NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

多重

2013年12月31日 | インポート
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夜の景色は、くっきり撮りたい時と、そうでない時があります。

絞り開放f1.2と多重露光で遊んでみました。ピントの合う位置は手前と奥。写真中央が一番ぼけてしまう写真。

Nikon D3 + Ai Nikkor 50mm f1.2S 都城市



年末

2013年12月30日 | インポート
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年末、4日間の山からおりてくると、クリスマスがいつのまにか正月に変わっていて、雰囲気についていけないのがここ数日。

作業机の上は掃除をしていないカメラと現像用具が散乱しています。

山から君へのメッセージ、3年ぶりにフィルムで記録してきました。消費したフィルムは6本。帰ってきたその日から現像を始め、ようやく今日の朝終了しました。あとは、デジタルデータに変換します。

フィルムはTMY(T-MAX400)を5本、Tri-X(TX400)を1本。TMYが6本の計画でしたが、最後の1本を装てんするときにミスをして、巻き戻してしまい、フィルムピッカーもないので復元できず、そのフィルムは使用できませんでした。でも予備に持っていたTri-Xでカバー。ただ、現像の条件が変わるので、2本ずつ3回で現像を終える予定が、2本ずつ2回、1本ずつ2回の計4回となってしまい、手間を増やしてしまいました。

でもフィルムの写真、改めてその時の空気感を捉えてくれています。

Nikon D3 + Ai Nikkor 50mm f1.2S









山から君へのメッセージ

2013年12月25日 | インポート
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山から君へのメッセージ

今日から3泊4日、国立大隅青少年自然の家教育事業「山から君へのメッセージ」が始まります。

冬の高隈山にテント泊しながら縦走します。子どもたちも苦しいですが、自分たちも苦しい。。。

一緒にがんばりましょう!


モノクローム

2013年12月25日 | インポート
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400TX(Tri-X)開封

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Nikon New FM2/T 清掃終了
長年使っているNew FM2/T。1984年に発売されたNew FM2のトップカバー、ボトムカバーの素材をチタンに換えたモデル。こればかり山に持って行っていた時は使い込んでチタンといえどもトップカバーはぼろぼろ。凹みがひどく、2005年ごろトップカバーは取り換えました。

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Nikon F3P 準備完了
1980年に発売されたF3の報道機関専用モデル。一般は買うことができなかったため、報道から流れてきたものが市場に流通していました。一般のF3との違いは、セルフタイマー、レリーズソケット、多重露光等の機能の省略、シャッターやダイヤル類の高さを増してある、防湿・防滴性を向上してある、ファインダーのカバーがチタンに変更されてる等とても実用的で、ヘビー‐デューティーなカメラになっています。
メンテナンスは2012年にフィルムに傷が付きはじめたため裏板のフィルム圧板を取り換えたぐらい。

Canon New F-1 + NFD 100mm f2.8 (Tri-X)


朝の海

2013年12月24日 | インポート
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朝の海

海辺で迎えた朝。薄明がすごい長く感じました。朝日を待っている間に何度もカメラを持ったままうたた寝。

ネガフィルムのPRO 400H。青い感じのフィルム。朝焼けの赤とこのフィルムの特徴的な青で紫になりました。補正なしで完成としましょう。

Nikon F5 + Ai Nikkor ED 180mm f2.8S (PRO 400H)





12月下旬 夜空

2013年12月23日 | インポート
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12月下旬の夜空

・・・ですが、はくちょう座からカシオペア座にかけての天の川。

オリオン座のβ星リゲルの横にある「魔女の横顔」というガス星雲(分子雲)を撮ろうとしていたのですが、ちょっとした機材のトラブルと絞りの設定誤りでうまく写らず。でもきれいな夜空だけは撮って帰ろうと。

標高800mの冬の夜空。空気が透き通り、とてもきれいです。

Nikon D3 + Ai AF Nikkor 24mm f2.8D



RIKENON 50mm f2

2013年12月22日 | インポート
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PENTAX ME + RICHO XR RIKENON 50mm f2

PENTAX MEは手のひらに乗るほどの小型の一眼レフ。ミラーレス一眼レフカメラよりやや大きいといったところ。

レンズは、RICHO XR RIKENON 50mm f2 これは特に小さいというわけでもないが、PENTAX MEとよく合う。RICHOとPENTAXの一眼レフはPENTAX Kマウントでレンズに互換性がありました。事務用機器でよく知られるRICHOですが、カメラの老舗ということはあまり知られていないようですね。私には二眼レフ(リコーフレックス)のイメージが強いです。それと、コンパクトのGR(デジタルじゃない)を使っています。

小さい、軽いカメラとレンズの組み合わせですが、山に持ち出すことはあまりありません。山では、濡れる、どこかにぶつかる、泥まみれになる・・・と環境は苛酷。昨日使ったNikon F5も泥がべったりついていました。金属外装にダイキャストボディとはいえ、なんとなく不安。巻き上げも華奢で、思いっきり引っ張ると壊れそうです。

さて、このRIKENON 50mm f2、特に鏡筒が金属製の前期型はここ数年の中古市場ではかなりの高値で取引されているようで。私のRIKENON 50mm f2はもらったRICHO XR-1についていたもの。絞りの動作不良でジャンクでしたが、自分でオーバーホールして、今使っています。使っている印象ではごくごく普通の標準レンズ。でも最近は標準というと標準ズームなので、単焦点標準レンズのシャープさ、ボケの美しさは新鮮に感じるんでしょうね。ライカのズミクロンと同じぐらいシャープという意味なのか、「和製ズミクロン」と称されてもいるようです。

50mm f2は、これとNIKKOR-H Autoを使っていますが、確かに描写は異なります。なんて言いようがないんですけどね。

50mm f1.4よりも50mm f2は絞り値が一段違うだけですが、レンズの価格は随分と安くなります。でも性能が悪いわけではなく、レンズがコンパクトで、しかも十分明るくボケ具合もよく、50mmという適度な距離感があり、、、という便利なレンズ。

でも便利といってもすべてこの1本というのは無理があるかな。。。もうちょっと近づきたいなと思うときと、もうちょっと画角が欲しいなと思うときもあります。適度な距離感とは言っても難しいですね。

Nikon D3 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f2.8D



夕焼け

2013年12月21日 | インポート
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夕焼け

熊本に居たときによく一晩中星を見て、写真を撮っていた場所に久しぶりに行ってみましたが、広く、大きな景色はやはりいい。

ここは、西の星空を見るところで、ちょっと動くと南、東と開けたところがあります。標高1000m以上なので、冬は結構凍えますが、星空はそれに耐えられるほど美しいところ。

Nikon F4 + Ai Nikkor 20mm f3.5S (RDPⅢ)



デジタルとフィルム

2013年12月19日 | インポート
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F4
デジタルとフィルム

こういう比較はナンセンスだとは思っていても同時に2つ持ってるとやってしまう。海外のサイトでやっているのを見たことがあったが、考察がなかなか面白い。

ほぼ同じ時刻、同じ被写体、同じレンズを使っています。

デジタルの得意とするところ、フィルムの得意とするところ、両方あって比較できないのですが、あえて写真を比較すると、フィルムはやはりフィルムの色が出ます。現実の色はデジタルが近いでしょう。

解像度はフィルムの方が遠くまでより細かく写っていました。フィルムのスキャニングは、20Mピクセル相当なので、D3の12.1Mピクセルは分が悪いかもしれません。でもフィルムはさらにまだポテンシャルを持っているはず。フィルムはリバーサルフィルムのRDPⅢ。ネガフィルムはもっと情報量が多いそうです。自分が知っている最も解像度が高いのはNEOPAN ACROSやT-MAX100のモノクロネガフィルムでしょう。

以前はデジタルは偽色が出て「デジタル臭さ」がありましたが、今はフィルムで撮ったのか、デジタルで撮ったのかわからなくなりました。自分の使い分けは天体写真は高感度特性がフィルムよりも圧倒的にいいデジタル。将来まで大事に残しておきたい写真はフィルム。モノクロは全てフィルム。普段のスナップ写真は両方使います。最近、水中の写真もデジタルが主流になりつつあります。

やはり、両方いいところを使い合わせるといいですね。

Nikon D3 + Ai Nikkor 20mm f3.5S
Nikon F4 + Ai Nikkor 20mm f3.5S (RDPⅢ)





花びらフィルター

2013年12月19日 | インポート
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コスモスでよくやる「花びらフィルター」花びらを通して見る太陽の光はとても温かくて穏やかです。

このハイライトの表現はフィルムの得意とするところ。花びらのグラデーションがきれいに出てくれます。この写真は、RVP(ベルビア)。

Nikon F4 + Ai Micro-Nikkor 60mm f2.8D (RVP)



リバーサル

2013年12月18日 | インポート
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今シーズンの秋を撮ったリバーサルフィルムが仕上がってきました。

見返してみると、今年はコスモスと紅葉を撮った写真が多いかな、普段はRDPⅢ(プロビア100F)がほとんどですが、久しぶりにベルビアも使い。RVP(ベルビア)はISO50なので、手持ちで撮りたくない気もしますが、自分はほとんど三脚を使うことがありません。今回も全て手持ちで。でもどちらかというと、ニュートラルなRDPⅢが好みかな。RVPはイメージカラー。よりコントラストが高い絵になります。

Nikon F4 + Ai Nikkor 105mm f2.5S (RDPⅢ) 人吉市