NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

夏の休日

2010年08月27日 | インポート
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のんびりできる時間もありました。でも今はまたバタバタ中。某試験の1次試験に合格して2次試験対策中です。(この話)

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海道具を片づけ中。久しぶりにウェットスーツを着てみると苦しい。。。でもおなか周りでなく胸周りなのでまだいいかな。ウェットスーツを押し広げながら着てしまいます。

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カメラの掃除。使ったらすぐ掃除すればいいのにいつもほったらかし。3台まとめての掃除になりました。


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Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D




安全な山登りのために(スキルアップ登山)

2010年08月23日 | インポート
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引き上げシステム(1:1オートブロックシステム)
プルージックによるバックアップは1系統のみのシンプルな引き上げシステム。引っ張り上げられますが、引っ張り上げる手を離したとしてもバックアップにより落下しません。やってみるとバックアップがいかに安全かつ必要であるかわかります。

安全な山登りのために・・・・体力、知識、装備、技術・・・いろいろな要素がありますが、常に知識を得る努力をし、常に装備し、常に使いこなせるようになっていなければなりません。日々の平凡な登山がそうでなければならないのです。自分の中では『日々の平凡に徹する』という言葉を使っています。

最低限の準備をもってしても事故は起こります。ただし、悲観的に最低限の準備をしていれば楽観的に対処が可能になります。登山事故に山の難易度は関係ありません。どこでも誰でも起こる可能性があります。

幸い、自分の仲間たち、その繋がっている方々はいろんな知識に長けている方々が多く、プロフェッショナルもおります。スキルアップに関してはいろんな角度から勉強することができますので興味のある方々、一緒に勉強しましょう。

過去、登山で使うロープワークや登山計画書の作成、読図、コンパスの使い方などなどやってきましたが、今回はロープレスキュー編でした。次回はファーストエイドを中心にやりたいかも。あと無線通信訓練とか。できれば自然体験指導者のフォローアップになるようなことも考えていこうと思う。

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テープスリングでスワミベルトを作り、フィックスロープと繋いで身体確保する。もっともシンプルで簡単な方法。

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チェストハーネスを使うとこんな感じ。

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保温。倒れている傷病者を体位変換しながらシート(写真黄色いシート状のものはチェルト)を敷いて保温する。




坊がつるへ 北千里ヶ浜~長者原

2010年08月23日 | インポート
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坊がつるを離れて北千里ヶ浜へ向かいます。

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法華院温泉で休憩。といっても5分ぐらいしか歩いてないけど。。メインザックの重さは歩き始めが辛いです。無線機で受信していると中国・四国地方からの電波がよく入ってきますし、福岡市内からの電波も。なんとなく自分がどこにいるのかわかりますね。

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北千里ヶ浜へは急な登り。たまに振り返って坊がつるを眺めます。(背景の奥の平地)

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北千里ヶ浜。広大で首を振って見渡したくなります。ガスが出てくるとちょっと気持ち悪いところですが。。。かつて遭難事故も。

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晴れたり曇ったりと天気が変化します。


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すがもりを越えて長者原へ下り始めました。が、今度は雨。カッパを着るまでもないかなと思ったのですが強くなってきて、、、結局カッパ+ザックカバー。ここからしばらくは雨。


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長者原まで降りてきて振り返ると青空! なんだか久しぶりに長者原に戻ってきた気がします。出発した時間と帰ってきた時間が同じだったので今からまた出発!?みたいな気分になることも。。。坊がつるキャンプ。ご一緒していただいたみなさま、ありがとうございました。次回またテント担いでどこかに。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S (SUPERIA PREMIUM 400)
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D



今年の初海(いろいろ)

2010年08月22日 | インポート
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ナマコの放精。年に一回一斉に放精すると言われています。海が濁るぐらい。2年前は7月下旬でしたが、この写真は8月中旬。ひと月も違います。

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ウツボ。穴から出てきていてしかも大物!だったのでこれはチャンスとずっと手前で潜水して接近したのですが気づかれてこの通り。。。身体が大きいし、立派な歯も持ってるのに臆病な性格なんです。積極的に攻撃してくることは稀です。

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穴に入ってると落ち着くのでしょうね。顔を出してくれます。(上の写真とは別のウツボ)たぶん、もっとも口を閉じた状態!?骨格の構造上口が完全に閉じられないようです。

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タコノマクラ。おもしろい名前が付いてますね。なんでも上に載っけてしまいます。でもタコノマクラを担ぐカニもいるようです。ウニの仲間。



坊がつるへ 山中泊の朝

2010年08月20日 | インポート
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山中泊の未明は大雨。起床時間も雨だったらそのままテントで待機のところですが、止んでくれてすっかりいい天気でした。今まで経験した山中泊、雨が降らなかったほうが珍しく、6年前から参加している冬の高隈山縦走でも2泊~3泊のうち1度以上雨の夜です。

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朝ごはん。A-Zさんのコーヒーミルが出てきたときにはびっくりでしたがやっぱりおいしいですね。ちなみに、私は自宅や職場でコーヒーを飲むことはないです。が、山ではおいしい。登山の計画、装備はとにかくシンプルに!!と教わってきた私の装備は緊急時の安全装備以外は実にシンプルなのです。。。でも快適装備も欲しくなりました。ゆっくり落ち着いてコーヒーを飲むのもいいですね。落ち着きます。


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私はトマトリゾットの準備を。前日に飯盒(ハンゴウ)でrieさんが炊いてくれたご飯をそのまま利用します。持ってきた食材は食べていかないとザックが軽くなりませんから、無理やりでも食べます。総重量は変わらないはずですけどね~。おなかに入ると軽い。


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テント撤収。雨に濡れたまま。写真のテントはrieさんのステラリッジ2型。おろしたての新品。でも私が使わせていただきました。バックに写ってる私のステラリッジ3型は女性2人に入ってもらって。私のテントには高隈山の土や植物のくずがいっぱい入ったままでしたね~。ごめんなさい。


起床からテント撤収まで時間を計っていました。計画上はここを8時半までに出発だったのですが、起床したのが5時で十分に余裕がありました。そこで時間を気にせずにゆっくり作業をしたら起床から出発までどれぐらいかかるのか??を知りたかったのです。というのも、冬山縦走山中泊の時にいつも起床から出発までバタバタ作業しても計画の出発時間にギリギリか、超過してしまうかという状況だったので適正な準備時間はどれくらい??といつも疑問だったから。いつも時間を計ろうと思っていてもバタバタしていて忘れてるんです。もちろん、季節もパーティの規模もスキルも装備も全然違いますけどね。今回計った結果、2時間半。朝の美しさに見とれて写真を撮ってる時間もありますからそうとうゆっくりの時間と言えます。

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坊がつるから北千里ヶ浜へ向かいます。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S (SUPERIA PREMIUM 400)
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D



ちょっとだけ海底へ

2010年08月19日 | インポート
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水面近くのクラゲ観察をしてると、視界に海底近くの魚の群れが入ってきます。水深約5メートル。ここのポイントは遠浅ですが、急激に深くなっていてそのエッジの部分に魚多く集まっています。ダイブして海底に着くとクマノミがいました。

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ソラスズメダイ。鮮やかな青(空色)いつ見ても飽きません。このソラスズメダイは大人。上の写真、左にわずかに青の集団が見えますが、これはソラスズメダイの子供チーム。分かれた群れで生活しているようですね。子供チームはわりとまとまっていますが、大人チームはまとまりのない大きな群れ。





坊がつるへ 夕方・夜

2010年08月18日 | インポート
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坊がつる。静かに時間が過ぎていくのがいいですね。でも登山隊はアタックザックに切り替えて中岳を目指します。

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中岳アタックを始めましたが迂回路の沢ルートはガスが降りてきて見通しが悪く、もちろん沢なので足場も悪い。何よりも下山時にルートファインディングが困難と予想されたためにここで終了。引き返します。沢を使ったルートは普通、困難なルートになります。このようにガスの通り道になったり、人間の視界は下から上を見上げていると広いのですが、下を向くと出口一点に集中してしまいます。特に見通しの悪い時に沢を通ると、沢から上がるポイントを見失う可能性が高くなります。

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ヤマアジサイ??

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下山して法華院温泉でのんびり。温泉からテントに戻るころは日が暮れる前でした。

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夜は、rieさん、えみちゃん企画の力うどん。あとA-Zさんの山道具たちや星空を眺めたりして過ごしました。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S (SUPERIA PREMIUM 400)
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D






今年の初海(カブトクラゲ観察)

2010年08月16日 | インポート
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今年の初海は、バディ無し(単独)なので原則水面のみ(ダイブしない)!!と決めて佐多へ。毎年、カブトクラゲが多くいるのですが、なかなか写真に撮ることができなかったのでじっくり観察してみようと思いました。透明なのでピントがなかなか合わないんですね。。。ニコノスで絞りいっぱいにして撮ればいいのですが、この日はフィルムが無く。。。借り物デジカメで。この写真はそのカブトクラゲ。通常は右が水面を向いてます。2本の長いのはなんでしょうね!?図鑑を見るとカブトクラゲは触手を持たないとなっています。それならば触角!? このクラゲの最大の特徴は発光器官があること。これもキラキラとイルミネーションのように光っている部位がありました。

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下から見るとこんな形だったのですが、水流で大きく形を変えます。

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ある大きなカブトクラゲを観察していると何かの幼魚が一緒にいました。おそらくクラゲに守られて生きている感じなのでしょう。ずっとピッタリくっついていました。ハシゴみたいな構造になっているのがカブトクラゲの発光器官です。一部、オレンジ色や黄色に発光していますね。

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なかなか観察していて楽しいクラゲです。










坊がつるへ 坊がつる

2010年08月16日 | インポート
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雨ヶ池経由は森の中。涼しい中を歩くことができました。


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坊がつるへ到着しました。重い重いメインザックを担いで6キロ弱をゆっくりのんびり3時間ほど時間をかけてようやく到着しました。


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テント設営中。つっぱる用の金具を使わなくてももうできるよね!?スキルアップの成果を。

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Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S (SUPERIA PREMIUM 400)
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D



坊がつるへ 雨ヶ池

2010年08月15日 | インポート
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雨ヶ池にて

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長者原から雨ヶ池は森の中。日差しが強いし、にわか雨もあるので森の中はいいシェルターになります。ここちよい風も吹き、気持ちのいい山登りでした。

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雨ヶ池へ到着です。


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雨ヶ池は花いっぱいでした。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S (SUPERIA PREMIUM 400)
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D





スキルアップ登山(アウトドア好き、自然体験指導者等自主勉強会)

2010年08月14日 | インポート
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自分の仲間たちで簡単なロープワークや測位(コンパス)、ビバーク(チェルト設置)などやってきましたが、今度はスリングとカラビナ、補助ロープを使ったいろいろなテクニックをやってみましょう。大崩山や磯間嶽等のやや危険な山でもより安全に行けるようになるはずです。や山でもあとシミュレーション等もやりたい。傷病者役になりたい人もOK。もしやってみたい方は連絡をください。掲示板か左の下のメール送信をクリック。8月21日に霧島にて予定しています。

テープスリング、カラビナ(安全環付き)、補助ロープ(Φ6mm×10m)をお持ちの方は持ってきてください。



坊がつるへ タデ原

2010年08月13日 | インポート
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長者原、タデ原湿原は夏の緑の景色。

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登山隊は、雨ヶ池へ向かいます。標高差はあまりなく、森の中で日光も遮られるために真夏の日中に歩くには最適のところ。
ザック、みんな赤。

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タデ原湿原


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ザックが歩いてるようです。1泊2日の生活道具が詰まっています。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D






坊がつるへ カメラ

2010年08月13日 | インポート
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そろそろメーカーの補修期間が終わると思って慎重に取り扱おうと思ったFM2。でも期間延長の発表があってかなり気分が変わりました。今まで通りラフに取り扱ってもいいかなと。雨が降って、ザックの中に納めたのはFM2ではなくてD2Hのほうでした。でも実は雨に強いのはD2Hのほう。今回は山中泊で荷物が重く、できるだけ軽く。こういうときはFM2の出番です。フィルムはカラーネガ。

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でもサブカメラにD2Hを持って行くと、重たい。。。でもrieさんが自分のカメラを置いていかないと行けない事態になっていたので!?ほとんどの間持ってもらいました。ボディ+レンズで約1.5キロ。重かったですね~。。。でもいい仕事してくれます。




真夏の九重山 坊がつるへ

2010年08月10日 | インポート
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久しぶりの九重山。坊がつるをベース(テント泊)に周りの山へアタックをかける登山計画で先週から山登りスタート(計画書の作成からすでに登山は始まっている。)。8月7日に長者原から雨ヶ池経由で出発。天候・体調・時間・登山道様相等様々な条件が計画書通りにしてくれませんでしたが、8日の昼には無事に心満たされて下山することができました。何よりも坊がつるでこの天気。これでも8日未明は大雨だったんですよ。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D (撮影:rieさん)



夏の山の天気

2010年08月05日 | インポート
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霧島・韓国岳

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朝日を見ようと暗いうちから出発しましたが、1合目付近からすでに大雨。。。平地は晴れていたのに山は雨です。これは地形が影響していて山で強制的に上昇気流が作られるために山で雲が発達します。猛烈に発達したときは雹(ひょう)が降ることも。大幡山あたりを歩いている時に2度ほど雹に降られたことがあります。痛いです。。。これは韓国岳の北西斜面で作られた雲によるものだったと思います。

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平地に降りてくると、いい天気!

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高隈山の鳴之尾牧場。緑がきれいでした。

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晴れてる鳴之尾牧場のすぐ近くでは高隈山の西側斜面で大きな雲が作られています。高隈山は海が近いので湿った空気が多く、夏はほとんどこのように雲に覆われます。林道から上の森の中はかなりの湿気。植物も勢いよく、ジャングルのような感じになります。アサギマダラが見られるのがいいですけどね。

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アサギマダラ