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障がい者と地域が絆を深め住みやすいまちに 「虹色の会 ハート TO ハート in 進修館」を開催

2009年11月21日 17時33分52秒 | 宮代ニュース
埼葛北障がい者地域活動支援センター「ふれんだむ」は21日、宮代町の進修館で「第6回虹色の会 ハート TO ハート in 進修館」を開催し、「障がい者と地域との架け橋」と題するシンポジュウムなどを行った。



「虹色の会 ハート TO ハート」は、精神障がい者が発信者となって開催しているもので、運営なども障がい者などが中心となって行っている。今年で6回目。



今年のテーマは「架け橋」。障がい者間や地域の人との「絆」を結び、お互いがお互いを大切にしあう住みやすいまちに向けてがテーマ。



作品展示、歌やピアノ演奏、太極拳の発表などが行われたほか、メインテーマの「架け橋」について「障がい者と地域との架け橋」と題してシンポジュウムが行われた。



シンポジストほ、障がい者の立場から宮代町身体障害者福祉会会長の佐藤さん、障がい者の保護者の立場から宮代町ひまわりの会会長の戸室さん、障がい者など地域社会との交流を積極的に進めている宮代町太極拳連盟会長の山下さん、コーディネイターとして「ふれんだむの岩上さんが参加して行われた。



佐藤さんは「閉じこもらず積極的に出て行くこと。それが自信となって、支えられて生きている私が支えることが出来ることもあるのではないかと思うようになっている。出て行く最初の一歩、それを手助けしてもらえれば・・。私の場合は良い先生に恵まれた」

戸室さんは「子どものことを町にお願いするからには、自分も精一杯やらなければ・・・。その思いで色々なことに全力で取り組んできた。活動を理解してもらうこと、それが全ての一歩だと思う。ただ、ここにきて、次の世代に引き継ぐことも大切かなとの思いもある」

山下さんは「架け橋とか、なんだとか意識することなく、出来ることをやっていく。それが、結果として架け橋になっているということではないでしょうか。要は、難しく考えず、出来ることを少しずつということではないだろうかと思う」とそれぞれの「架け橋」に対する思いを語った。