Bar ZEP閉店

銀座の「Bar ZEP」が閉店した。一見コワモテだが、心根の優しいロック好きのマスターが、開店から約10年、銀座の地で頑張ってきたが、この度、残念ながら仕事を変わられるそうだ。閉店の連絡を聞いてから、なかなか店に顔を出せてなかったが、今週はじめ、会社帰りに寄ることができた。
私がここを初めて訪れたのは7～8年前か。雑誌「大人のロック」に紹介されているのを読んで「ここ行きたいなあ」と思っていた。そして、東京出張のときにフラっと一人で店に入った。以来、仕事で上京し時間があるときは、寄らせてもらうようになった。ほんと年に１度くらいの来店だったが、大阪からの客は珍しいということもあり、マスターはしっかり顔と名前を覚えてくれていて、いつもリクエスト曲をかけてもらったり、ロック談義に花を咲かせながら、楽しい一人飲みをさせてもらっていた。
去年の3月、「東京に転勤になりました」と伝えに店に来た時にはマスターも喜んでくれた。自分にとっても「唯一、東京での馴染みの店」だった。結局転勤以来、３回くらいしか顔を出せていないのが心残りだ。
マスターの話によると、別の場所（まだ書かない方がいいな）で引き続き飲食関連の仕事をして、そこの店でもロック系のＢＧＭを流す予定らしい。お互いブログを読んだり、Facebookでも友達同士なので、個人的なお付き合いはずっと続いていくことを願っている。
Ｎさん、10年間お疲れさまでした。また新しい店に顔出しますので、今後ともヨロシクです。

店でよくかけてもらっていたこの曲を最後に。
The jam 「This Is The Modern world」