NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

甑岳

2009年08月31日 | インポート
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甑岳の火口湖。思いっきり暗くして撮ってみました。どんなのが見えてくるのかな??と思って。星空みたいですね。

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モウセンゴケ。食虫植物です。いつもこんな感じで水玉をつかんでいます。

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2ヵ月後、またこの木の下に行ってみよう。赤くなってるかな!?

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甑岳から降りてくるとシカたちが食事中でした。

Nikon FE + Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S (160NC)  霧島・甑岳
次回甑岳をアップするときははリバーサルフィルムで撮ったのを。




フジペット(えみりんのカメラ)

2009年08月31日 | インポート
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えみりんのおじいさんが使っていたカメラを預からせてもらってちょっと整備をして使ってみています。いくつかあるのですが、他のカメラや撮影例と詳細写真はまた後ほど。このカメラは、"FUJIPET" 昭和30年代前半のカメラでブローニーフィルム(中判)を使用するカメラ。現代で言うとトイカメラのようなカメラ。固定焦点で絞りの調整が3段階のみ。晴れ、曇り、もっと曇りのお天気マークが付いています。


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おもしろいのがフィルムカウンター。フィルム室の後ろに覗き窓が付いています。ブローニーフィルムの120は裏紙が付いているのでフィルム室に窓があっても感光しないのです。220というフィルムには裏紙が付いていないので盛大に感光するでしょう。しかも赤いフィルターのようで。たぶん、モノクロ写真用のセーフライトのような効果で感光しにくいってことでしょうね。で、カウンターは、そのフィルムの裏紙に書いてあるコマ数を利用するのです。それと、巻き上げも普通のカメラは次のコマまで巻き上げると止まりますが、このカメラでは止まりませんので、数字のところで止めるのです。シンプルで合理的で操作するのも楽しいカメラですね。



霧島はもう秋

2009年08月30日 | インポート
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空に近い霧島。標高1,200mのえびの高原。車から降りた瞬間に涼しさを感じます。


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不動池。ウツギの花?がいっぱい咲いていました。

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甑岳火口。えびの高原の名前の由来でもある”えび色”のススキが出ていました。甑岳へは短い期間に2度行きましたが、この写真の前に行ったときはまだススキが出ていませんでした。もう秋ですね。

Nikon FE + Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S (160NC) 霧島・えびの高原、甑岳


ラジオの製作(回路修正中)

2009年08月29日 | インポート
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とりあえず、完成した回路。たぶん、これを作り上げるとラジオになります。でも、部品リストを作って単価をいれて積算してみると、高い!!原因はトランス。真空管アンプに使うようなちょっと高級なトランスで積算したってこともありますが、出力段に真空管6AQ5を採用していて、こいつの最適な電圧・電流に設定してあるためにどうしてもトランスが大きくなってしまう。。。う~ん、、、考えるところですね。6AQ5のパワーを落として使うか、真空管自体を変えるか。変える候補は12AU7。これでも十分スピーカーは鳴るはず。ま、確かに6AQ5はオーバースペックですね。



ハリセンボン

2009年08月24日 | インポート
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よく成長したサンゴの下は魚のいい隠れ場所や寝床になっています。サンゴの下を覗いてみるとハリセンボンがいました。たまにサンゴに寄りかかって寝ている姿も見ることができます。

Nikon Nikonos V + W-Nikkor 35mm F2.5 (160NC) 佐多



久しぶりに星空を

2009年08月22日 | インポート
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見に行きました。木曜日の夜がすごくいい天気だったので、金曜もと思いましたが、金曜日はあんまりよくない。。。でもとりあえず見に行こうと。せっかくなので、望遠鏡持って。木星とその衛星(ガリレオ衛星)を眺めてみようと。今月は月に木星が隠される星食も起こりました。ガリレオ衛星は毎日位置がかわらないので観察してると面白いです。小学生の夏休みの自由研究などにいいですね。観察日記をつけて。双眼鏡でもガリレオ衛星は見えます。自分が小学生の時の自由研究はいっつも星でした。

※写真は以前撮ったものです。


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星の写真を撮りにくると、一晩中いますので朝をここで迎えます。1枚の写真に約5~10分の露出時間。その間、目で星を捉えて手は赤道儀のハンドルへ。集中力を使いますがあっという間に時間が過ぎていきます。昨日はカメラなしなので、のんびりと星を探してみてました。

上2枚の写真はただ三脚に据えたカメラのシャッターを開いてほっといただけ。

Nikon New FM2/T + Ai AFNikkor 28mm F2.8D (RDP3 +3増感) 鹿屋・高隈山








アオヤガラ

2009年08月21日 | インポート
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細い2本の魚が見えますか??アオヤガラといいます。去年、ここで1.5mぐらいの超巨大なヤガラと出会いましたが、種類が違います。おそらく大人のオス・メスのカップル。距離はずっと一定で同じ方向泳いでいきます。


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幻想的ですね。水深は3メートルぐらい。浅いところにもいろんな魚がやってきます。

Nikon Nikonos V + W-Nikkor 35mm F2.5 + SB-105 (160NC) 佐多





涼しい夏 告知(長期自然体験活動指導者養成研修)

2009年08月20日 | インポート
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お盆明け、涼しくなってきましたね。まだ生活のリズムを取り戻せないでいるとことです。。。山はもう涼しくなっていることでしょう。海はまだまだ夏になります。陸上に対して海は季節が遅れて進んでいきます。

Nikon F5 + Ai Nikkor 105mm F2.5S (160NC) 鹿屋

9月、10月に文部科学省の事業で小学校長期自然活動指導者養成研修が国立大隅青少年自然の家で開催されます。子どもたちに自然体験の機会を提供するため企画立案や活動のときの指導、事業評価等を行う指導者を養成する研修で、学校関係者だけでなく自然体験活動に興味があり、協力する意思がある方が対象になります。内容を見ると自然体験の知識や技能だけでなく、安全管理、危険予知、企画立案など普段ではほとんど学べないものもあります。趣味で山登りとかキャンプとか海遊びなどとにかく自然の中で遊ぶことをされている方々に対しても(特にリーダーをするような人たち)不可欠な内容になっています。1泊2日を2回、4日間の研修です。興味がある方は、国立大隅青少年自然の家のHPへ

カリキュラム(文部科学省)

8月23日、霧島甑岳登山に行きたい方も。








小魚の海

2009年08月16日 | インポート
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これなんだかわかりますか??
水面ぎりぎりにキビナゴの大群がいます。ずーっと先まで。キビナゴの身体は銀色でキラキラして光をよく反射するので意図的にレンズの絞りを絞って周囲を暗くし、ライトの光がキビナゴの身体を反射してくるのでそれだけを強調してみました。海にいると水面はなかなか見ないので気がつかないものです。水中から浮上するのに上を見て何もないことを確認するのですが、そのときに初めてキビナゴの群れがいることに気づくことがあります。


海海

2009年08月15日 | インポート
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台風も遠くなり、とても条件の良かった日。でも海が荒れてかき回された後は水温が低くなります。ちょっと冷たい海でした。水面移動中の私です。私の前に潜ってる人がいますね。でも寒いだろうな~。私は長袖のラッシュガードを。下は実は競泳用のパンツです。ラッシュガードもあるのですが、保温用のゴムが肌面にあたるタイプで濡らさないと穿きづらくて。。でも足首まであるラッシュガードがほしいところ。先日、足首をクラゲに触られてしまいました。
(撮影E.I μ725SW + PT-033 )

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ちょうど、ブログで紹介したオヤビッチャとカゴカキダイが撮れました。写真はオヤビッチャ。サンゴに群れています。



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カゴカキダイ。鮮やかな黄色であることがわかりますね。自分たちと一緒になって泳いでいました。手でちょっかいをだしてもまたすぐ寄ってきます。

上の写真2枚は、ネガフィルムで。やはり、フィルムの色の感じは好きです。何が??なんて表現できませんけどね

Nikon Nikonos V + W-Nikkor35mm F2.5 + SB-105 (160NC) 佐多




ミノカサゴとキリンミノ

2009年08月14日 | インポート
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ミノカサゴ。細長い羽根が何枚もついています。


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キリンミノ。羽根は扇状に広がります。これが滑らかに波打って動く様子はなかなかきれい。ただ、この魚は会うたびにあごが地面について「疲れた~」という感じに見えます。。。



芙蓉部隊(ふようぶたい)

2009年08月14日 | インポート
今日は歴史の勉強を。
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芙蓉之塔
これは大戦末期に大隅・岩川基地に展開していた海軍の航空部隊である『芙蓉部隊』を慰霊する碑。芙蓉部隊は部隊長美濃部少佐が特攻攻撃よりも通常の攻撃法で戦ったほうが合理的とし、特攻を拒否しました。隊員たちにとっては出撃=死の特攻よりも生きて還る希望のある芙蓉部隊は士気が高かったのではないでしょうか。使用する機材は、エンジンの整備性の悪さからやっかいもの扱いされていた艦上爆撃機「彗星」。カタログスペック上はかなりの高性能の機体ですが、当時の日本にはこの高性能機をまともに作り上げるよい材料も工作技術も不十分、また良質の燃料もないのでこの高性能機の能力を発揮させることもできませんでした。芙蓉部隊はこの機体をなんとか飛べるように努力し、稼働率をあげていました。芙蓉部隊の攻撃目標は、沖縄に展開するアメリカ軍の陸上部隊や航空基地、艦艇ですが、圧倒的な戦力差があり、これに対する戦法は少数機による夜間襲撃を行うこと。それに対してもアメリカ軍はレーダーを搭載した夜間戦闘機で迎撃します。苦しい戦いを続けながら徐々に消耗し、最後の最後は指揮官先頭で特攻するつもりでした。「指揮官先頭」を掲げながら戦史を読むとなかなかその姿が見えてこない日本海軍。考え方は合理的と聞く割には特攻という異常な戦法を編み出した日本海軍。知れば知るほどスマートなイメージは崩れていきます。その特攻やむなしの空気の中でも自分の考えを通し、悪条件の中で粘り強く戦いを続けた美濃部以下の芙蓉部隊が存在したことを知ってほしいと思います。

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岩川基地配置図。秘匿が成功し1度も空襲を受けなかったそうです。