来てる人がみんな千春ファンとは限らないからね・・・


でですね。。。正直、芝居としては、いまひとつだったかなあ
役者さんがどうこうではなく、場面転換が多いというか、1つの場が短くて、ちょっとやっては、ブツッ!ちょっとやっては、ブツッ!て細切れになるから、すごく疲れるというか、見てる方の気持ちが乗らないって感じでしたね。
もう少し、うまい構成にできなかったのかな~

それも、一応暗転時には音楽は流れているんだけど、机が出たり入ったり、人がわさわさするから落ち着かないんですよね。

さらに、初日でまだうまくいってないのか、後ろのカーテンが閉め切らなかったり、カーテンを閉めるレールの音が響いたり。。。
なんか、芝居の本筋とは違うところが気になってしょうがなかったです。。。

話のスジ的に、場があれこれしちゃうのはわかるんだけど、ちょっと細切れすぎるかなあ~と。。。

普段、新感線とか野田さんとか、ナイロンとかそういう演劇を見ていると、そんなことで違和感がまたわいてきてしまって・・・うーん。


最初にかいた、スクリーンの映像もね、正直、ちょっとクオリティが低いんだよね。
テレビのバラエティで、再現VTRとかあるじゃないですか。あんな感じで。。。うーん。。。ちょっとね~
スクリーンで、私がいちばん感動したのは(笑い)京本さんがレコードを売る役をしてたときですかね。。。特別出演みたいだったけど。

芝居全体としては。。。私としては、今一つって感じではありました。あくまで私の個人的主観ですけどね。



で、役者さんですが。。。
まず。。。竹田さん役の風間トオルさんはすばらしかったですね。声もすごく出てたし、うまい!
今回出演されたキャストの中では、キャリアも知名度も実力も別格じゃないですか。ひときわ目立ってました。
風間さんの芝居は初めてみましたが、他の芝居も見に行ってみたいなって思いました。

それと主演の三浦くん
前にも書いたけど、歌はうまいです。ギターも。芝居はがんばってました。
スクリーンの映像の芝居は??って感じだったけど、実際の舞台でのお芝居はよかったですよ。

あとは。。。千春のお父さん役の杉田二郎さん、初演技みたいですけど、、、無難な感じでしたかね。。。

っていうか、竹田さんと千春以外の方の出番って、少ないんですよ。だから、そんなみなさん問題はないというか。。。
他に出演者としては、千春のお姉さん役が、元モー娘の保田圭ちゃん。竹田さんの上司役。。。関口さん(舞台では西田さんだったかな)は逸見太郎さん
あの逸見アナウンサーの息子さんですよね。お顔がよく似てる。。。ちょっと張り切りすぎだったけど・・・


カテコは1回でしたが、座長の三浦くんが、最後に「本日はありがとうございました」というのが、すごく初々しくて清々しかったです。
初日終わってホッとしたっていう感じがよく見えました。


終わってから、三浦祐太朗くんのソロデビューのCD「旅立ち」を予約した方に、三浦くんとの握手会をするとのことで。。。
お友達と、どうする?どうする?って言ってて、すごく並んでたらやめようねって、列を見たら、、、これが20人くらいしかいなくて、
じゃあ~握手していこうよってことで、CDを予約して、握手してきました。

握手会っていうと、私は基本、直人のファンイベとかしかなくて、、、一人2秒か3秒。後ろの係りの人に、肩をつかまれて、ハイ終了!!っていう経験しかなかったんですが、
まあ、ゆっくりのんびり、いくらでもしゃべって大丈夫ってな感じで、めっちゃほのぼのしてましたよ。

すごくさわやかで、いい子って感じでした。三浦くんは
私が「ギターうまいですね。千春よりずっとうまいです」と言ったら、
マジに「そんなことはないです!」って、否定してました。。。けど、千春より、ギターはうまいと思います。
バンドは休止してて、ソロデビューだそうなので、がんばってほしいですね。
「旅立ち」は話題性もあって、そこそこ行くと思うので、2曲目が勝負だと思いますよ。
で、間近で見る、三浦くんは、お父さんとお母さんのお顔が、本当にうまくミックスされた顔でした。

で、終わって、帰ろうとしたら、出演を終えたキャスト陣が帰ろうとして、次々とロビーに現れ。。。
保田圭ちゃんは、細くてきれいで顔が小さかった。モー娘のとき「うたばん」でタカさんにいじられてた頃は、こんな顔が小さいとは思わなかったのに。。。
それから、杉田二郎さんはあのままでしたよ。。。すごく普通な感じでした。

で、、、、、風間トオルさんも、、、顔が小さいし、かっこいい。すごく素敵でした。
思わず、「握手してください」って握手しちゃった。手がすごく暖かかったですよ。

上演期間は、今週1週間だけなので、千春ファンの方は、懐かしさ満載なので、ぜひ・・・・
草月ホールは、青山一丁目駅からと赤坂見附駅の中間くらい。赤坂見附駅から歩くと、ちょっと上り坂で7分くらいです。

コメント (4)
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