松山千春コンサート・ツアー2025「君の明日」和光市民文化センター サンゼリア 2025.04.18
心臓の手術があって、昨年秋のツアーは中止。
手術だから1年くらいはコンサートもないのかなと思ってたら、春ツアーから復帰って。。。大丈夫??
初日から見届けようと思って、チケットはゲットしたけど。
めちゃくちゃ心配でした。
声は出るのかな?最後まで立ってられるのかな?アンコールとかできるのかな?
それより、幕が開いて、ベッドに寝てる千春だったらどうしようとか。。。
この日の席は2階の後ろから4列目くらいだったかな?
後方上方支援。でもね、この場にいれただけで幸せだよ、Mちゃんありがとう。
始まる前から、ちはる~という声援があちこちから、そして拍手拍手、手拍子手拍子。
もう、ホール全体が千春を待ちわびるという、一体感がすごかった。
みんな待ち望んでた千春。
幕が上がると、弾き語りの、、、、ギターを抱えた千春が、ステージの真ん中に。
割れんばかりの拍手と声援。千春にも間違いなく届いてる。
見た瞬間、涙が出そうだった。
千春が復活した・・・・・
1.「これ以上」
ちょっと声が掠れてる?ところどころ絡むような声になってて、少しだけ心配。
でも、コンサートをしている千春がいることに感激だった。
衣装は、黒のスーツ。黒い靴がピカピカ光ってた。インは白。
歌い終わってからの拍手が半端なかった。
「大変長らくお待たせいたしました。和光にやってまいりました、松山千春です」
というご挨拶からでした。
(1年に2回のツアーになれてしまっている身からすると、1回ツアーが飛ぶだけで
めっちゃ長らくお待たせさせられましたよ~)
みんなが期待しているという拍手を感じた
去年9月心臓病で手術して、秋のコンサート中止させていただいた
皆さんにご心配をおかけしましたが、今日、和光で春のコンサート初日を迎えることができました
心臓を開けて切り口をお見せしてもいいですが、まっすぐ長く切られてます。
ちょっと見るのは何かなと思いまして。
2.「愛って呼べるほどのもんじゃない」
めっちゃ声が出てた。2曲目ですでに調子戻った?
ステントのときは、気張って声が出せなかったのかな~、しっかり手術したからもう大丈夫なのかな?
なんて思っちゃいました。
泣きそうだったよ。。声の伸びに。
メンバー登場。
心臓病の薬、糖尿病の薬、その他あらゆる薬を飲んでます。
しかし、ステージを降りて「松山千春です」とか、余計な行動はしません。
広末はなんだったんだろう。あれで薬がでなかったっていうから、よほど性格が悪いのか
和光の会館の館長に、わざわざお出迎えいただき、丁重なご挨拶をいただきました。
手ぶらでした。忘れない。
また、NACK5からはトップ3の方がわざわざ楽屋にきてくださった。
千春さん、よかったですね。と、うれしかった。
それに引き換え、全国のイベンターの面々、ご挨拶に来たのかな思いきや、
傷跡見せて、なんというやつらだ。
ほんとに自分自身、幕が上がってうれしい!!!
(これ、ほんとの気持ちだろうね~)
3.「抱きしめたい」
ここから、いつもながらのマイクを持って立ってのコンサートでした。
俺の曲は、自分で、それほど、いろんな女とつきあってきた。もてた実感はある
高校2年のとき、体育館でバスケの練習してたとき、
友達に「千春、ちょっとうちのクラスにきてくんないか?」と呼ばれて、
行ったら、女に「付き合ってくれませんか?」
速攻「ダメ!今練習中。練習中にそんな話二度とするな」
次の日、担任から、隣のクラスのそいつが朝から泣きっぱなしで授業にならない
「松山、お前昨日、隣のクラスでなんかやったか?」と言われた
そんなこと泣くんじゃない。それで女が嫌いになった。
今日のこの日を、楽しみにしていた人は手をたたいてくれ。会場大拍手。
メンバーで楽しみにしてたやつ?皆さん拍手してました。
これでコンサートは成立してます。
4.「銀の雨」
まあ、高音の出方は、以前と変わらない。。。けど、声の伸びがあるんですよね~
やっぱり。。。手術の影響
6年半ぶりに和光にきたから、みんなが知ってる曲をということで。。。
メンバーに、急遽曲目変更を指示して。
5.「ピエロ」
さすがのメンバー、すぐに対応。
ちょっと歌詞が立て込む歌だから、ちょっと心配したけど。。。(口がまわるかって)、大丈夫でしたよ。
すべて、心配してしまう。おせっかいおばさんでごめんなさい。
だけど~サビの部分で、、、1行読み飛ばしましたね。千春さん。
バックの演奏と合わなくなっちゃって。。。
だから、千春は歌い終わった気満々でお辞儀しかけたけど、まだアウトロは続くという。
歌い終わってから夏目さんに
「今のエンディングのところって、あんな長かった?」
夏目さん
「千春さん、ちょっと早めに歌い終わっちゃって」(爆笑)
千春
「これ、俺が作った歌だから」
夏目さん
「エンディング長かったです」
はい!!何も言えません。千春。爆笑でしたね
デビューする前、高校卒業して、北見で、ストリップの照明をやっていた。
いろんなストリッパーに照明を当てる。若い子から50代、60代まで
外国人の方もいました。黒人、白人。
でも楽しい北見時代だった。
メンバーに
次にどの曲かわかんないだろ。俺がしかけたから。。。と、
じゃあ。みんなが知ってそうな「恋」
6.「恋」
自分も数多くの恋愛をして、数多くの女からいろんなことを教わった。
お互い悪いとこもいいとこもある。恋愛だからな。
悲しいことつらいこと、これは乗り越えればもっと強い人間になる。
愛情を知ったとき、人は優しくなれる。
親の介護で大変だ、それどころではないという人もいると思う。
介護が大変なのは、経験してるからよく知ってる。
でも、俺は父さんも母さんも大好きでした。
父さん母さんが巡り合って、俺を生んでくれたんだから
何があっても優しい男でいたいと思いました。
7.「純-愛する者たちへ-」
イントロ聞いた瞬間に、千春攻めたな~って思いました。この曲、高音が厳しいじゃないですか。
だけど、、、、千春は歌いあげてくれて。。。。心が震えました。
千春復活だよ。。。ありがとう。歌ってくれて。
歌い上げてマイクを置いて千春は退場。
幕が下りてきて、ここから休憩です。
2部スタート
8.「季節の中で」
おおおお。やっぱり攻めるセトリだなと。。。
2部の衣装は白のスーツ?セットアップ?遠いからよくわからなかったけど、
めっちゃかっこよかった。
千春、やっぱりやせたよね。ちょっと。だから余計かっこよかった。
メンバー紹介。いつもの方々、、、
さらっと紹介でした。
6年半前の和光にいた人?3人(エレキの山崎さん、ベースの高野さん、アコギ古川さん)以外
メンバーはスケジュールが空いているかどうかで選んでいる
ドラムの田中さん、今回スケジュールが合わない日があったとか。
5月、工藤静香で中国いくらしく、その時千春は高知でコンサート。
でも飛行機とかどうにかして高知もOKにしてくれたととか。。。大拍手
やっぱり英二が叩いてくれないとな~と千春。
リズムがわからないとダメだからドラムが一番聞こえてこないとダメ。
次はベース。ドラムと一緒に、だそうです。
そんなメンバーと今宵もやらさせていただきます。
9.「友よ」
去年春に聞いたときは、めっちゃ感動した曲だったんだけど、あれ?普通の千春の曲になってた(笑い)
それだけ、ほかの曲の印象が強いということかな。。。
自分たちの立場は、先祖がやってきた、悪いことは省いて、いいことを次の世代に
教訓として教えていく。いわば橋渡し。
日本的な美しさ、日本人らしさ、平和、自由そういうものを、教えるための捨石になる
誇りに思って受け継いだものを次の世代に、しっかりと教えていく。
そのために、俺はフォークシンガーという歌を選んだのかもしれない。
俺がこんなことになって、一人娘の月菜が心配して見に来た
その時に月菜が、「もし孫ができたら、お父さんギターとか教えてやってくれる?」
その時に感じた。
娘は、俺からギターを習いたかった、歌を教えてほしかったのかと。
俺は娘に、ギターを教えるとか、歌を教えるとか、これっぽっちも思ったことはなかった
けど、娘は違った。孫ができたら教えてくれる?遠まわしながら、言ってきた。
俺は勝手に、自分はフォークシンガーだから、娘には関係ないだろうなと
今度、会ったら、「月菜、俺のギターやるよ。教えてほしかったんだろう、やってみな」
そういう気持ちになると、歌の歌い方も変わってくるんだなと、つくづく感じます。
10.「捨石」
この曲っていつの曲だったっけ?って調べたら2007年なんですね。
「我家」の前だったんですね。。あんまり記憶になかった。。。
ただ、すごく歌いづらそうに感じました。話の内容的にはこれなんでしょうけど。
ちゃんとした、捨て石になれるよう、頑張りたいと思います。
メンバーに
リハでもやってないんだけど「生命」ってギターが2本あれば、何とかできる曲なんだけど。
俺はこの曲作っておいてよかったなと思う1994年に作った歌です。
11.「生命」
月菜ちゃんの話をすると、やっぱりこの曲歌いたくなるんでしょうね。
名曲です。素晴らしい曲だと思います。
私ごとですが、我が家の子供は、1993年と1995年生まれなんで、この歌は
ホントにタイムリーな曲で、子育て中にとてもよく聞きました。
コンサートで毎回聞きたい曲です。
俺の父さん、母さんはすでに亡くなった。
父さん、母さんは、俺がいくつになっても、あの子はすぐに何かをやらかす子だから
千春は大丈夫かなと。見守っていてくれた。
そんな俺が子供を持ったら、最後まで面倒見てやりたい。その子の最後まで見守ってやりたい。
そんな風に感じてます。
次は、「生命」と逆行するような、新しい曲です。「高齢者の唄」
なんでできたのかな。こんなのが。
今年12月、70代。
年取っていくのは悲しいことではない。
父さん、母さんもそうであったように
父さんは糖尿で足寄の病院に入院してたきに、認知症にもなり
母さんと一緒に見舞いにいったときに、父さんが若い看護師の手を握って「千春、俺の女房だ」。
それ以来母さんは、見舞いにいきませんでした。
そんな父さんが死んで、母さんは99まで頑張って生きてくれました。
私は今年70。父さんも母さんもこの年をクリアした。
どんな気持ちだったんだろうなと考えてたら「高齢者の唄」
12.「高齢者の唄」
勝手にタイトルから、明るい曲なんだろうって思ってたんですよね。なんでだろう。
めっちゃ暗めのトーンの曲だった。。当たり前か(汗)
でも、私もいい年だから、わかるな~
あとどんだけ生きれるか、どんだけ曲を作れるか
うちはもともと、足寄の貧乏な家だった。
高橋町長が大地主で、町長から借りた家に住んでたんだけど、
しかし、町長と父さんが裁判をやり始めて。
町の人から白い目で見られて、でも肩身の狭い思いはなかった
父さんがやってることは正しいと思ってたから、正々堂々と胸を張って暮らしていた。
裁判、最後に勝ちました。町の人は急に態度を変えて
松山さん、すごいね。正しいと思ってた。あれは、ある意味面白かった
人ってこうやって変わっていくんだなって。
俺だってそうだもん。
高校卒業してから、足寄の町中のパチンコ屋で、ふらふらしてたら、
町の人がさ、松山さんちの息子の千春、ろくでもないね。朝からパチンコやってるよ。
それが3年たって、歌でデビューした。あの子はやると思った。可能性を秘めてたんだよ。
でも、足寄のみんなには感謝してるから。
そんな俺たちを見捨てることなく。ちゃんと育ててくれたんだから
今日も久しぶりのコンサートいうことで、同級生の佐藤耕一くんが足寄から来てくれました。
同級生がきてくれた。つくづくありがたいなと思います。
同じ時代に生まれて、同じ時代を生きてるわけだから。
一人ひとりの生活は、違うんだけど、毎日が幸せでありますように、
互いに祈って毎日を生活していきたい。
俺はそうでないという方もいらっしゃるかもしれない。
しかし、俺が祈ってる。お前は幸せになるべきだ
俺と同じ時代に生まれたんだから、俺のコンサートに来たんだから
こうやってるから、新興宗教みたいだって言われる。
実際、年は取るし、同級生や友達とかも亡くなったり、病気もするし、ケガもするし、この先どうなるんだ。
この先はそうなるから、心配するな。この先はそうなるんだって。
そんなこと気にしてるよりも、今、楽しいのか楽しくないのか、幸せなのか、不幸なのか
足元を見据えてやってください
生きてるだけで、恵まれている。生きたいと思っても生きていけない人もいる。
そんな中で俺たち、生きている。怒ったり、笑ったり、泣いたりできる。
頼むぞ、どこかで、幸せの灯りをともし続けてください。
13.「かたすみで」
話の内容と、この曲がほんとにぴったりで、なんか泣きそうでした。
続けて
14.「君の明日」
新曲で、コンサートのタイトル曲。アップテンポの曲だけど。。。
もっと、練習しましょう!!!
最初、1番、、、全然音程もテンポもあってなかったですよ。千春、、、がんばって!!
途中から合ってきたけど。。。
まあ、初日だからね~(汗)次から大丈夫でしょう。
「ありがとう。ありがとう」と言って、千春はステージを下りました。
会場は拍手拍手で、千春を待ちます。
客席のボルテージは上がりまくり。
アンコール
15.「長い夜」
もちろんスタンディング。。。2階もみんな立ってたよ。
めちゃくちゃ盛り上がってます。
しかし、千春大丈夫なの。動き回って、、、、
続けて
16.「今日は終わらない」
これは昨年春の新曲ですよね。アンコールにぴったりの。
サビの部分で、思わず、イェイ!イェイ!ってこぶし振り上げちゃったよ。
アンコールですよ。「今日は終わらない」で終わったらまずいから
アンコール、いろんな曲練習してあるけど、和光のみんなが知ってそうなので、
17.「人生の空から」
声も伸びてるし、、、千春調子よいぞ!
今日は、和光からやってよかった。
9か月ぶりに人前で歌うんだから。
今日からスタートだから、みんなで一緒に歌ってほしい。「大空と大地の中で」
で、、、夏目さんがイントロを引き出すと
千春が「あ!」突然、
ここで我が先輩、参議院議員鈴木宗男。今日顔出してくれて。。。
宗男さんをステージにあげる。。千春。
がっつり握手
「私は千春さんによって今まで政治活動ができました。
そんな千春さんを支えてくれる皆さんに心から御礼申し上げます。」とのご挨拶でした
ここから宗男さんと千春といろいろお話。千春が質問して宗男さんが答えるって感じ
国会議員になって43年だそうです。
給料は当選何回でも同じ・・・
内閣に入ると、少し上がって、総理大臣は1500万くらい違うらしい。
議員で一番になれるのは神のみぞ知る。実力あってもなれるわけではない。
2番までは頑張ればなれる。私はかんばりすぎてダメだった
小泉元総理に嫌われてたわけ
小泉さんは新自由主義っていって、強いものを重点に。だから地方を切り捨てる。
北海道だから、地方も必要だと、声を上げたら抵抗勢力と言われたそうです。
足寄町は大誉地の出身。マイナス30度の中、駅まで歩いて3キロ、
つらかったけど、強くなった。両親のおかげ。自然が教えてくれた。
ということで、「大空と大地の中で」へ。
18.「大空と大地の中で」
みんな一緒に歌いました。お客さんの声がすごく大きかった。これは毎回の風物詩(笑い)
声がすごく出てたよ~宗男さんも歌詞見ながら歌ってました。
「ありがとう。元気で、どーーーも」といって千春は宗男さんと一緒に退場しました。
会場は手拍子手拍子。。。また千春は出てくる。絶対に。
久しぶりに、ちはる!ちはる!コールもしちゃったよ(笑い)
Wアンコール
19.「憂い」
イントロを聞いた瞬間、もう涙腺が・・・
遅くなって、会館のみんなすみません。。。
客が帰してくれないもんで
楽しい1日をありがとうございました。
この曲は私の応援歌ともいえる曲なんです。いろんなことにぶつかったときに、
この曲に元気をもらってるんです。千春の曲の中で3本の指にはいるくらい好きな曲。。。
「君ひとり特別についてないわけじゃない。誰だって似たような人生を歩いてる」
どーーーーも、ありがとう。また絶対来るからな。
お前たち元気でな。
絶対かえってくるからな
「どーーーーーーーーーーーも」 マイクを投げて、お辞儀して、千春は帰っていきました。
まずは、、、千春、お帰りなさい。
ホントに幕が開いて、コンサートがちゃんと最後までできて、よかったです。
始まる前は、きっと千春もだろうけど、私も緊張してました。
たぶん、「これ以上」は、千春も緊張状態だったのかな~って推測。声が掠れてたのはそれが原因だよね。
まあ、高音の状態は改善はされてなかったけど、声の伸びはよくなったような。
お友達と話してたのは、ステントでなくて、ちゃんと手術したからかな~と、
そういえば、今日はその話してなかったけど、タバコはやめたのかなあ。。。
初日だけど、話の内容もすごくまとまっててよくて、感動しちゃいました。
月菜ちゃんのギターの話は、ぐっときたな~そうだよね。今になってって思うことあるよね。
そこからの「生命」には泣けました。
そしてオーラスの「憂い」
これはね。上にも書いたけど、私にとっても大切な曲なんです。応援歌なんです。この曲に
助けられたことが多々あるので、号泣しちゃいました。歌ってくれてありがとう。
とにかく、千春の復活を見届けられたことが最高にうれしかったです。
ここからスタート。元気に、体に気を付けて全国回ってきてください。
「ほんとに自分自身、幕が上がってうれしい!!!」この言葉が、千春のこの日のすべてですね。
私は、、、フォーラムで新生フォーラムで、お待ちしてます。