議員と町民の懇談会を開催 宮代町議会

宮代町議会は７日、図書館ホールで「町民との懇談会」を開催、約40名の町民が参加して忌憚のない意見交換会となった。

宮代町議会は、開かれた議会、活力あるまちづくりには活力ある議会からを目指して、町民との積極的な対話を意図し、今年５月17日の議会報告会を開いたのに続いて、７日、懇談会を開催したもの。

宮代町議会では引き続きどのような対話形式が良いのかを模索しながら、こうした集会を定例化して、開かれた議会をさらに進めていきたいとしている。



6日の懇談会には、14名の議員全員が出席。議長の開会の挨拶に続いて、先の議会の中心議案だった平成20年度決算の委員会報告が行われた後、懇談に入った。

参加者からは「財政問題に対する議員の責任意識」「事業仕分けに取り組む考えはないか」「財政硬直化をどう考えるか」「長期的ビジョンを持って議員活動を行っていると思うか」「市民参加の考え方は」なとさまざまな質問や意見、さらには「高齢障害者の受け入れ施設を」「桃山台の商業施設過疎を解消してほしい」などの要望が出された。
また、宮代町は「『農』あるまちづくりを行ってきたが、議員諸氏をはじめ頭『脳』あるまちづくりが出来ているとおもうか」などという厳しい激励も出された。



各参加者とも、議会と町民が直接対話する今回の試みを高く評価しており、議会でも「次回以降、議論を深めるためテーマを決めて懇談することも検討していきたい」としている。