サイエンス好きな男の日記

気が向いたときに、個人的なメモの感覚で書いているブログです。

中古マンションの購入はしばらく見送り

2007-10-04 08:44:19 | 不動産賃貸業

先日、会社の同僚が4000万円もする新築マンションを購入した、と聞きました。
私は今は分譲マンションの1部屋を賃貸として借りて住んでいるのですが、
今後マンション価格も上がるだろうし、今の3LDKはあと4-5年で部屋数も
足りなくなってくるだろうし、今のうちに 4LDK を買っておいてもよいかも
しれない、と考え、ちょっとWebで中古の分譲マンションを探してみました。

私は新築マンションは一度住んでしまえば、中古マンションとしての資産価値に
なってしまうので、最初から中古マンションでいいと思っています。

ただ、結局、いろいろと探して検討したところ、現状の賃貸でここ2-3年は
いいかなと思っています。

その理由は以下に挙げるように現状の賃貸でのメリットが多くあることです。
メリット:
・今の家賃はすべて込みで8万円と近隣と比べても多少安いこと
・2路線の最寄り駅まで5分程度で交通の便がいいこと
・近くに便利なスーパーが何件かあること
・私の会社まで徒歩5分であること、妻の会社まで徒歩10分であること
・子供が近くの小学校に通っていること
・マンション管理がしっかりしていて住民も特に困るような人はいないこと
・大家さんは特に収益にはあまり関心がなく気のいい老夫婦であり壊れた箇所を
 すぐに直してくれること
・その他、現状で特に不満はないこと

逆に、将来の不安として
・あと3-4年経つと子供がそれぞれ部屋をほしがるだろうから、4LDK相当が
 必要となり、引越しをしなくてはならなくなる。
・今後、景気回復による不動産価格の上昇でマンション価格が上がる可能性が
 高く、その時点で引越しをすることで、現状よりも値段が上がったマンションを
 借り直す、あるいは購入することになる。
と考えていました。

しかし、これについては、もし景気回復で不動産価格が上昇するのであれば、
同時に日本株式市場やREIT市場も価額が上昇しているだろうから、その分で
ある程度相殺できること、先ほどのメリットに比べれば相殺できない可能性による
デメリットはおそらく小さいと思われます。

さらに、将来の価格上昇を見込み、かつ現行のメリットを失わない手段としては、
マンションを購入しておきしばらくは人に貸す(ワンルームマンション経営)こと
も考えましたが、資産運用という観点で捉えたときに、表面利回りとしての
最低限の目標10%を超えるような物件を見つけることは困難であるため、将来の
価格上昇を見込むのであればやはり株式市場に投資をしたほうがある程度の利回り
が期待できる(さわかみ投信は年平均利回り8%)こと、中古マンションの購入に
対するリスク(老朽化による価値の縮小、耐用年数の後半には大規模修繕、資産
としての流動性が低い)や賃貸とすることに対するリスク(入居率の低下、
ワンルームマンションの需要低下)もあることから、ワンルームマンション経営も
やめることにしました。

結局、メリットの多い今のマンションで、4LDKが売りに出された部屋を買うのが
一番得策ではないかと思います。そのときには、今よりも価格が上がっているかも
しれませんが、それは資産運用の収益でカバーできると考えています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリシンをこれから受講する方へ | トップ | 中国へのODAは必要なのか? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

不動産賃貸業」カテゴリの最新記事