hikari-yurari （ヒカリユラリ） / ディナーコース＠１1月

ぎーこさんと百万遍のhikari-yurariさんにディナー訪問。

コースはパスタが選べるものと月替わりのフルコースがあります。
どちらもメインも付きます。

せっかくなので、はりきって月替わりのフルコースで。
※2009年１１月のもの。

フルコースのメニューは全て決まっています。
パスタが選べる方も、それ以外は決まっています。



レーベンブロイはお初のお酒。ドイツのビール。
ぎーこさんから飲みやすいよ、とのアドバイスを受けてトライすることに。



自家製イベリコ豚の生ハムと洋梨、自家製チーズ

下にねっとりまとわり付くようなまろやかな生ハムは、
シェフの自家製！
チーズも自家製で、塩気は強くなく、コックリとした
食感、味わいがとても印象的。
生ハムメロンも良いけれど、洋梨もまた、相性良い！




里芋のポタージュスープ

里芋そのままの味がポタージュに！甘さはほんのり。
季節のポタージュっていうと、いまどきなら
さつまいもやらかぼちゃ、栗がよく見かけられるけれど、
里芋っていうのは斬新だなぁ。



秋鯖と茄子のスパゲティ

鯖はラグーみたいに細かく、茄子はムース風に。
それを混ぜ合わせて食べてください、とのこと。
そうは言っても、とりあえず一素材ずつ味わいたい私。

鯖は良い感じに脂が乗っており、
茄子のムースには少しスパイスが入っているかな、
塩気と酸味がそのスパイスから。それだけでは淡白な茄子
には良いアクセント。
オリーブオイルもたっぷり使われているのがまた良い感じ。



このように、混ぜ混ぜ・・・美味しい～。
合う合う、このコンビ！



京都ポークとさつまいものスパッツェレ

北イタリア　オーストリアの国境辺りにあるパスタ
らしい。初めて聞いたなぁ。円錐をくるくるくるっとツイストした
様なかたち、ひとつひとつはとても小さく小ぶり。そうだなぁ、
全長は小指の第一関節くらい？２ｃｍもないくらいかな。
食感はソフトながらももっちりと弾力がある。

甘～いさつまいもと、ポークが合います、自家製のハードチーズで
まとめてあるのがまた、美味しい・・・。塩気はチーズから、
といった感じかな。



仔羊とキノコ　アンチョビとローズマリーのビネガー風味

しっかりとした肉厚ながらやわらく仕上げてあって
骨付きでも切り離し易かった。
ローズマリーで羊の独特のクセのある味わいが控えめにされて、
ビネガー風味であっさりと。
添えてあるキノコもよくよく火が通ってて美味しい。



栗と木の実のセミフレッド
ナッツがたくさん混ざり込んだセミフレッド。
アイスの様で、でもミルクっぽい甘さはなくて、でも食感はアイスみたいで・・・
イタリアでのアイスというと、これが主流なのかな？

調べてみると生クリームをホイップして冷やし固めたものが
このセミフレッドらしい。
ホクホクの甘さ控えめの素材の味そのままの栗がごろりんと
入っております。



食後のドリンクはティーかコーヒー、エスプレッソから。
ティーはアールグレイかキャラメルフレーバーからチョイス。

キャラメルフレーバーをいただきました。
香ばしいキャラメルの香りが鼻をくすぐる。

全体的に自家製のハムやチーズがオリジナリティ高い味わい、
そしてメニューもどれも創作性が有り、
また違う月にもコースでいただきたい！と思わせてくれる、
イタリアンなのでした。。。

ぎーこさん、ご一緒いただきありがとうございました！