NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

鹿児島本港手前

2012年11月22日 | インポート
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久しぶりの更新です。朝から晩までバタバタ生活です。。。
写真は、鹿児島本港に入港する直前。桜島フェリーと海自の「あさぎり」型護衛艦が見えています。造船工学(海洋学部船舶工学科)をやってた学生時代、このタイプの図面を上からみると、煙突が左舷、右舷に互い違いにずれてるのがとても印象に残っています。つまり2本の煙突が船体の中心線上にありません。前タイプの窮屈なデザインの「はつゆき」型からすると真横から見た感じはスマートになったなという印象でしたが、このタイプを斜めから見ると煙突が幅いっぱいに張り出してとてもスマートに見えません。これは前後・左右に分けた機関配置の直上に煙道を上げたためにこうなっていると思われます。右舷機、左舷機と左右に配置が分かれてしまうので、確かにそうなることも理解できます。次のタイプでは中心線上に煙突2本。かなりスマートになった印象があります。船の設計、一般の機械の設計製図は三角法を用いますが、船は一角法。今仕事で扱う建築も三角法。最初は混乱しました。。。ちなみに一般の船舶と艦艇も若干製図の仕方が異なります。性能(諸元)の表現の仕方も一般の船舶と艦艇は違うところがあります。大きさを示す「トン」は一般の船舶では容積ですが、艦艇では純粋な重さ(排水量)です。船のデザインから構造を推察してみる。私のマニアックな趣味です。

Nikon F2 + Ai Nikkor 35mm F2S (NEOPAN ACROS)


冷たい

2012年11月17日 | インポート
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仕事に行くときに今年初めて霜柱を見ることができました。部屋内の朝の気温はここのところ19℃ぐらい。それほど寒くもないですが、起きた瞬間はとても寒く感じます。山では写真のような長い霜柱ができているのでしょうね。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 35mm F2S (NEOPAN ACROS)


トライX

2012年11月13日 | インポート
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モノクロフィルム トライXで撮影したオリオン座
小学生のころ、天文雑誌をみるとモノクロの天体写真はほとんどがコダック・トライX(Tri-X )で撮影されたものでした。肉眼で見えない、散光星雲のガス(Hα領域)を写すには103aEとかテクニカルパンという水素増感するモノクロフィルムが用いられてました。とてもそのような特殊なフィルムは扱えなかったので、トライXになるのですが、これも当時は高かった印象があります。たぶん、海外製品は高かった?パッケージもすべて英語。何が書いてあるのかすらわからなかったですが。

感度が高く、天体写真に相性がよく、この写真も固定したカメラをオリオン座に向けて1段絞りで25秒露出しただけ。

トライXは昭和29年に発売開始ですので、60年近く使われていることになります。主に報道関係で使われていました。50周年の時にコダックが記念の報道写真展を開催したのを覚えています。

フィルムの文化、続いて欲しいですね。

Nikon FM3A + Ai Nikkor 50mm F1.4S (Tri-X)




もみじ

2012年11月12日 | インポート
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今年の写真でお気に入りといえばこれ。ちょうど緑のコケの上にもみじの葉が落ちていました。近くの高隈山もいつのまにか冬枯れの景色になったようで、今年は紅葉の期間が短かったような気がします。

Canon New F-1 + NFD 28mm F2.8 (RDPⅢ)


Nikon F5

2012年11月09日 | インポート
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Nikon F5 + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
私の所有する一番新しいフィルムカメラ。といっても1996年発売のNikon F5。山岳遭難救助訓練の時に訓練の様子をサッと撮るために持って行きましたが、とても快適。瞬間にピントが合うのと、仕上がったネガは逆光でも露光不足ではなく、露出が正確。このF5に使われている3D-RGBマルチパターン測光が非常に優秀であることを感じさせてくれます。重いですが、そんな重さも感じませんし、チタンのファインダーカバーは堅牢さを象徴しています。普段マニュアルフォーカス、手巻きのカメラをメインに使っているので特に快適に感じるのかもしれません。

このカメラが登場した数年後はデジタルカメラが普及し始めるころ。学生時代の卒業論文は、自律型水中ロボットのセンサにCCDカメラを搭載して、デジタル画像処理で運動制御や観察対象物を捜索したする技術。このデジタル画像処理の技術はコンデジの顔認証機能などは身近ですね。工場の品質管理とか、、、ミサイルの誘導装置などなどいろいろ使われています。そんなデジタルカメラの技術を勉強しておきながら使ってるカメラはほぼフィルムという。。。

雨の中とか灰の中とか悪条件でこのF5の出番になるのですが、悪条件でもなんとも。3年前にオーバーホールに出したときに電源部やシャッターユニット、メイン基板を新品に取り替えていますので、まだまだ使えます。


天狗峰を降りる

2012年11月08日 | インポート
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根子岳・天狗峰
今年ここにくるといつも雨かガス。今度も登りはガス。嫌な感じがしましたが、帰りはいい天気になりました。紅葉を眺めながら懸垂下降するのは緊張感も忘れてしまいそうになりますが、気持ちがいいですね。最後に降りましたが、ここの支点の岩、よく観察してみると下は隙間があって、どうやって止まってるのか??と思ってしまいます。人が1人ぶら下がってもどうってことない重量には間違いないですが、懸垂で飛び出した瞬間に岩がグッと動くんです。いろんな想像をしてしまいますね。

Canon New F-1 + NFD 28mm F2.8 (RDPⅢ)



アンドロメダ大星雲

2012年11月07日 | インポート
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23時ごろ星空を眺めると真上にアンドロメダ大星雲がきていました。東の空はオリオン座。すでに季節は冬になりつつあります。こないださそり座を見ていた気がするのですが。この時期、自分が「視力検査」に使う天体がいくつも。このアンドロメダ大星雲、カシオペアの二重星団、プレアデス星団(すばる)。最近の視力検査では2.0は測らなくなっていますが、1.5はまだ余裕があるので、見えているはずです。目は視線中心よりも周辺部のほうが感度が高いので、淡い天体を探すときはわざと視線をわずかに外したところで見ています。若干、コツがいります。

Nikon FM3A + Ai Nikkor 105mm F2.5S (E200 +3増感)



根子岳

2012年11月06日 | インポート
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根子岳 
今年は今まで3回も登っていますが、去年以前は3回しか登ってないので、今年はよく登ってます。20代のころ、ルートじゃないところを地形図でルートファインディングして登頂を目指しましたが、やぶこぎ、時間切れで撤退したこともありました。もう眼前に天狗峰が見えていたのですが。。。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

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天狗峰東方向から見た根子岳の稜線。山の側方から見る姿と比べると実に立体的でより変化に富んでいます。「根子岳」の姿を端的に表すとこんな感じでしょう。とても魅力のある山ですね。

Canon New F-1 + NFD28mm F2.8 (RDPⅢ)