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旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

私の1曲

2012-09-21 06:49:16 | 音楽
医事新報社から原稿の依頼がきました。「私の1冊」「私の1本」「私の1曲」のいずれかを書くようにとのことです。私の・・・というのはMy favorite・・・です。

まず、本にするか、映画にするか、名曲にするか、悩んでしまいました。

本も数冊あり、映画も数本、曲に至ってはたくさんあります。

さて、多くの中から選ぶのだったら1曲選びが一番面白そうです。

愛聴盤ですと、バロック音楽から演歌まで自己嫌悪に陥るほど気が多く、困り果ててしまいます。

それで愛唱歌を選ぶことにしました。

小椋佳が一番声があって歌いやすいですが、いつも無理して挑戦しているのはさだまさし。

書き始めて挫折するかもしれませんが、「さだまさし」→「さるまわし」→「さわ まさし」

さわ まさしは まえさわの前を取り除き、まさじ  のじをしに替えたものです。(以前にもブログで書きました)

さって、曲は書いてお楽しみ。ご期待ください。

えっ、もう知ってる?


「さだまつり」さだまさし40周年記念コンサートツアー

2012-09-17 09:30:55 | 音楽
先週の日曜日。コンサートに行ってきました。

今年はデビュー40周年で、どの会場も連続 2日間あるのです。前夜祭と後夜祭で、前夜祭はトーク中心、後夜祭は歌ばかりという触れ込みでした。

札幌での前夜祭には大阪出張で聞きに行けず、後夜祭のみ聞いてきました。

これまでのコンサートは 3時間休憩なしでしたが、今回は第1部コーラス付きの歌を 1時間歌い、15分休憩。次は抱腹絶倒の第2部「きだまきし と Take It All JAPAN(テキトー・ジャパン)」。第3部でようやくヒットメドレーが聞けました。

さだまさしから「きだまきし」に替わることはファンにとっては賛否両論あるでしょうね。替え歌の歌詞が相当ふざけているのですが、ぼくのような年寄りには聞き取って理解するのが難しかったです。
超絶した笑いの世界のスピードにはなかなかついていけなくなりました。

さて今年のメッセージはなんでしょう。1週間たってしまい思い出せません。被災地にもたびたび行って歌っている。「感謝」でありましょうか?

新しく出たCD「もう来る頃…」のメッセージは

「一所懸命生きることは、恥ずかしいことじゃない」

シュッツの「十字架上の七つの言葉」

2012-09-16 06:05:21 | 音楽
若いときの感動が一生続くことも少なくありません。

ぼくにとっては音楽もそのひとつです。

東京での研修医生活、給料は月3万円。半分はアパート代でなくなってしまいます。先輩が紹介してくれた救急病院の当直料で、レコードを買いました。当時は音楽史という分野に関心がありました。いわばルネッサンスの音楽です。

でも、目白近くのカテドラルで聴いたシュッツの「十字架上の七つの言葉」に一番感動しました。

合唱が天に昇るのです。

建物の構造にもよるのでしょう。シュッツ合唱団そして指揮者のひたむきな祈りにも似た演奏がすばらしかったのかもしれません。

その後、レコードやCDを集め聴いてみましたが、なかなかあの感動はよみがえってきません。

最近は受けとめるこころがだいぶ曇ってしまったためかもしれません。
でもシュッツの音楽にはJSバッハとは違う世界があることは多くの人が認めるところです。

倉本裕基のピアノ曲を聞きながら

2012-02-27 23:47:58 | 音楽

またお客様の多い外来をしました。

皆さん少し慣れてきて冗談を言ってくれる人あり、うれしいです。

役場に転入届を出し、交番で自動車免許証の住所を書き換えてもらい、少し京極町民に近づいたつもりになりました。

自宅の方も少しだけ片付き、しばらくつける機会のなかった自作真空管アンプにも灯がともりました。

最初に聞いた曲はさだまさしシングルス全集第1巻「雪の朝」などですが、今何回も聞きながら仕事しているのは倉本裕基「Tales from misty woods」です。何と訳すのかわかりません。

あの冬のソナタの音の世界に似ています。哀愁と郷愁でしょうか。

明日もがんばれそうです。

でも患者さんのご冗談が思い出せないのは恥ずかしいです。下剤を5錠だん飲んだとか。何でしたかねえ。