宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

枚方市からお客様がお見えになりました (^_^) ~OJT授業研修~

2017年10月18日 | ブログ

先週の木曜日、12日のことです。

枚方市から、2つの小学校と1つの中学校の先生(校長先生も)がお見えになりました。

枚方市は大阪府の北の方に位置するので、宮原小学校まで2時間半以上かかるそうです

遠い所からわざわざ、宮原小学校の授業を見に来てくださったのです。

時間的なこともあり、本館の学年の授業だけ参観されました。

4時間目

1年生は国語「くじらぐも」

桜組

子どもたちの表情が豊かです

ここから運動場へ動作化をしに行きました

くじらぐも役と子ども役になって

くじらぐも役の子どもは夢の広場の上に立っています

「天までとどけ、一、二、三。」

さあ、いったん教室へ戻ろう

教室でもう一度、気持ちを考えます

ペア学習

この後、再び運動場で動作化したそうです。

授業の終わりに桜組に寄ると、「校長先生、みんなくじらぐもに乗れたよ」と報告してくれました。

ちなみに、1年桜組のくじらぐもは、綿でできていてきもちいい

このくじらぐも、子どもたちが2回目に運動場に出て「天までとどけ、一、二、三。」と動作化していたとき、支援の先生がすばやく黒板に貼ったとか

サプライズです

子どもたち、教室に戻ってきたとき、さぞかしびっくりしたことでしょう

鳩組

音読劇のしかたを考えています

これがすごい(下の写真)

1年生なのに、学習メニューやめあてを考えて書けるのです

きっといつも先生がしていたことをようく見ていたんでしょうね

休憩時間に書いたということです

「子どもができることは子どもにさせよう」という担任の判断が、子どもたちを育てます

2年生は算数

桜組

入ったら、ちょうど話し合いをしていました。

姿勢をそっと直してあげる女の子

子どもと子どもがつながっています

友達の様子をよく見てあげています

自然につながっている姿、いいですね

鳩組

確認テストが終わったところでした。

先生が答え合わせをしている間、選択学習

2年生でもここまでできるんですね

さあ、結果の発表です

27分の・・・

「先生、一の位から書いて」← 先生は結果をいつも十の位から書くからです

どうだろう ワクワクドキドキ

先生がいつものように十の位から書きました

「2・・・」

「どうか、27でありますように

「27です

「やったー

全員正解(27分の27)

先生も嬉しくて思わずポーズ

ちなみに、隣の桜組も全員100点だったとか

学年全員満点

問題し忘れや書き間違いもないってすごい

 

5時間目

5・6年生は算数

5桜、学習メニューをようく見ています

ノートに貼ってある単元メニュー

必要なことを書き込んでいますね

授業の初めからいい表情

6桜の自習

さすが6年生、態度が安定しています

いつものとおり、教科書を進める自習です

5鳩も自習

でも、学習メニューは、先生がいる5桜と同じ

自分たちで授業をつくっていくのです。

先生からのメッセージは、黒板の右の方に

先生が必要なところ、つまり先生が説明するところは、学習係が電子黒板を操作して理解を進めます。

先生がいなくても、いつもどおりの学び合い

初めは一人で解きます

みんな真剣

先生がいる5桜に負けたくないからです

自習でもいい結果を出したい!という思いでみんなの気持ちがつながっています

5桜のリーダー会

「どう、できてるみたい?」互いに確認

この後、急いで班に戻って確認するリーダーがいました。

そのリーダーが戻ってきて、学習メニューをみんなで確認して、確認テストの時刻を設定

学び合いのラストスパート

6桜

それぞれがすべきことをして進んでいってます

6鳩

ちょうどリーダー会をしていました

常に時計を見て見通しをもって行動

自習の5鳩で

6桜の先生「何を書いているの?」

「各班で話し合った大事なポイントです」

「すばらしい 先生のクラスでも言おうっと 真似させてね

6桜の先生がよいところを見つけてくれたので、また自尊感情がアップ

黒板に書きに行っている子と問題に向かっている子、それぞれが自分のすべきことをしています

「さあ、確認テストやで 

「がんばろう

ここで、係が前に出てきました。

みんなで、各班から出された大事なポイントを読みます。

その頃、6鳩では、学び合いがどんどん進んでいました

しばらくして・・・

5鳩は確認テストが終わったところ 

いつものように、互いの答えを確認

「主体的・対話的で深い学び」の時間

同じ答えかどうか確かめています

班全員、同じ答えだ

「えっ みんな間違えてる可能性あるけど・・・」と私が言っても意に介さず

やり切った感いっぱい

先生がいないから合っているかどうか分からないけど、一応やるだけのことはやったという充実感、達成感であふれていました

こちらは、5桜 

すでに確認テストを終え、選択学習に入っています

さあ、結果発表

5桜もいい表情

先生「自分が100点だと思う人?」

「ハーイ

ホント、表情がステキ

この自尊感情の高さがすばらしい

素直で前向きでこれからも成長を予感させます

で、桜組と鳩組の結果は・・・同点

両クラスともよくがんばりました

6年生の両クラスもモチベーション高く、集中して学び合いができていました。

すばらしい高学年の学びの様子

枚方市の学校の方々も、よい授業を見せていただいたと言ってくださり、喜んで帰られました。

こちらこそ、プラスの言葉をたくさんいただき、子ともたちが大きく成長する機会となりました。

ありがとうございました