早くお返し無ければ、、と思ってもうだいぶ経ってしまいました。。えみりん、、ごめんなさい。1960年代に発売されたペンS。昔のカメラは金属製、表面もめっきを施してあり堅牢、経年劣化にも強いので未だに現役で使えます。ただ、レンズのコーティングが劣化しており、クリアではありませんが、それがフォギーフィルターのような効果をするのでとてもいい雰囲気の写真になります。長年使われてきたえみりんのおじいさんに敬意を表して掃除だけに留め、動態を維持するようシャッターをたまに切っているところですが、桜が咲き始めたのでこのペンSの個性とも言えるフォギーフィルター様の効果でやわらかい絵にしてみました。
フェリーにて
セロー
桜
桜
いむた池
OLYMPUS PES S (TMY)
懸垂下降から始まる山登り。変ですね。いきなり急降下です。実はこの岩の下がどんなところかみんな知りません。高さは約10メートルらしい。見えないですし。冒険的な気持ちになりますね。最初にえみちゃん、行ってらっしゃい~
厳密に言うとクライミング初ではないが、クライミングをやりくるのは初めての326さん。ギヤも新品。当日買ったのもありました。いきなりの小ハングもあるルート(グレード:5.9 核心が最初の3メートルほどにある。)を設定したために苦戦しましたが、完登。右に逃げると簡単なんですが、このルートをじっくりがんばりました。
次は景色の見えるところへ。2ピッチで頂上へ。記念撮影のセットをする326さんと南薩の風景。この辺りはすでに田植えが終わっているところもあるのでしょう。水田がキラキラでとてもきれいでした。
最後は懸垂で降ります。青空がきれい。鬼岳西岩稜の時もそうでしたが、帰りの懸垂の時に見上げた空がとても青くてその日の山登りを印象付けるものになっています。
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D
3ピッチ目に取り付くセカンドの良太。3ピッチからはスラブ。しかも半端ないド!スラブ。”スラブ”という言葉は建築でも使うので仕事でもよく耳にする。床のコンクリート構造のこと。つまり表面がツルツルしている。取り付いてみたものの、、、ホールドが無い!! ほんのわずかでも指がかかればすごく気持ちが落ち着くのが不思議でした。でも足を置くところもないので足を大きく上げないで、ズリズリすりながら靴のフリクションを使って登っていきます。
ずいぶん高いところにきました。高度感がすごいですが、この景色は快感です。鳥になりたいと本気で思いました。だんだん精神的に参ってきてました。
でもまだまだ先は長い。。。4ピッチ目はとても長く一番苦しいところでした。リードのNさん。Nさんのリードを見て技術を盗み取りたいです。
セカンドの良太。彼も私にとってはクライミングの師。中学生です。中学生の時にこんな体験ができるなんてうらやましい!!リードの国体選手となるでしょう。
クライミングはチームスポーツ。特に信頼感が大事。
Nikon New FM2/T + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D (TMY)
まずはロープワーク。ロープワークは結構見た目。正しくしっかりできている結びは美しい。ロープワークだけで覚えようとするとすぐ忘れてしまいますが、クライミングなど山登りをする中で覚えると定着します。日常生活にも活かせるのでいいですね。
クライマーとビレイヤー。クライマーが主役でビレイヤーが脇役のイメージですが、実際はビレイヤーは大変。2人で登っていきます。
私もこの日は20本ぐらい登りたいと思っていて。次の日が鬼岳だったので身体を慣らしました。実際の山とほぼ同じだけ道具を持って。あ、でも実際はこれにザックを追加。(撮影:A-Zさん)
霧島山岳会の皆さん、根子岳天狗峰、縦走目指してがんばりましょう~。次回は4月16日(土)によろしくお願いします。
映画『岳』を観に行ってきました。公開よりも一足早く試写会で。山岳関係者からお誘いを受けたので山仲間も誘って。私は原作本を読んでないので先月ぐらいまでは何の映画なのかも知りませんでした。なんかの会話をしてるときに主人公の名前を聞いたのですが、誰だ??有名な登山家か??なんて思ってたぐらいです。山のきれいな景色もあり、自分たちも冬山縦走の時はそうですが、前日とかご飯を大量に無理してでも食べますが、ご飯の話もありました。ちゃんと食べておくこと。これを観て多くの人が山に興味を持ってくれればいいなと思います。またこの日はいい交流の日でもありました。初めましての方もいればいつもの顔もあるし。知ってますがお話ししてなかった方々とも短い時間でしたが交流ができました。ありがとうございました。ぜひぜひ、『岳』を観てみてください。
公開日:5月7日(土)
頂上より懸垂下降するNリーダー
鬼岳は遭難事故現場検証等で何度か来たことはありましたが、最も高い南峰には行ったことがありませんでした。西岩稜のマルチピッチルートで行くと、10ピッチ(約280メートル)というロングルート。しかも高難度。県本土では最も長く困難なルートでしょう。クライミングの技術的にもまだまだと思って躊躇するところもありましたが、いい機会を与えてもらったので挑戦しました。
頂上にて。頂上はとても狭く、3人がやっと。立とうにも恐怖感で立つことができません。それにしても景色は最高!真下に錦江湾、そして開聞岳。
3ピッチ目からはこのように空に向かって登っていくルート。気持ちいですね~。でも厳しい。。。体力も精神力もすり減らしていくような感じです。特に精神力。実際にはビレイしてますから落ちることは無いのですが、集中しなければ落ちるという意識もあるし、高度感に耐えるのもつらい。。登ってる最中にカンテ(岩の角)の向こう側に顔だけ出して下を見たときの高度感にはゾッとするよりも笑うしかないという感じ。ピッチを重ねるごとに逆に集中してきて身体も動くようになりました。厳しいルートを越えてたどり着く頂はいいですね~。山登りの醍醐味を改めて感じた山行でした。詳しくはまた今度。これらの写真は携帯電話で撮りました。
大隅湖の桜。ここの桜を眺めるときは毎年雨。昨日も曇り・雨だったのでいい雰囲気かなと思っていました。平日なのが残念。
この週末が見ごろですね。
高隈山のアセビ。一面に咲いて山が白くなります。高隈山はアケボノツツジやミツバツツジなどこれからの時期見られる植物が多くなります。山椒(サンショウ)もたまに見かけて香りを楽しみます。
キリシマミズキ。今は新燃岳の影響で入れない新湯林道。どこかでこれを見られるといいかな。これも香りがいい花。
沢に入ると散った桜が黒い岩とのコントラストで鮮やかです。
今日は自然の家に行くので、ここへ散歩してみよう。冬季の高隈山幕営縦走「山から君へのメッセージ」で立てた記念の桜。私は平成17年から参加していますが、このときの木は大きくなってるかな??
竜石で懸垂下降の準備をする私(下)と326さん(上)
もうひとつヘルメット忘れた。。。
今日も竜石に行きましたが、先週も。先週は326さん講師の登山教室の最終日。私はサポートをさせていただきました。最終日は藺牟田池外輪山縦走。私は山王岳から参加して一緒に愛宕山へ。326さんに竜石に登ってもらいました。最後の登山教室、一番高いところへ。このようにとてもいい天気の日。岩の上はとても気持ちよかったです。326さん、確保が間に合わないほどのスピードで登ってこられました。竜石と湖。いい写真ですね。(撮影あやや)