旅芸い者の不勉強も困ったものです。
米国医療の質委員会は二つのレポートを2000年、2001年に出版したのでした。ひとつめは
『To Err Is Human(邦訳:人は誰でも間違える)』患者の安全について取り上げ有名です。ぼくもそれなりに内容を理解しているつもりでした。ミスを犯した個人の責任を責めるのではなく、システムに欠陥があるのではないかとその責任を探しだし、システムの改善の重要性を訴えたものです。
ふたつめは『 Crossing The Quality Chasm(医療の質)』です。共に邦訳は医学ジャーナリスト協会です。出版されて10年以上も過ぎてようやく最近買い求めました。
米国医療は本に書かれていることと実際現場はかなり溝があると思わされることも少なくありませんが、まあ読み進めてみましょう。
「提言4:官民の医療サービス購入者、医療機関、臨床医、患者は、以下の原則に合致する医療提供プロセスの再設計に共同して取り組むべきである。
1.継続的な「癒しの関係」を基本とする医療ケア
2.患者のニーズと価値観に応じた個別性のある医療ケア
3.患者がコントロールの主体となる医療ケア
4.知識の共有と自由な情報の交流
5.エビデンスにもとづく意思決定
6.システムの財産としての安全性
7.必要とされる透明性
8.患者ニーズの余地
9.常に無駄を削減するシステム
10.臨床スタッフ間の協力」
「癒しの関係」とはいったい何なのでしょう?
米国医療の質委員会は二つのレポートを2000年、2001年に出版したのでした。ひとつめは
『To Err Is Human(邦訳:人は誰でも間違える)』患者の安全について取り上げ有名です。ぼくもそれなりに内容を理解しているつもりでした。ミスを犯した個人の責任を責めるのではなく、システムに欠陥があるのではないかとその責任を探しだし、システムの改善の重要性を訴えたものです。
ふたつめは『 Crossing The Quality Chasm(医療の質)』です。共に邦訳は医学ジャーナリスト協会です。出版されて10年以上も過ぎてようやく最近買い求めました。
米国医療は本に書かれていることと実際現場はかなり溝があると思わされることも少なくありませんが、まあ読み進めてみましょう。
「提言4:官民の医療サービス購入者、医療機関、臨床医、患者は、以下の原則に合致する医療提供プロセスの再設計に共同して取り組むべきである。
1.継続的な「癒しの関係」を基本とする医療ケア
2.患者のニーズと価値観に応じた個別性のある医療ケア
3.患者がコントロールの主体となる医療ケア
4.知識の共有と自由な情報の交流
5.エビデンスにもとづく意思決定
6.システムの財産としての安全性
7.必要とされる透明性
8.患者ニーズの余地
9.常に無駄を削減するシステム
10.臨床スタッフ間の協力」
「癒しの関係」とはいったい何なのでしょう?
このまま昇天して・・・・、いや自己事故管理までするぞ。
花占い、幸不幸思いつつ、なんとか出所しました。
死ぬこと自体は良寛でしたが、妻子、世の中、いろいろ思い大脱走から8年。
やっと物言い出しましたぜって先生にご報告できます。
医局でのお問いかけへの答えです。
失語症だったぼくの。
ぜひゆっくりお話をお聞かせください。