NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

モノクロフィルム

2012年09月30日 | インポート
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今、フィルムローダーに入っているフィルムはコダックのTMX(T-MAX 100)。粒状感があまり感じられず繊細な表現に向いているフィルム。でもこういう被写体の時はやはりTri-XやNEOPAN PRESTOのようなフィルムらしい粒状感が欲しいところ。現像液をミクロファインからスーパープロドールに替えてみてももっと粒状感が出るでしょうね。モノクロフィルムの表現、いく通りもあり奥が深いもの。プリントまでやるとさらに。T-MAXを使っていながら薬品は富士のミクロファインでずっと通してるのが自分のやり方ですが、普通にT-MAXの専用T-MAX Developerでやってみるかな。

Nikon F3P + Ai Nikkor 50mm F1.4 (TMX) 鹿児島市





台風

2012年09月29日 | インポート
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またしても週末に台風ですね。予定もキャンセルになりました。午前中は仕事を片付けて、午後からはカメラのオーバーホールの続き。それと、昨年受験できなかった1級アマ無線の勉強でもするか・・・という休日です。

Mamiya M645 super + SEKOR C 45mm F2.8 N (FP-100C)


2012年09月28日 | インポート
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ここのところの日の入りは18時10分ごろ。ずいぶんと早くなりました。夏は20時ごろでもまだ明るさが残っているのに。休日、帰る途中で撮った夜景。20時過ぎ、すでに真っ暗です。手前は垂水市。錦江湾を挟んで鹿児島市内の夜景が見えています。レリーズも三脚もなかったので、カメラを上から押し付けて。

PENTAX MX + RICHO XR RIKEON 50mm F1.7 (FUJICOLOR 100) 垂水市



ハリセンボンの目

2012年09月26日 | インポート
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ハリセンボンの目は大きいのでスピードライトを点灯させて写真を撮るとびっくりしたかのように写ります。・・・かのように、ですが、実際に魚を撮る時にスピードライトを発光させると驚く魚もいます。ハリセンボンはあまりびっくりしないような感じに見受けられますが、どうなんでしょうね!?

Nikon NIKONOS V + W-Nikkor 35mm F2.5 (RXP) 佐多


タカクマホトトギス

2012年09月25日 | インポート
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タカクマホトトギス
そろそろ満開になりそうです。御岳へ行ってみるといっぱい見ることができました。”タカクマ”の名が付く高隈山の固有種。一緒にヤマジノホトトギスが咲き、いつもこっちのほうが多い印象があるのですが、今年はタカクマホトトギスの方が多い印象があります。




ヤガラ

2012年09月24日 | インポート
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ヤガラ(アオヤガラ 2匹います。細長い魚。)2009年撮影
今年はあんまり出会わないですが、ヤガラに会うといつもこの形。つまり番(ツガイ)でいます。しかも併走することなく、前後の関係。どっちがオスなのかメスなのかはわかりません。先日今年初めて浅いところで会ったのですが、写真には撮れず。。。やはりこんな形、体長は40センチほど。大きいのは1mを超えます。ここの海でも大きなヤガラをたまに見ることができます。ただし、大きいのを見るときはアオヤガラよりもヘラヤガラが多いです。ヘラヤガラはアオヤガラよりも太い。しかも色が様々。褐色一色のタイプや横帯が付いたものなど、いろんなタイプがいます。

Nikon NIKONOS V + W-Nikkor 35mm F2.5 (RHP) 2009年 佐多




整備中

2012年09月23日 | インポート
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Nikon Nikomat FTN
1967年登場の”ニコマート”。"Nikon"のロゴではないカメラです。当時Zeiss Ikon(ツァイスイコン)からクレームがついたからだと何かで読んだ気がします。これ以前ではレンズを通して光の強弱を測る際に当然絞り込んで撮る場合もあるので、ファインダーを覗くと暗くなっていました。よって、絞り開放で絞り値を補正して測光できないか(開放測光)という今では当たり前のことをどうやって実現させるかと試行錯誤していた時代です。このNikomat FTNではレンズ装着時に絞り輪を最小値から開放まで一往復させることでボディ側に絞り値を読み込ませる仕組みとし、開放測光を実現しています。その動作は”ガチャガチャ”と呼ばれています。

動作確認してみると、Pressが使っていたために酷使された機体で巻き上げにひっかかりがありました。バラしてみると、巻き上げ機構とシャッターチャージの連動部分、動きが悪くなっています。とりあえず、ばらして清掃して注油して動きを確認してみます。ファインダーもずいぶんと汚れていて清掃が必要です。それにしても機構がシンプルで後のFMシリーズよりもボディが大きいせいか余裕があります。整備しやすいですね。適度に使って、適度に整備していると十分一生ものでしょうね。この機体は後期型となるのですが、すでに40歳超えているでしょう。

Nikon D2H + Ai Micro-NIKKOR 55mm F2.8S


イシガキフグ

2012年09月21日 | インポート
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イシガキフグ。30センチぐらいにもなるずいぶんと大きいフグ。背中に短いトゲトゲがいくつも見えますね。これハリセンボン科です。でも立てることはできないようです。このフグものんびりゆったり。動きがスローで癒しの雰囲気です。無毒なので、食べられます!

Nikon NIKONOS V + W-Nikkor 35mm F2.5 (RXP)


Oリング整備

2012年09月21日 | インポート
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ニコノス(水中カメラ)の整備。浸水を防ぐOリングの清掃をしています。耐水圧50mの性能もこのOリングがあるからこそ。汚れを落として、グリスを塗ります。今のところ劣化なし。海から帰ってくると結構砂をかんでいるので清掃は大事。ニコノスは2001年に生産終了していますが、2012年の今でもこのOリングは提供されています。修理の受付も2015年頃まではできると思います。今は巻き上げに不具合があり、巻き上げたらレバーが戻らないですが、水中ではスピードライトチャージの時間があるので、十分に手動戻す時間があり、実用には問題なし。修理可能期間が終わるころにオーバーホールも兼ねて修理に出そうかと思っているところです。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D



サンゴ

2012年09月20日 | インポート
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サンゴ(ミドリイシ)
今年潜っているポイントは1箇所。ここに通って8年ですが、サンゴの面積もほとんど変わってないように見受けられます。年々エントリー地点から水面移動距離が伸びて遠くまで行くとさらに豊かな海であることを感じさせてくれます。海底の地形図を描いていますが、とても複雑で狭い水路が入り組んでいたり冒険的なダイビングもできます。

先日はサンゴの産卵の後でした。水面・水中ともサンゴのピンクの卵でいっぱい。海は濁っていますが、気持ちはワクワクしますね。10月前半まではラッシュガードで潜れるので、まだまだ楽しめます。今年は冬も行ってみようかな。

Nikon NIKONOS V W-Nikkor 35mm F2.5 (RXP)


夏の雲

2012年09月19日 | インポート
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錦江湾の湾口付近、硫黄島、黒島上空に雲が一列になっています。写真を撮った場所は雲によってすでに太陽を見ることができなくなってしまいましたが、雲を見ると赤くなった陽光をまだ反射しています。日の入りがまだということを感じます。

FUJI GS645S + (EBC FUJINON W 60mm F4) (RVP F) 根占




ニザダイ(幼魚)の群れ

2012年09月18日 | インポート
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ニザダイ(幼魚)の群れ。幼魚は尾びれが白いのが特徴。大人になると胴体と同じような色になってきます。また尾びれ近くの骨質板(骨の関節部分のような突起)が目立ってきます。この部分、触ると結構鋭いです。この魚は幼魚も成魚もいつもこのような群れで見られます。身が臭いせいなのか、市場には流通していないですね。

Nikon NIKONOS V + W-Nikkor 35mm F2.5 (RXP) 佐多






ポラ写真

2012年09月17日 | インポート
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久しぶりに撮ったポラ写真。たぶん、5年ぶりぐらい。結婚式をこれで撮ったことがありました。私のカメラのポラバックは、配線が1本断線しているので露出計との連動ができない状態ですが、修理せずにそのまま使っています。こういうのは勘で撮ったほうがおもしろい。ラチュード(露出寛容度)も広いので。

MAMIYA M645 super + SEKOR C 45mm F2.8N (FP-100C)


ポラロイド

2012年09月16日 | インポート
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最近、富士フイルムのチェキがよく売れているらしい。インスタントカメラ。インスタント写真を通称”ポラロイド”と言ったりしますね。ポラロイドはメーカー名です。自分もポラ写真とかポラロイドと言っています。すぐに紙で写真が出てくるのはおもしろい。その場でみんなで見たり、コメントを書いたり、楽しさが広がるカメラですね。

自分はチェキは持ってませんが、中判カメラにポラロイドバックを取り付けることでインスタント写真を撮ることができます。久しぶりにやってみました。カメラはMAMIYA M645 super。 フィルムはピールアルパートタイプ・フィルム(8.5×10.8cm)。10枚パックになっており、ポラロイドバックに10枚パックを挿入して使います。撮影後フィルムをポラロイドバックから引き抜いた時点から現像が始まり、約90秒で写真が出来上がり。中判の6×9を使うと、フィルムの画面いっぱいなのですが、645では60%ぐらい。余黒が多く出ますが、白のマジックでコメントを入れられます。中判カメラ+ポラロイドバックを使うとチェキよりも大きい画面になるのが利点ですが、チェキも名詞サイズという、つまり名詞ホルダーに保存できる優れた特徴がありますね。

仕上がりはフィルム特有の色合いというか、デジタルカメラのの繊細で鮮やかな表現に比べると線が太く、眠たい感じですが、それが心地よく感じるのでしょうね。記録的ではなくて芸術的です。

今や写真のほとんどはデジタル。ネガフィルムもDPE店ではデジタルでスキャンしてプリンタで打ち出すという手法。光学的な焼付けによる美しいプリントはモノクロを自分やプロラボで焼き付けるかポジフィルムのダイレクトプリントをする人しか見られないので、ポラロイドは唯一デジタルを介さない光学的な写真を見ているのかもしれませんね。