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俳優・勝地涼くんのこと。

『さとうきび畑の唄』(1)

2007-01-23 23:06:39 | さとうきび畑の唄
『イージス』で勝地くんにはまって、「次に何を見ようか」と思ったとき真っ先に選んだのがこれでした。
ここでの演技はえらく評価が高かったようだし、『さとうきび~』公式ページのメッセージも勝地くんあてのものがものすごく多い。
クランクアップで泣いている姿(公式ページの「ギャラリー」とDVD特典映像で見られます)にも、入魂のお芝居だった事が感じられました。

――というわけで、大いに期待しつつ視聴して・・・期待以上のものを見せていただきました。
これはすごい。豪華キャストの中では無名に近い勝地くんが評判になるわけです。
間違いなく彼のベストアクトの一つでしょう。

(あえて注文をつけるなら所作ですかね。「兄を送るシーンで敬礼する時指の間が開きすぎ」とか「茶の間で遺書を差し出す動作がちょっと乱暴(まず手元に置いてから机を滑らせるようにすると綺麗)」とか本当細かい部分なんですが。
第二次大戦以前の時代にビジュアル・演技の両面で違和感なくはまる20歳前後の俳優はそう多くないと思うので、ぜひこの辺を極めていただきたい。)

とくに後半などは役と完全にシンクロしていて、怒りも恐怖も家族への思慕も、勝地くん本人の内からこみ上げてきた生の感情としか思えませんでした。

そしてそれだけ真に迫った表情をしているにもかかわらず顔が崩れない。
怯えてても睨んでも泣きじゃくっても砂にまみれても見苦しくならない。
「絵になる」俳優さんだな、と感じたものでした。 

作品自体も、時代・軍事考証面はいろいろとアヤしかったようですし、ちょっとイデオロギー色を感じましたが(沖縄戦がテーマである以上仕方ないかな)、平山家のそれぞれにスポットを当てながら話が散漫にならず、ストーリーの流れもわかりやすい。
伏線の張り方や状況説明も上手いし、ベタだからこそ感動的な王道の展開を要所要所で盛り込んであって、泣かせのドラマとしては実によく出来てたんじゃないかと思います。

次回、心にかかったシーンを具体的に書いてみたいと思います。
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