サイエンス好きな男の日記

気が向いたときに、個人的なメモの感覚で書いているブログです。

築古戸建の火災保険料の値上げ

2021-07-23 13:48:32 | 不動産賃貸業

先日、築古戸建の火災保険を契約したのですが、保険料が以前よりも高くなってきたな、と感じています。

このところ、毎年のように100年に一度の大規模災害なども報道されていますよね。

火災保険代理店担当者も、保険料が近年かなり上がってきているんですと、少し申し訳なさそうに見積もりを提示していました。

 

そこで、私が過去に契約した築古戸建の保険料がどれほど変わってきたのか、調べてみました。

以下は、過去に契約した6件の築古戸建の火災保険の保険料について、横軸を契約年としてプロットしてみました。

横軸が契約した年月、青の折れ線が火災保険料(契約期間10年間、地震保険含まず)(目盛りは左側で単位は円)、オレンジの棒グラフは物件再取得価格(目盛りは右側で単位は万円)です。

なるべく条件をそろえたかったので、上記の対象物件は築古木造戸建てに絞っています。

また、築年数は43年~54年、延べ床面積は45~65㎡、物件再取得価格は500万円~700万円です。

延べ床や築年数など、物件によって多少の属性が異なるものの、昨年ぐらいから急に保険料が上がったように思われます。

それぞれ保険会社が違っていたり、免責金額が違ったり、という多少の違いはありますが、それでも直近でとった見積額14万円はかなり高額で、これに地震保険も加えると、10年間で20万円になりました(地震保険は3万円(期間5年)だったため、地震保険の金額を2倍にして火災保険に加えると20万円)。年間では2万円程度です。

物件価格が650万円だと 2/650 = 0.3% となります。つまり、物件利回りを0.3%ほど押し下げてしまいます。

このところの相次ぐ大規模災害の影響で、保険料が上がってきているのが実感できます。

利回りへの影響としてはまだ0.3%程度に収まっていますが、今後さらに値上げが続くようです。

保険会社代理店の話だと、今年1月に値上げがあり、来年4月にもさらに1割値上げされる予定らしいです。。。

 

 

 

 

 

 

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Windowsのhostsファイルの内容が読み込まれない

2021-07-23 13:48:11 | PC関連

久しぶりにPC関連で投稿します。

Windowsのhostsファイルの内容が読み込まれないことがあったため、メモっておきます。

hostsファイルは通常 C:\Windows\System32\drivers\etc 以下に格納されています。

【事象】Windowsのhostsファイルの内容が読み込まれない

【原因】hostsファイルが暗号化されていたため

【対処】一度、hostsファイルをデスクトップ等へ移動し、暗号化を解除。そして、再び 元の場所へ戻す

 

いつからかわからないのですが、デスクトップにファイルを置くと勝手に暗号化されるようになっていました。(暗号化されると、アイコンの右上に鍵マークがつきます。)

hosts ファイルを編集するときにそのファイルをデスクトップに移動していたのですが、その時にhostsファイルが暗号化されてしまい、それをそのまま、etc 以下に戻していました

 

なお、暗号化の解除方法は、対象ファイルのプロパティ -> 詳細設定 -> 内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する のチェックを外すことで解除できます。

また、デスクトップに置いたファイルが暗号化されることを防ぐには、自分とは異なる管理者アカウントでログインし、自分のデスクトップフォルダに対して、上記の暗号化解除を行うことで解決します。詳しくは、「Windows10で暗号化されたファイル・フォルダを解除する方法」や「デスクトップを暗号化してしまってファイルに鍵マークがついて解除したい場合の方法」などで、ググると、手順を確認できます。

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トランクルーム事業の実績(~2021年)

2021-07-11 15:51:45 | トランクルーム事業

トランクルーム事業について、前回報告してから4年が経ちました。

昨年、所有する2店舗のうちの1店舗を売却したので、総括したいと思います。

トランクルームは、ここ数年、よく街中でも見かけるようになってきましたね。

 (私のトランクルームの画像ではなく、著作権フリー画像です。)

私がやっているのは、こういった屋外に設置するのではなく、ビルのワンフロアーを借りて、そこへパーティションを設置して、1区画あたり月額3千円~3万円ぐらいの賃料(4-5千円ぐらいの価格帯が多い)で貸す、というビジネスです。

入居者募集・退去時の対応、家賃督促・集金など、すべて運営会社にお任せで、私がやっていることといえば、集金表をチェックして滞納状況を管理業者に報告して家賃督促を依頼することと、管理業者からの入金を確認するくらいなので、楽ではあります。ただ、家賃滞納や家賃遅れの割合は5%ぐらいありますね。以前には、借主が自己破産したケースもあり、その場合は滞納された家賃も結局支払われませんでした。

トランクルームは、比較的生活に余裕がある人が借りるのかなと思っていましたが、どうもそういうことでもなさそうです。

 

以下は、物件購入時から売却までの運営期間における、月間CFと積算CFの推移です。

左軸が積算CFで、右軸は月間CFです。横軸は運営期間(ヵ月)であり、およそ7年ほど運用したことになります。

前回、報告したのは、積算CFがやっとプラスになった時でした。

まず、この物件をおよそ500万円で購入しました。

運用開始時はもちろん全空であり、すぐに多くの家賃収入は見込めないため、月間CFは赤字続きです。

積算CFも赤字が膨れていきます。

これは、稼働率の推移です。このトランクルームの区画は30あるのですが、そのうちどれほどの割合が稼働しているのかを示しています。

また、オレンジのラインは、この運営会社が示した事業計画書での稼働率です。当初の話では1年から遅くとも1年半ぐらいで80-90%になるという話でしたが、実際はそこまで到達するのに3年かかったことになります。

2年を過ぎたあたりで稼働率が50%を超えてきて、ようやく月間CFがプラスになりました。計画とは大きく乖離していたため、この時は「トランクルームに手を出して失敗したな~」という印象でした。

ただ、そのあとは、稼働率はさらに少しずつ上がっていき、3年以降は90%ぐらいで安定していきました。

3年半を過ぎるころには、最初の時期の赤字分も回収が終わり、積算CFがプラスになりました。

このころは月間CFが10万円を超えています。物件費用が500万円であるため、利回りは30%ぐらいになりました。

ちなみに月間CFとは、家賃収入から、フロアの家賃や運営会社管理費などの経費をすべて引いた後の手残りです。

総括すると、最初の3年はまさに辛抱の期間でした。最終的に稼働率が90%に行くとわかっていればまだ落ち着いてみていられますが、初めての事業であり、ちょっと騙されたかな、と疑心暗鬼になっていました。

 

このトランクルーム事業のメリットは、入退去があっても貸家と異なりリフォームの必要もないし、そもそも単なるパーティションなので劣化したり壊れたりということもなく、その点はよかったです。しかも、最後は利回り30%でした。

デメリットは、結構入れ替わりがあります。もちろん長い人は長いですが、短いと数か月で退去されることもあり、そのため稼働率のグラフもがたついています。満室近く稼働となるのに3年もかかり、それまでの間は精神的にも結構きついです。1区あたりの家賃が数千円なので、手間がかかる割に儲からないです。もちろん、業者に丸投げでやってもらっているので、私が手間がかかるわけではないのですが、万が一、この業者が、方針変更でこの事業から撤退するからほかの業者を探してあとはオーナー側で好きにやってくれと言われた場合、薄利多売のようなビジネスをやってくれる業者があるのか、自分でやるにはあまりに手間がかかるため難しいです。トランクルーム専用業者もいますし、結構、競争が激しくなってきているため、この先もこの業者が事業を拡大していけるのかどうか、不安です。また、不動産と違って、土地(場所)は賃貸ですし、パーティションはほとんど売り物にはならないので、資産性がかなり低いです。収益性が高いことが唯一の魅力で、最後はオーナーチェンジで事業譲渡するしかないですね。

このように、メリット以上にデメリットも多く、高利回りにはなるもののリスクが高いです。

この店舗は8年で売却というか店舗をたたみました。

先ほどのデメリットを意識したということではなく、借りていたビルのオーナーが変わり、新オーナーが、ビルを建て替えるので退去してほしい、と突然言われてしまいました。3年かかってようやく稼働率が高くなってきたのに、移転となるとまたゼロからのスタートです。もちろん、ただで移転してほしいというわけではなく、それなりの違約金をもらってのことでしたが、最後は利回りが30%となっていたので、やはり残念でした。。。

ちなみに、最後の3か月の月間CFが23万円ぐらいになっているのは、退去が決まってからは家賃免除としていただいたためです。

ビルからの退去については、また、何かの機会に記事にしたいと思います。

 

長くなりましたが、所有する2店舗のうち、まだ売却していない、もう一つの店舗についても状況をお知らせします。

こちらの店舗も500万円あまりで購入したトランクルームです。実は、先ほどの店舗Aと同時期にこちらも購入しました。

先ほどと同じくキャッシュフローの推移と稼働率の推移です。

これは、先ほどのトランクルームと違い、最初の4年半は借上げ契約での運用を行っていました。なので、稼働率の推移データは4年半以降しかありませんが、ほぼ90%と高い状態で推移しています。

今では借上げ契約はやめたそうですが、私が最初にFC契約するときには、このような一括借り上げ方式(5年間)を選ぶこともできました。

一括借り上げの場合には、満室時の約60%の賃料がオーナーに支払われます。不動産賃貸業の感覚からすると、60%しか支払われないのは少ない気がしますが、結果的には、こちらのほうが得でした。

もし、稼働率(計画)が1年後に80-90%になるのであれば、満室時の賃料の60%しか支払われないので損です。

しかし、積算CFを先ほどの店舗Aとこの店舗Bで比べるとわかりますが、積算CFが300万円に達するのに、借上げ方式の店舗Bは4年でしたが、店舗Aでは6年半もかかったことを考えると、借上げ方式がいいですね。また、5年過ぎれば、高い稼働率でそのまま、通常の賃貸契約へと引き継げるので、月間CFがマイナスになることもありません。

もしかしたら、店舗Bの稼働率は1年で90%に達していたのかもしれませんが事実はわかりません。

すでに、借上げ方式がなくなったところを見ると、おそらく、どこも事業計画通りにいっていないのではないか、と想像できます。言い換えると、当初はそれだけ運営会社も稼働率を高められる自信があったので、借上げ方式を提示していたのでしょう。

現在、店舗Bでは利回りは20%台前半くらいです。店舗Aでは利回りが30%ぐらいまで行きました。どちらも稼働率は90%です。では、その利回りの違いは何か、それはビルのフロア家賃が店舗Bのほうが高いことが原因です。

運営開始後、4年半ごろにビルのフロア家賃が3.5万円も値上げされたことで、その後の収益性が悪くなりました。まぁ、それでも20%を維持しているのであれば、悪くはないかとは思っていますが、こちらも、長く持つのはちょっとリスクもあるので、高く売却できる機会があれば売ってしまってもよいかと思っています。

 

結論:

私なら、トランクルーム事業はもうしないですね。ハイリスク・ハイリターン投資の一つだと思っています。

今のところ、太陽光発電や不動産投資、社債等についてバランスよく資金を配分して資産を増やすのが堅実で、トランクルームはお勧めしません。

もし、トランクルーム事業をやるのであれば、万が一、運営会社が破綻しても、自分で集客・滞納対応などをやる自信があれば、アリだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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パワコンのフィルタ目詰まりで発電量が低下(2)

2021-07-07 21:25:45 | 太陽光発電

前回、熊本に設置していたパワコン(安川電機 PV1000)のフィルタにゴミがたまり、パワコンが停止した、とお知らせしました。

その後、具体的な機会損失額を計算したところ、およそ5万円弱でした。

やはり太陽光発電にとって1年で最も収益が高い5月下旬から6月という期間において、パワコン1台が停止していた影響は大きいですね。

 

さて、今回のパワコン以外ではどうだったのか。

まず、熊本の太陽光発電の残り3台のパワコンを調べていただいたところ、今回停止したパワコンと同程度の詰まり具合であり、よって他の3台も、いつ停止してもおかしくない状況だった、ということでした。

早速、同様に掃除をしていただき、現在は正常な状態となった、ということです。

 

一方、山梨のパワコン(オムロンKP55M)も山梨の太陽光発電の管理業者に調べていただきました。

山梨には2区画あり、それぞれ9台のパワコン、つまり全部で18台が設置されています。

これらのパワコンでは放熱のための通風孔があり、すべてを点検していただいたところ、通風孔の目立つ目詰まりはなく、ただ、パワコン下部に虫の卵のようなものが付いているものが1台あり、それは除去した、という報告がありました。

オムロンKP55Mは、下の写真でわかるように、上下に通風孔がついています。

 

以下が、虫の卵のようなものがついていたというパワコンです。ただ、これも通風孔をふさぐようなものではないですね。

熊本のパワコンと異なり、山梨のオムロンのパワコンは、1台のサイズがコンパクトで、また構造上も、この通風孔の中にゴミがたまるようにも思えないですね。

したがって、こちらについては、特にフィルタのゴミがたまるような状況はあまり気にしなくてもよさそうです。また、山梨の太陽光発電管理業者も、フィルタにゴミがたまってパワコンが止まった、ということは聞いたことがないそうです。

どうも、熊本のパワコンの安川電機 PV1000 の構造上の問題のような気がしてきました。

どちらの業者も迅速に対応していただき、感謝です。

 

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パワコンのフィルタ目詰まりで発電量が低下(1)

2021-07-04 20:41:25 | 太陽光発電

昨日(6/30)、熊本県球磨郡に設置している太陽光発電システムの監視サービスである「エコめがね」から、アラートメールが届きました。

このアラートメールは、毎日12時-14時の間で発電量を計測し、少なくとも1つのセンサー(センサーには1台もしくは2台のパワコンが接続)の発電量が 0 の場合に配信される仕様とのことです。(言い換えると、大きく発電量が減少しても 0 にならなければ、メールが配信されません。)

 

そこで、エコめがねにログインして状況を確認すると、センサー2では発電停止状態であることがわかりました。

 

そこで、本日(7/1) 早朝に、太陽光発電システムの管理業者に電話をしたところ、すでに、業者にもこのアラートメールが 6/30 の夕方届いたということで、早速その日のうちに対処を終えたという回答がありました。

先ほどのエコめがねのエコグラフの LINK をクリックすると、センサーごとの発電量がわかります。それが以下です。

これはアラートメールが送信された6/30の前日である6/29の発電量の推移です。薄い緑は各センサーの合計の発電量です。濃い緑はセンサー2の発電量です。これを見ると、センサー2の発電量は、6/29 13時の時点で大きく発電量が減少し、あとは 0  です。しかし、12時-14時の発電量の合計は 0 ではないため、この日はアラートメールが配信されませんでした。

翌日の 6/30 12時-14時の発電量の合計が 0 となっため、この時初めてアラートメールが配信され、業者も私も異常に気付き、業者が早速現地に赴き対処してくれた、ということです。

 

この原因ですが、草の種の綿毛がパワコンのフィルタに詰まり、パワコンが停止した、とのことでした。

ちょっとイメージがわかなかったので、写真を送っていただきました。

パワコンの下にある、長方形のものがフィルタを覆っているカバーらしいです。

それを外して、中のフィルターを取り出したのが、以下の写真です。

すでに掃除をしていただいた後の写真ですが、ここに草の種の綿毛が詰まっていたらしいです。

アラートメールを見たときには、最近、九州でも大雨が続き、その影響で太陽光パネルに泥等が付着したのかな、と思っていましたが、パワコンのフィルタの目詰まりという、これまで想定したことがないトラブルでちょっと驚きました。そんなこともあるんだなと。

また、このようなアラートメールが業者にも届き、また迅速に対応してもらえていたのもGood!です。

 

さて、ここで疑問がよぎりました。

一度にフィルタにゴミが大量に詰まるというよりは、日に日に少しづつたまっていき、ある限界を超えた時点で急にパワコンに負荷がかかって発電量が低下していたのではないか、という疑問です。

そこで、いつからパワコンに影響が出ていたのかを調べてみました。明らかに、6/29 の13時に急激に減少しているものの、その日の午前中でも全体の発電量に対して、濃い緑(つまりこのセンサー2)は相当小さいです。

センサーは 1, 2, 3 と3つあり、センサー1および2はそれぞれ2台のパワコン、センサー3は1台のパワコンに接続されたセンサーです。そして、センサー1の2台のパワコンに接続されている太陽光モジュールは83枚、同様にセンサー2では78枚、センサー3では39枚です。したがって、接続されているモジュールの枚数から考えて、センサー2の発電量は、全体の4割程度(78/200) になるべきですが、発電量の割合は全体の 2割程度しかなく、明らかに6/29 午前中の時点で発電量がかなり低下しています。

 

そこで、もう少し定量的に考えてみます。

13時台ではほぼ0に近いため、12時台でもかなり影響が出始めていた可能性があるため、この日の午前7時~11時の発電量で考えます。

その時間帯でのセンサー1の発電量は51.1kWhだったため、センサー2の発電量は太陽光モジュールの枚数の違いを考慮すると、51.1 x 78/83 = 48.0 kWh です。しかし、実際には 24.1 kWh でした。つまり、この日の発電量は期待される値の 24.1/48.0 = 50.2 % しか発電できていない、ということが言えます。ほぼ半分の電力量低下でした。

つまり、センサー2 の発電量は午前中は本来の半分、午後はほぼ0 となった、ということです。

この現象がいつから始まったのか、エコめがねの過去のセンサー1とセンサー2の発電量データをもとに調査しました。

以下は、今年1月1日から7月2日までの期間において、センサー1とセンサー2の発電量(日単位)の推移をプロットしたものです。(センサー1は緑、センサー2は黄色です。モジュール枚数の違いは特に考慮していません。それぞれのセンサーの生データです。)

 

これを見ると、5/23から顕著な違いが発生していることがわかります。5/14から7/2までの範囲を拡大すると以下になります。

 

5/23から違いが生じ、およそ1か月間、発電量はセンサー1の半分程度になってしまっています。そして、ほぼ1カ月後の6/30に発電量がほぼ0になった。その直後に、フィルタの掃除後をしていただき7/1および7/2は、またセンサー1と同程度に戻っています。

したがって、発電量の低下はこの1か月間に起こっていたことがわかりました。

また、問題発生時5/23からほぼ半分の発電量です。ここからは推測ですが、センサー1には2台のパワコンが接続されているわけですが、5/23にそのうちの1台がフィルターつまりでダウンし、1台のみしか稼働していなかった。そして、6/29の午後1時にもう1台も完全にダウンした。その結果、2台のパワコンがダウンしたため、センサー2の発電量が 0 となって、アラートメールが届いた、と考えられます。

だとすると、6月の定期点検の際に、停止していたパワコンがあったにもかかわらず、見過ごされてしまっていたことになります。

この点について、改めて確認したところ、管理業者も私と同じ認識であり「確かにパワコンが1台停止していたと思われます。おっしゃる通りで確認漏れで申し訳ありません。」ということでした。。。

パワコン5台すべて停止すればすぐに気が付くのですが、1台単位だとなかなか気づきにくいですね。

確かに6月の発電量は少ないな、とはちらっと思ったこともありましたが、ちょうど今年の梅雨入りが例年よりも早く、その影響かなと思ってしまったのも原因ですね。

 

なお、これは、1カ月単位で作成されるエコめがねの見守りレポートというものでも気づくことができます。

このレポートを毎月見ていれば、5月は3月、4月とくらべて、累積発電量が87%とやや小さいため、もう少し早く気づけたかもしれません。

 

教訓:

パワコンのフィルタは5年に1回はチェックして掃除してもらいましょう。

 

今回、発電が停止することで気づくことができましたが、もしかしたら、センサー1およびセンサー3にもそれなりにフィルタにゴミがたまってしまっているかもしれません。センサー2だけ溜まり、他は問題ないということは同じ場所に設定されているわけですから、そのほうが不自然です。

また、同様のことが山梨の太陽光発電システムでも起こっているかもしれません。

そこで、センサー1およびセンサー3、そして山梨についてもフィルタの状況を確認して、必要なら簡単に清掃をしてもらおうと考えています。

その結果はまた次回報告したいと思います。

 

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