NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

サツマイナモリ

2013年04月30日 | インポート
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サツマイナモリ

散歩しながら桜を撮るつもりで行ったつもりの大隈湖でしたが、桜以外も満開。現像したネガをチェックしたところ、桜の写真はわずかでした。

分解整備を終了させたRICHOの135mmで。1970年代のレンズ。壊れて、長年放置されて自分のところへやってきました。整備後の中古ランクはAでしょう。光学系にはまったくダメージなしでした。おそらく、レンズを拭いたことすらなかったのかも。レンズ1枚1枚をチェックしましたが、ホコリ1個すらない状態でした。ヘリコイドと絞りの動き不良のみでしたが、これだけで使用不能のジャンク品になります。PENTAX Kマウントは、最新のミラーレスにも使えるし、PENTAXはKマウント仕様のミラーレスも出しているので、ぜひ活用してほしいレンズのひとつ。

PENTAX ME + RICHO XR RIKENON 135mm f2.8



特性を知る

2013年04月29日 | インポート
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ミニアンプのプロトタイプから電線を引き出して真空管を動かしてみます。3台設計中で真空管の特性を知るために。真空管はデータシートがありますが、結構ばらつきがあることも。実際に使う予定の真空管を動かして測定してみるのが一番。この状態でスピーカーを駆動できます。






サブマリン1ピッチ

2013年04月28日 | インポート
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鬼岳サブマリンカンテ1ピッチ

リードクライマーじゃなければ、体力さえあれば登れると思われるサブマリンカンテですが、どうもここの1ピッチはなんとなく嫌な感じがします。でも登りきったあとの景色は最高ですね。


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開聞岳を遠くに眺め、真下は錦江湾

Nikon D2H + Ai Zoom-Nikkor 28-50mm f3.5




プロトタイプ・実験

2013年04月27日 | インポート
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依頼製作中の携帯音楽プレーヤーと組み合わせるアンプのプロトタイプに実際にiPodを接続して実験します。

予想よりもiPodが出す出力は弱い。よって小さい電源トランスのアンプでは大きな音量は厳しいですね。ただし、写真左の半導体のプリアンプ(2008年に自作)を途中に挿入すると俄然大音量でもびくともしないがっしりした音。音量だけはメインシステムになります。現在パワーを稼ぐために出力段の真空管(6AQ5)はビーム管接続としています。ストリングスは倍音が良く乗ってとてもさわやかな音。低域も力強い印象。

真空管には三極管よりも新しい時代にできた効率のいい五極管やビーム管という種類がありますが、オーディオ用アンプでは三極管の音がよく聴こえると言われます。でもパワーが出るのはビーム管等の多極管。現在市販しているスピーカーシステムは感度が悪いので、三極管のシングルアンプではパワー不足になるかもしれませんね。アンプの性能が上がったおかげでスピーカーは小型でも低音が出せるようになりましたが、感度が悪くなってしまいました。

ギターアンプでは、6V6とか6L6などビーム管が主流。ビーム管に特徴的な鮮やかな音というかなんというか。真空管の音ってこんな音だ!という主張するような。

自分は三極管の音が聴き疲れしない印象を持っています。ごく普通の音(これが大事)。よって自分の作る真空管アンプはほぼ三極管。ビーム管でもいいアンプを作ってみたいですけどね。

もっと出力段の真空管に信号を送り込む前に大きくゲインを稼いでいたほうがいいようです。初段トランジスタ、出力段真空管というハイブリッドなアンプが頭の中に浮かんできます。

iPodと真空管アンプ。iPodに取り込んだ曲とラジオ、動画も見れますので、これだけでオーディオシステムが完結してしまいます。




鬼岳 ミツバツツジ

2013年04月26日 | インポート
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根占・鬼岳で見つけたミツバツツジ。霧島で見るミツバツツジに比べてとても色が濃い。にんじんを想像させるような濃厚なオレンジ色でした。花も大きくて変わっていました。葉を見ると明らかにミツバツツジなんですけどね。

Nikon D2H + Ai Zoom Nikkor 28-50 f3.5



ミニアンプ 仮完成

2013年04月24日 | インポート
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ミニアンプ 仮完成

依頼製作するiPod等の携帯音楽プレーヤーと組み合わせる真空管アンプのプロトタイプとして、ガラクタをかき集めて作った”ミニアンプ”仮に完成して、音を聴いて、データを取っていろいろ実験しました。

ラジオ用のトランスで少ない電流しか流せないために、少ない電流でどこまでできるか?それが一番の課題でした。出力段を定電流バイアス方式としています。仮に完成させてみるとさすがにボリュームを上げると歪みます。実用上は十分ですが、もうちょい欲しい。。。幸い、トランスにはまだ余裕があるので、初段の真空管を当初の6SN7GTを6SL7GTとし、電流量を減らし、より出力段の真空管に資源をまわすことにします。定電流バイアスなので、絞れるだけ絞れます。

この設計変更で抵抗をいくつか取り替えれば完成です。





鬼岳のツツジ

2013年04月22日 | インポート
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空に向かう鬼岳・サブマリンカンテ。途中で目の間にツツジが咲いていました。緊張感の連続の中で唯一の癒し。クライミングを一時中止して岩に這いつくばって写真を撮ります。

でもそこは通り道。踏まないように・・・

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Nikon D2H + Ai Zoom Nikkor 28-50mm f3.5




高隈山山開き

2013年04月18日 | インポート
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高隈山山開き 御岳山頂にて。

先月予定されていましたが、悪天候のため延期されていた高隈山の山開き。御岳で開催されました。

普段登山者にほとんど合うことのない高隈山ですが、この山開きには80人ほどが参加し、賑やかな山登り。しかも天候は晴れて、風もなく。ちょっと霞んでいましたが、山頂からは屋久島の姿も。

霧島山岳会では、他山岳関係団体とともに登山者のサポートをしつつ自分たちも山登りを楽しみました。

参加されたみなさん、お疲れ様でした。またこのような企画をして頂きました鹿屋市観光協会のみなさん、ありがとうございました。高隈山を多くの人に知っていただきたいと思っています。

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高隈山・御岳五合目登山口付近。ここからの階段がつらい。。。ゆっくりゆっくり登りましょう。

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山頂へ。途中でちょっと気分が悪くなられた方も元気復活して山頂まで。

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遠くにうっすらと屋久島が見えています。

Nikon D2H + Ai Zoom-Nikkor 28-50mm f3.5S




テスト中

2013年04月17日 | インポート
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テスト中

定電流回路をブレッドボードに作って、真空管を駆動中(定電流バイアス)。3端子レギュレーターを使えばこのとおり、3端子レギュレーターと抵抗だけで簡単に定電流回路ができてしまいます。任意の電圧の安定化電源もこいつで簡単に作ることができます。この3端子レギュレーターは、5Vの固定出力。

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アンプに実装してテストします。結果はさすがに計算どおりになってくれます。それにしても6BQ5のプッシュプルアンプはパワフル。



ミニアンプ

2013年04月15日 | インポート
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また作っています。

小さいサイズの”ミニアンプ”。デスクトップに乗せて、iPodやウォークマン等の携帯音楽プレーヤーと組み合わせて使う真空管アンプを依頼製作中なのですが、今手持ちの材料で試作品が作れると思い、設計せずにすでに作り始めているという。。。真空管のヒーターは写真のようにすでに点灯しますが、中身は空っぽです。

シャーシは、再生受信機(真空管式のAMラジオ)だったもの。今住んでいるところはAMラジオが聴きづらく、長いアンテナが必要だったので、使っていませんでした。そのシャーシを再利用。トランスも並四ラジオ用。よって大きな電流が流せないために設計が難しいところ。半導体(3端子レギュレーター)で定電流回路を作ってみようと思います。とりあえず、ブレッドボードで試してみるかな。真空管に半導体を組み合わせるというハイブリッドなイメージですが、このような半導体があることで真空管の利用の仕方の幅も広がっているような気がします。

実験して、完成させて、テレビ用のアンプで使うつもり。うちは、PCとテレビとモニターは共用で、モニターのスピーカーを使っているのですが、とりあえず音が出てるという程度。。。オーディオは学生時代から進んでいましたが、テレビは地デジ化ギリギリまで14インチのブラウン管でした。しかも音はモノラル。今でもテレビはモノラルでいいと思っていますが。。。











修正終了

2013年04月11日 | インポート
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修正終了

先日、各部の測定をして定数を変更する箇所があったので、部品取替え。当初、実験的な製作だったので、性能をケチっているところもありましたが、それも修正。ガッチリ完成させました。現在6AS7Gを6080に入れ替えて使っています。

いつも大事にしているコンセプトはローコスト。トランスは中古品。信号の配線は、高価なアンプ専用ではなくLANケーブルをばらしています。シールドはないですが、LANケーブルは音楽の信号を伝送するにはいい感じ。CD~アンプ間のラインケーブルもこれで自作しています。シールドがないために実際には左右への信号の飛びつきやノイズの混入もあると思いますが、聴感上問題ないので、よしとしています。スピーカーケーブルも専用のスピーカーケーブルは高いので、工業用に使われるVCTケーブル。スピーカーケーブルに比べると、激安です。専用のスピーカーケーブルに比べても遜色ないと思います(測定したわけではないが)。電子部品も世の中にはオーディオ用という高級パーツがありますが、一切使っていません。すべて安価ですぐに手に入るもの。結果、補修するときも容易に可能です。

予想以上のいいできになりました。特に解像度が高く、透明で輪郭がしっかりしています。立ち位置の感じ、臨場感もよく感じられます。空間の再現性もいい感じなので、出力管を1本で担当してることはそれほどチャンネルセパレーションを悪くしていないのでしょう!? 電源回路は左右分割して対処しています。高域は今まで聞こえてなかった音も聞こえてきます。パーカッションの炸裂は実にきれいです。低域の量感はもうちょっと欲しいところですが、ハイパワーの6BQ5プッシュプルアンプに比べてもそれほど遜色ありません。解像度は、内部抵抗の小さい真空管を使っているのである程度予想はできたのですが、初段1段で鈍感な真空管をドライブできるのか?増幅率2という小ささでまともな音量になるのか??という疑問がずっと付きまとっていました。いずれも問題なし。ただし、音量は低能率のスピーカーと組み合わせると苦しいでしょうね。大型のフロアスピーカーをゆったりと鳴らすタイプのアンプです。